道の駅匹見峡

 道の駅「匹見峡」は、広島県境にほど近い、島根県益田市匹見町道川の国道191号沿いにあります。駅舎の裏には、ヤマメ釣りが楽しめる匹見川が流れ、上流には秘境といわれる匹見峡があり、豊かな自然を感じさせてくれる所です。
 以前から「出合いの里みちかわ」が、同場所で地域の特産品販売などを行なっていましたが、案内所やトイレなどを整備し、高速バスの停留所も移設し、このたび「道の駅匹見峡」として4月1日に新規スタートしました。
  
 
 
“近所の商店”の様なほのぼのとした雰囲気の特産品販売所。元は酒屋から始まったそうで、店内には名残の看板があります。匹見町の特産加工品や日常使用する調味料やおやつ、お酒などが並びます。もう少しすると、町内の方々が栽培された露地物の新鮮野菜が登場するそうです。   こだわりのラーメン屋さんです。店名と同じ醤油ラーメン「しおからとんぼ」の他に一風変わったニンニクトマト風味のラーメン「赤とんぼ」があります。お水は近くの山の湧き水を使用しており、くせが無くまろやかでおいしい。(火・水曜休み)
 

新設されたタッチ式情報端末。規制などの道路情報、気象情報、観光情報や近隣の医療機関も調べることができます。ファックスもあります。

 
 
 
新しく出来たトイレ(左)と、広島駅と益田駅を結ぶバスの待合室(右)。木の香りが漂います。  
その向かいにある駐車場
 
パッケージに製造者の似顔絵が入った「ばあちゃんどうふ」。地元主婦が駅舎内の加工場で作っている人気商品です。 とちの花やレンゲなど、町内に咲く花の蜜が詰まった純粋なハチミツ。 清流・匹見川で採れたワサビの加工品。
 
 
石見神楽の民芸品。匹見町も石見神楽が盛んです。   しおからとんぼの限定チャーシュー丼。炭火で燻したチャーシューは道川のハチミツが使用されています。

レジャー 匹見峡温泉やすらぎの湯  
春は桜や山菜を楽しめ、夏にはアウトドア、秋の紅葉、冬のスキーと、一年中楽しめる温泉施設として好評です。ツルツルになる美人湯、さっぱりしたラドン泉、本格的な漢方薬湯と3つのお湯で、リラックスしに出かけてみてはいかがでしょうか?近くには野外体験リゾート匹見峡レストパークもあり、家族連れにも大満足のスポットです。宿泊・宴会や日帰り入浴も可能です。
 
レジャー 匹見ウッドパーク
高校の匹見分校跡地を活用した施設で、匹見峡温泉の隣にある公民館です。
世界のパズルのコレクション展示や実際にパズルで遊べるコーナー、世界最難関パズルと言われる「ビルの66本組木」を見ることができます。他にも図書コーナーや、匹見の縄文時代及び弥生時代などの遺跡、木材を益田まで運搬した索道、森で暮らす動物たちのハクセイ、木の器などの展示と解説のコーナーがあり、学習の場として活用されています。
 
レジャー 旧割元庄屋 美濃地屋敷
尼子氏、益田氏に仕えていた美濃地氏は、数村を管理していた割元庄屋(大庄屋)を勤めていました。旧匹見町が屋敷を十九代当主から譲り受け、益田市が総事業費約二億円で復元・新設した施設で、2005年4月にリニューアルオープンしました。
母屋や米倉・民俗資料館で構成され、衣類・民具等から当時の人々の生活をうかがい知る事ができます。
 
レジャー 匹見峡(表・裏・奥)

匹見川流域、虫ヶ谷の魚飛からキャンプ場に至るまでの全長4kmの渓谷が表匹見峡です。亀ヶ淵、粋の淵、屏風ヶ淵、小沙夜という名の娘の悲恋伝説が残る小沙夜淵、などの数々の見どころを手軽に楽しめます。
 
表匹見峡に比べて、切り立った断崖や渓流のうねりが続く裏匹見峡は、男性的な景観が特徴的です。裏匹見峡随一の景観・鈴ヶ嶽までの4kmは自然探勝歩道になっていて、青の淵、平田淵、流石の瀬などの奇観が展開し、裏匹見峡の美しさを堪能できる絶好のハイキングコースとして親しまれています。
 
表匹見峡をさらに遡ったところに奥匹見峡があります。天然記念物シャクナゲの群生やコケの群落なども見られ、高さ15mの2段滝とシャクナゲの名所「大竜頭」が有名で、道川から2kmの三の谷一帯に広がる峡谷です。
 

【道の駅匹見峡】

島根県益田市匹見町道川
TEL/0856-58-0818
●中国縦貫自動車道戸河内ICから国道191号を益田市方面へ約45分
●益田市方面から国道191号を約40分