中国地方の人口は、1995年国勢調査では777万5千人(全国比6.2%)で、広島・岡山県では増加、鳥取県はほぼ横這い、島根・山口県では減少しています。
 日本の高齢率(65歳以上)は14.5%ですが、中国地方は各県ともこれを上まわっています。特に、島根県は21.7%と全国一高い高齢率となっています。

中国地方の人口増減率(%)(1990〜1995)
中国地方各県の
総人口と全国割合
都道府県名 総人口
(千人)
全国
(%)
広島県 2,882 2.3
岡山県 1,951 1.6
山口県 1,556 1.2
島根県 771 0.6
鳥取県 615 0.5
中国地方 7,775 6.2
資料:平成7年度国勢調査

人口の推移(1980〜1995)
65歳以上人口割合の推移
 
 中国地方の県内総生産の伸びは低く、平成4年以降はマイナス成長になっています。かつて7%経済といわれた中国地方の総生産の対全国シェアも、現在では、6%を下まわる状況になっています。
県内総生産の伸び率
及び全国シェアの推移


資料:県民経済計算年報平成10年版(経企庁)
 
 中国地方の総生産額に占める公共投資額の比率は10%前後となっており、全国平均値より高く、地域の経済が公共投資に対して大きく依存していると言えます。
総生産額に占める
公共投資額の比の推移


資料:県民経済計算年報平成10年版(経企庁)

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