中国地方は、東西約350km、面積31,900km2(全国比8.4%)の地域です。
 地形的には中国山地が東西に縦断し、急峻な地形の日本海沿岸と比較的緩やかな丘陵地の瀬戸内海沿岸地域からなり、平野は、河川の下流部に小規模に広がっています。
 総面積に占める可住地面積の比は26.1%で、全国平均の33.1%より少ない地域です。

中国地方の地理・地勢
注:可住地面積=総面積-森林面積-原野面積-河川・湖沼

中国地方各県の全面積と可住地面積比
各地方の全面積と可住地面積比
 
 中国地方の気候は比較的温暖な気候といえますが、地域によって日本海式気候と瀬戸内式気候の大きく2つに分けられます。
 年間降水量については、日本海沿岸から中国山地にかけての地域は、梅雨季と冬季に多い傾向があり、瀬戸内海地域は年間を通じて少ないといえます。
 反面、中国地方は台風の接近は少ないものの、梅雨前線による局部的な集中豪雨にみまわれる地域でもあります。

鳥取
岡山

資料:「理科年表」平成8年版

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