別紙−1
平成17年度第3回中国地方整備局事業評価監視委員会の経緯及び結果
- 審議の経緯
平成17年12月6日に開催した平成17年度第3回中国地方整備局事業評価監視委員会において、次の事業について審議を行った。
◇道路事業
再評価対象事業 : |
一般国道2号 福山道路 |
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一般国道9号 米子道路 |
事後評価対象事業: |
一般国道2号 玉島バイパス |
◇河川事業
再評価対象事業: |
小瀬川水系直轄総合水系環境整備事業 |
◇港湾空港事業
再評価対象事業: |
水島港玉島地区 航路整備事業 |
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三田尻中関港築地地区 防波堤整備事業 |
◇営繕事業
事後評価対象事業: |
第六管区海上保安本部
徳山海上保安部 |
- 審議の結果
事業者から各事業の概要、評価結果及び対応方針(案)について説明を受け、事業が適切に実施されているか審議を行い、次のとおり意見の取りまとめを行った。
審議の結果、再評価対象の5事業は適切に実施されており、事業継続とすることが妥当と判断した。
ただし、道路事業の福山道路については、下記の附帯意見を附すこととする。
- 【附帯意見】
- ・最新のデータを踏まえた環境予測結果等について、地域の方々に対して十分な説明に努めること。
また、事後評価対象の2事業は、事業の効果が発現しており、今後の事後評価と改善措置は必要ないと判断した。
なお、審議過程において、以下の議論があった。
●事業評価対象事業
- □中国地方整備局事業全般
- ・特になし。
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◇道路事業
- ○福山道路
- 福山道路だけでは、効果が限られており、福山沼隈道路と一体的な整備を図ること。
- ○米子道路
- 当該地域の山陰道は、有料、無料区間が混在している状況であり、案内看板、道路標識等について利用者に対して分かりやすいよう改善に努めること。
- 完成3車線での検討も意味がある。
- ○玉島バイパス
- バイパス部の交通量も増大しており、前後区間の整備状況を勘案しつつ
4車線化についての検討が必要。
◇河川事業
- ○小瀬川水系直轄総合水系環境整備事業
- 環境整備事業全般論として、便益計算について、CVM法以外の方法についても検討してみることも必要。
- 治水事業と環境事業のバランスも重要。
◇港湾空港事業- ○水島港玉島地区航路整備事業
- 海運全般として陸送から海運のモーダルシフトは、環境負荷低減の観点からも努めていくこと。
- ○三田尻中関港築地地区防波堤整備事業
◇営繕事業- ○第六管区海上保安本部 徳山海上保安部
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