*1 道路交通センサス |
正式名称「全国道路交通情勢調査」のほかに、調査対象等にわかりやすく親しみやすい名称を用いてPRをすることにより、調査の円滑な実施を図る目的で、通称名として「道路交通センサス」を用いています。
センサス(CENSUS) |
*2 道路状況調査 |
道路の幅員、車種数、歩道・自転車道・中央分離帯の設置状況など整備状況を調査。
63年度からは、新たに交通事故件数についても調査。
調査は、既存資料、実測などの方法で行っています。 |
*3 交通量調査 |
道路のある地点を一定時間内(通常12時間又は24時間)に通過する交通量を調査。
調査は、時間別、上下線ごと、大型車、小型車等の車種別ごとに計測。
・12時間交通量・・・ |
7:00〜19:00の交通量 |
・24時間交通量・・・ |
主要地点は24時間実測。その他の地点は12時間交通量に昼夜率を乗じて推計。 |
・昼夜率・・・ |
12時間交通量に対する24時間交通量の割合。 |
7:00〜翌朝7:00昼夜率= |
24時間交通量 |
|
12時間交通量 |
|
|
*4 旅行速度 |
旅行速度とは(移動)に要した時間で、信号待ちや交通渋滞による停止を含む。
道路の一定区間距離を旅行時間で除した値である旅行速度を調査。調査時間帯は、上下線いずれかで平日は朝夕のラッシュ時で最も混雑している時間帯、休日は1日の中で最も混雑している時間帯に設定を行っています。 |
*5 自動車起終点調査 |
自動車がある1つの目的で移動するときの、どこからどこへ行くかについての出発地(起点Origin)、目的地(Destination)を調査する。
調査方法としては、自動車所有者を訪問して聞き取り調査する方法(オーナーインタビュー調査)と、高速道路の料金所などで聞き取り調査を行う方法(路側OD調査)があります。 |
*6 一般交通量調査 |
交通量調査と交通量に密接な関係のある道路状況調査、旅行速度調査に合わせて一般交通量調査と呼んでいきます。 |
*7 駐車調査 |
人口20万人以上の都市と県庁所在地等を対象に、駐車場名称、所在地、管理者、付帯施設状況、駐車場形態、料金、運用方法及び駐車可能台数を調査。
調査対象となる施設は、駐車区画が明確に仕切られている駐車場で、その駐車可能台数が5台以上としています。 |
*8 走行台キロ |
交通量(台)と距離(キロ)を乗じたものです。
一般交通量調査では、調査単位区間延長にその区間を代表する地点の交通量を乗じて算出し、平均交通量の計算などに用いられています。
単位は、台キロ/12時間などで表します。 |
*9 平均交通量 |
走行台キロを延長で除したものです。
平均交通量= |
(交通量×区画長)の合計 |
|
区画長の合計 |
|
*10 DID |
人口集中地区(densely inhabited district)
人口集中地区の設定基準は、人口密度が1Km2につき、4,000人以上の国勢調査区が市区町村内でお互いに隣接し、その人口の合計が5,000人以上となる地域を構成する場合の国勢調査区の集まりを示します。 |
*11 平休比 |
平日交通量に対する休日交通量の比較
休日交通量が平日交通量を上回る場合は、平休比1.0以上となります。
|
*12 OD調査 |
車の移動に関する起点(Origin)及び終点(Destination)の調査のことで、起終点調査ともいわれます。 |
*13 トリップ |
出発地から到着地へ移動することをいいます。家から直接お店へ行くと1トリップ、家から郵便局に行って、さらにお店へ行くと2トリップになります。 |
*14 改良済み区間 |
改良時の道路構造令に基づいて改良が行われた区間です。道路構造令とは、安全かつ円滑な交通が確保できるように、道路の構造の一般的な技術的基準を示したものです。
改良率= |
改良済み区間延長 |
×100 |
|
道路区間延長 |
|
*15 発生集中交通量 |
出発する交通と到着する交通を合わせた量のことです。1トリップは2発生集中交通量に相当します。 |
*16 路線 |
調査単位区間番号 |
:路線を調査単位区間に分割し、それぞれの区間に付した番号調査単位区間番号には、国の管理道路、県・市の管理道路、有料道路及び県単独の調査を含めて、都道府県、支庁又は指定市ごとに4桁又は7桁の一連の番号を付したものです。 |
路線名 |
:政令、告示等による正式な路線名 |
|
*17 自転車通行可能延長 |
歩道設置区間延長のうち自転車通行可能となっている区間延長 |
*18 自転車通行帯延長 |
自転車通行可能な歩道設置区間延長のうち歩行者から区画線等で分離された自転車通行帯を持つ歩道の区間延長 |