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なぜ、事業評価が必要なのですか? |
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近年、公共事業は、「無駄が多い」、「コストが高すぎる」、「一度始まったら、止まらない」など、公共事業の必要性、効率性、透明性について、様々な批判が寄せられており、公共事業に対する国民の不信感が高まっています。
このため、国土交通省では、事業の必要性や事業の費用と効果(便益)を分析することによって事業の有効性などを検証する事業評価を実施し、国民にとって真に必要な事業を効率的、効果的に推進しています。
また、事業評価は、透明性、客観性を確保するため、学識経験者等の第三者から構成させる委員会(事業評価監視委員会)が実施します。 |
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現在の事業評価の課題は? |
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現在の事業評価は、事業に必要な費用と貨幣価値に換算できる事業の効果(便益)を分析し、事業の効果(便益)が費用に見合っているかどうか判断し評価しています。
しかしながら、現在の評価手法では、全ての事業の効果や便益を貨幣換算することができるわけではなく、各地域の特性に応じた評価や、次のような課題を踏まえた総合的な評価の手法についても、今後検討する必要があると考えています。
【現在の事業評価の課題】
1.貨幣価値に換算することが困難である人の価値(生命、安全等)、環境への影響、地域活性化への貢献度などの評価
2.事業が遅れることによるコスト増あるいは期待される便益の減少などの損失評価(時間管理概念の導入)
3.人の価値観とか満足度を評価に反映するための客観的な評価指標の確立 |
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事業評価の結果は、どのように知ることができるのですか? |
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