道の駅「頓原」は、島根県飯石郡飯南町に位置する国道54号沿いにあります。飯南町は、平成17年1月1日に頓原町と赤来町が合併して誕生した町です。中国山地の脊梁部にあるため、冬は雪深いところです。 国道54号は山陰地方と山陽地方を結ぶ主要幹線道路であり、当駅はその休憩の場として活躍しています。島根県側の国道54号沿線には他にも道の駅が3駅あり、飯南町に隣接する奥出雲町の1駅を加えた計5駅で雲南地域の「道の駅連絡会」をつくっています。独自にスタンプラリーを行うなど、道の駅同士が協力して盛り上げていこうとしています。 道の駅「頓原」は、レストラン、売店、産直市場に加え、広い研修室や宿泊施設も備えています。さらに、平成17年7月に「情報交流館」がオープンし、より一層便利になりました。 |
○尾道松江線三刀屋木次ICから |
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山の稜線の様な屋根をした「情報交流館」。レストラン・宿泊施設棟と農産物販売棟の間に建ち、これらをアーケードで結んでいます。 情報コーナーと喫茶コーナー、トイレで構成されており、情報コーナーとトイレは24時間の利用が可能です。夏は冷房、冬は暖房が利いているので、ツーリングをする方や、近くのスキー場に行く方により、一日中利用があるそうです。 |
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2台のタッチパネルでは、島根県東部の道路情報(雨量・積雪・路面の気温・規制・道路映像など)や、周辺市町村のHPを見ることができます。真ん中の画面ではテレビが見られます。 | パンフレット類も豊富にあります。県内の観光施設や旬のイベント案内のほか、広島方面のパンフレットもあります。 |
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頓原酪農組合直営店「もんこちゃんのお店」。飯南町産の牛乳や手作りアイス、コーヒーなどのメニューがあります。一番人気のアイスは「バニラアイス」。その他に、飯南町産のものを使ったリンゴアイス、ブルーベリーアイスや、めずらしいソバアイスなどもあります。 |
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![]() 研修室 |
![]() 宿泊 |
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宴会・式典・セミナー・会議など、10〜100名まで用途に合わせて利用できる研修室とホールが和洋5室あります。町主催の大規模な会議や、地元の方達の同窓会や宴会などに利用されています。音響等、必要な設備はそろっています。 |
和室と洋室の宿泊施設があります。付近の山への登山やスキーに行くのに便利です。 毎週木曜にはスポーツトレーナーによるマッサージがあり、地元の中高生やママさんバレーの方などが利用されるそうです。 |
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フロント横にはコピー機があります。移動途中のビジネスマンが利用されるそうです。FAXもあるので、利用の際はフロントに声をかけてください。 | 平日の昼時にはビジネスマンで賑わいます。メニューもお得でボリューム満点なビジネスマン向きが中心。人気は日替り定食と頓原産の野菜などを使った100円サラダバー。料理は手作りにこだわっています。 |
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レストラン横にある特産品売り場。味噌や漬物、そばなど飯南町や周辺地域の特産品が並びます。情報交流館ができてから、観光バスの立ち寄りが増え、お土産を買う人の姿が増えたそうです。 | 頓原や周辺の地域から持ち込まれる地元産新鮮野菜や加工品、木工品などがたくさん並びます。店内には出荷している生産者の顔写真が貼ってあり、安心感を添えています。これからの季節は山菜が登場するそうです。 |
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駅舎側の駐車場 |
国道54号を挟んだ向かい側の駐車場 |
トイレの前にある身障者用駐車場 |
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交流館から軒続きのトイレ。手入れも行き届き、広くてキレイ。 | 道路向かいの駐車場にあるトイレ。 カブトムシの形をしています。 |
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厳選された米と国産大豆でつくられ、塩分控えめで無添加のみそ。生きたままの酵母がたくさん含まれています。 | ニンジン、キュウリ、大根、ナス、シソの穂などいろんな野菜が入ったとんばら漬。ごはんやカレーのお供にマッチ! |
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ヤマメの刺身が付いた「やまなみ御膳」。ヤマメは大万木山麓で養殖されたもので臭みがありません。注文すると店内のいけすからすくって、調理してくれます。只今、ヤマメを使った新メニューを試作中だそうです。 | レストランで人気の100円サラダバー用のドレッシングは、購入もできます。わさび、頓原みそ、ごま、マヨネーズ、オニオンキャロットの5種類。すべて手作りです。 |
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琴引山から注ぐ清流を使った、売れ筋の出雲そばです。 | 地元の人も飲んでいる飯南町産ヤーコン茶。無農薬栽培で安心です。 | 原木しいたけ・なめこだけ。秋〜来春頃収穫できますよ。 |
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日替り定食がオススメです 松江から帰る途中にお昼を食べに立ち寄りました。いつもここで日替わり定食を頼みます。情報コーナーでテレビも見られるので休憩するのにはもってこいです。アイスを食べながら情報コーナーで休憩するのがいつものパターンですね。 |
道の駅頓原は中国山地に囲まれ、登山客の利用も多くあります。 雪も融け、春が芽吹く奥出雲の山に登ってみませんか? |
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「出雲国風土記」には、「因幡の白兎」の物語で有名な大国主命(オオクニヌシノミコト)がこの山の岩屋で琴を弾きながら国づくりをしたと記されており、山の名称はその古事にちなんでいます。山頂(1014m)のすぐ下にある琴弾山神社は二つの大きな岩の間にあり、大国主命が祭られています。 登山道には十畳岩・弦の清水・大神岩などの名所もあり、登山しながら悠久の歴史をうかがい知ることができます。40〜50分程度で山頂に着くので、女性や子供でも比較的登りやすい山です。山頂からは360度のパノラマが広がり、晴れた日は日本海に浮かぶ隠岐の島が見えます。 |
琴引山と同様に「出雲国風土記」にその名前が載っており、広島県庄原市高野町との県境にある標高1218mの山です。 山頂への登山道は、渓流に沿って頂上を目指す比較的ゆるやかな「滝見コース」、山頂までの距離が最短で一番急峻な「権現コース」、樹齢100年を超える落葉広葉樹の中を歩く美しい「渓谷コース」の3つがあります。山頂付近には、県内でも数少ないブナの原生林(日本の南限地)や貴重な動植物が生息しています。山頂は大きな広場になっていますが、展望はあまりありません。自然観察登山の講座なども定期的に開かれています。 |
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日帰り入浴、宿泊ができる「琴引ビレッジ山荘」と、ログハウスのあるキャンプ場、屋内ゲートボール場、グラウンドゴルフ場を備えた総合施設です。岩風呂・サウナもある温泉は、イオン化作用の強いとされる光明石を泉源体とした単純温泉で、水風呂には琴引山の地下水を使用しています。琴引山の登山口や琴引フォレストパークスキー場に近いので、奥出雲の自然を満喫する拠点としても便利です。 (道の駅から車で約10分) |
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志津見ダム用地として取得した事業用地を適切に維持管理するために出来た広大な花畑です。6月にはポピー、10月にはコスモスが鮮やかに咲き誇り、それぞれの開花時期には「ポピー祭」「コスモス祭」が開催されています。写真撮影会や特産品販売など盛りだくさんのイベントで、毎年多くの人々で賑わいます。一面赤やピンクで埋めつくされた中を散歩してみませんか?(道の駅から車で約30分) |
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日本で初めてICS(アイスクラッシュシステム)を導入したスキー場として有名で、安定したゲレンデコンディションで楽しめます。バラエティ豊かな7つのコースと3基のリフトが設置されています。キッズパークやそり専用ゲレンデなど家族連れにもおすすめのスキー場で、趣向を凝らした様々な楽しいイベントが開催されます。 2005年シーズンは12月11日〜2006年3月5日まで営業しました。来シーズンもお楽しみに。 (道の駅から車で約10分) |
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国土交通省頓原維持出張所から国道54号を挟んだ反対側の高台に鎮座している、日本三大八幡宮の一つ石清水八幡宮の別宮です。
毎年11月には、古代の穀霊信仰の姿を現在に伝える神事として、島根県無形民俗文化財に指定されている「頭屋祭行事」が行われ、灘子(はやしこ)と呼ばれる田楽が町を練り歩きます。境内には樹齢千年を越える大杉があり、歴史を今に伝えています。 (道の駅から車で約5分) |