ことばの解説
    カープール、バンプール

相乗りの形態で乗用車による相乗りをカープール、バンによる相乗り(相乗り人数が多い場合)をバンプールという。
    環状道路

都市の一部又は全部を囲み、都心に用のない交通を迂回させたり、都心部へのアクセスを効率化させることを目的とする道路。
    キス&ライド

鉄道を利用する場合に、駅まで自家用車で送迎してもらう方法。
    共同集配

貨物車の積載効率を高め、効率化を図るために、個別に行われていた物資の集配を共同集配センターで行ったり、共同集配用のトラックが各店舗の集配を行う仕組み。
    交通需要マネジメント(TDM = Transportation Demand Management)

車の利用者の交通行動の変更を促すことにより、都市又は地域レベルの交通渋滞を緩和する手法の体系。
    交通マネジメント協会

TDMをはじめとする都市圏の交通円滑化を推進するために道路利用者等が結成する組織。
(交通マネジメント協会 = TMA:Transportation Management Association)
    交通容量

ある道路がどれだけの自動車を一定の時間内に通し得るかという、その道路が構造上有している能力。
    トランジットモール

一般の自動車交通を排除して、バス・路面電車などを配して、歩行者の安全と交通手段の双方を確保したもの。
    パーク&(バス)ライド

都市の外縁部において、1人乗り車から鉄道、バス等の大量公共輸送機関へ乗り換える手法。
    バイパス

市街地内における交通渋滞解消のため市街地中心部を避け、外周部に迂回させることを目的とする道路。
    ペデストリアンデッキ

駅前広場等において、道路上空に設置した歩行者専用の通路。
    ボトルネック

道路網又は道路の一部区間において、交通容量が前後の区間に比べ小さいため、そこを流れる交通の妨げとなっている地点又は区間。
    マルチモーダル施策

複数の交通機関の連携による交通施策を推進し、利便性を向上することにより、都市全体の交通を円滑にする手法。
    (輸送)分担率

全交通機関による旅客又は貨物の輸送量に占める各交通機関の輸送量の割合。
    リバーシブルレーン

渋滞している方向の交通容量の拡大を図るために、時間帯等に応じて走行方向が変わる車線。
    連続立体交差事業

鉄道の高架化又は地下化により複数の幹線道路と鉄道との立体交差を行い、多数の踏切を一挙に除去し、踏切事故の解消、道路交通の円滑化、市街地の一体的発展を図るもの。
    ロードプライシング

渋滞地域や渋滞時間帯の道路利用に対して、課金により大量公共輸送機関の利用促進や時間の平準化を図るTDM手法。
    ロジスティクスセンター

貨物車の積み替え基地としての機能を有する広域物流拠点。
    HOVレーン

多乗員車優先レーン  (HOV = High−Occupancy Vehicle)