平成15年度第1回『中国地方整備局事業評価監視委員会』資料の公表について
記者発表


別紙−2
 
平成15年度 第1回委員会の意見とりまとめ結果について
1.審議の経緯
 平成15年6月23日開催した平成15年度第1回中国地方整備局事業評価監視委員会において、次の事業について再評価の審議を行った。
 
◇道路事業
     ・国道2号:松永道路
・国道53号:岡山北バイパス
・国道54号:可部バイパス
・国道188号:柳井バイパス
 
◇河川事業
   ・斐伊川:斐伊川放水路事業
・斐伊川:大橋川改修事業
 
◇ダム事業
   ・尾原ダム建設事業
・志津見ダム建設事業
・殿ダム建設事業
2.審議の結果
      事業者から各事業の概要、再評価結果及び対応方針(案)について説明を受け、事業が適切に実施されているか審議を行い、次のとおり意見の取りまとめを行った。
 審議の結果、上記の9事業は適切に実施されており、資料における「今後の対応方針」のとおり事業を継続実施することは妥当と判断した。
 なお、それぞれの事業について以下のような意見を整備局に対し具申した。
 
◇道路事業
●個別の事業に対する意見
 中国地方整備局の対応方針(案)に対しては特になし。
●道路事業全般
・現在は、費用対効果便益を中心に事業評価を実施しているが、それ以外にも、例えば、通勤時間短縮による家庭での余暇の増加や沿道環境への影響など、お金に換算できない社会的な効果があるので、それらを評価項目に加えることも検討されたい。
・地方の事業においては、評価対象年数を長くすることも検討されたい。
 
◇河川及びダム事業
●個別の事業に対する意見
 中国地方整備局の対応方針(案)に対しては特になし。
●河川及びダム事業全般
・B/Cを算出するうえで、「施設の残存価値」が「治水事業に要する費用」の中でマイナスの費用として計算されているが、「治水事業の効果」にプラスする方法も考えられるので、どちらがよいか検討されたい。

 
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