政府の諮問機関である国土審議会は太平洋ベルト地帯中心の国土構造を転換し、新たに「北東国土軸」、「西日本国土軸」、「日本海国土軸」、「太平洋新国土軸」の4つの国土軸を目指す構想を打ち出しています。
「21世紀の国土のグランドデザイン−地域の自立の促進と美しい国土の創造−」より抜粋(平成10年3月31日閣議決定)
国土軸とは交通、情報通信インフラ等が整備され、人、物、情報の密度の高い交流が行われる地域のつながりを言います。

 中国地方の地域別整備の基本方向としては、適度に分散した都市が、相互に補完、連携し合う「多様な主体の参加と連携の下で、グローバルな交流を進める多軸、分散型発展の先導的地域」として発展することが期待され、国土整備の大きな役割を担っています。
地域から提唱されている主な地域連携軸構想
(1)山口、島根、鳥取
(2)島根、鳥取、岡山、香川、徳島
(3)島根、広島、愛媛、高知
(4)瀬戸内海地域
注:地域連携軸とは複数のつらなりからなる地域連携のまとまりを言います。

戻る