【4】まちづくり交付金『海峡パノラマ地区』について■■■

はじめまして、下関市都市整備部長の高橋です。

『海峡パノラマ地区』は、関門海峡を活かして、下関市として力を入れている観光客の増加を事業の大きな目標の一つとして実施しています。

具体的な事業としては、関門海峡を見下ろす火の山公園整備や下関駅ペデストリアンデッキの景観整備などありますが、今回は、今年の夏から秋にかけて自主事業として実施した社会実験について紹介します。

○オープンカフェ(みもすそ川公園)
関門橋の真下、目の前に壇ノ浦がある「みもすそ川公園」で四阿(あずまや)を活用して行いました。利用客の皆様には大変好評で今後いろいろな所で本格実施して欲しいとの意見もありましたが、採算性の面からは厳しい結果となっております。

○火の山ロープウェイ再開実験
運営状況が悪く、しばらく休止していた火の山ロープウェイを期間限定で再開し、今後の存廃の方向性を探るものです。久々の再開ということもあり、多くの方に利用いただきました。今後も実験をしながら、事業化が可能かどうかの検討が必要と考えてます。

○レンタサイクル(まちづくり交付金外、市の単独予算)
同じ時期に、関門海峡の対岸の北九州市門司港でNPOが実施しているレンタルサイクルを、下関側でも実験的に設置してもらって、観光客の方の回遊性を高めるとともに、上記の2つの施策との相乗効果を狙い、実施しました。
こちらも利用者に好評で、今後具体的な事業化にむけて検討していきたいと思っています。

まちづくり交付金は、自治体独自の施策が実施できるのが魅力です。
今後も、いろいろな形で、交付金を活用していきたいと考えています。

【下関市都市整備部長 高橋(0832-31-1111)】
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