平成15年度第3回『中国地方整備局事業評価監視委員会』資料の公表について
記者発表


  
平成15年度 第3回委員会の意見とりまとめ結果について
 
1.審議の経緯
 平成15年11月6日に開催した平成15年度第3回中国地方整備局事業評価監視委員会において、次の事業について再評価の審議を行った。
 
◇道路事業
     ・一般国道2号花岡拡幅
・一般国道2号下関拡幅
・一般国道29号津ノ井バイパス
・一般国道180号総社・一宮バイパス
 
◇河川事業
   ・旭川放水路
・江の川 大貫地区改修
 
2.審議の結果
      事業者から各事業の概要、再評価結果及び対応方針(案)について説明を受け、事業が適切に実施されているか審議を行い、次のとおり意見の取りまとめを行った。
 審議の結果、上記の6事業は適切に実施されており、資料における「今後の対応方針」のとおり事業を継続実施することは妥当と判断した。
 なお、それぞれの事業について以下のような意見を整備局に対し具申した。
 
◇道路事業
  ●個別の事業に対する意見
   中国地方整備局の対応方針(案)に対しては特になし。
 
  ●道路事業全般
 
費用便益分析については、事業全体に係る便益と残事業整備に係る便益により説明すること。
社会的条件等が原因で事業が長期化している場合は、事業進捗状況をわかりやすく説明すること。
過去に再評価の審議を受けた事業を再度審議する場合には、前回のB/Cの値を掲載し、比較できるようにしておくこと。
  
◇河川事業
  ●個別の事業に対する意見
   中国地方整備局の対応方針(案)に対しては特になし。
 
  ●河川事業全般
 
治水事業については、人の生命・財産を守るという目的があるので、費用対効果のみで評価すべきではないという考え方がある一方で、高齢化・人口減少の進む地域における新たな治水事業の進め方についての考え方を検討しておくことが必要。

 
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