さる11月24日、岡山県新見市で、社団法人日本下水道光ファイバー技術協会が主催し、新見市及び国土交通省都市・地域整備局下水道部が共催する「Look新見−下水道光ファイバーが創るまちづくり」が開催されました。

当日は、600人もの方が参加されました。住民の方の姿も多く見受けられました。下水道に対する関心の高さが現れていると思われます。

もはや、下水道は、単なる汚水処理施設ではなく、環境、リサイクル、新エネルギー等各分野へ応用されていますが、ITへの活用までも図られており、とてもビックリしたというのが正直な感想です。

さらに、新見市におかれては、誰も見向きもしなかったころ、下水道光ファイバーに目を付け、大手企業の工場が撤退する地域に、浄化センターを建設され、IT化をされました。

当初、迷惑施設と住民の方に良い顔をされていなかったのが、今では感謝されているとのことです。

IT対応の分譲地や、マンションも建設され、ショッピングセンター、公園も整備され、とても元気な地域になっておりました。

ITを活用したビジネスも展開され、遠隔医療の紹介で、それまで無表情だった高齢者の方に、笑顔が見られるようになったとの報告がありましたが、とても感動的でした。

当日は、基調講演、シンポジウムと有意義な内容が盛りだくさんでしたが、後日、まとめられることとなっております。
掲載されましたら、またご報告します。

【建政部長　永井（内線6111）】