『まちづくり三法』とは、ご承知のとおり、都市計画法、中心市街地活性化法（略称）及び大規模小売店舗立地法を総称してのものですが、これに関連する改正法案が、本国会に提出されています。

今回の法案は、正確には、『都市の秩序ある整備を図るための都市計画法等の一部を改正する法律案』及び『中心市街地における市街地の整備改善及び商業等の活性化の一体的推進に関する法律の一部を改正する等の法律案』という二つの法案として整理され、各々の法案の“等”の部分に、その他の法律の改正が含まれており、その数たるや、建築基準法、駐車場法、都市緑地法...等々と３法どころではない数となっています。

『景観緑三法』の時もそうでしたが、『△◇三法』という表現を、よく目にします。
ちなみに、インターネットを検索すると、数々の『△◇三法』が出てきますが、『△◇四法』や『△◇五法』は少ないようです。

他にも『御三家』、『３ｋ』、『３高』、『三ない運動』等々、“三つで１セット”というような表現があふれています。

なぜ、“二”とか“四”とか“五”ではないのでしょうか!?
“三”という数字に秘められた何かがあるのでしょうか!?

不思議といえば不思議です。今後、機会があれば調べてみたいと、この編集後記を書きながら思ってしまいました。

【計画・建設産業課 計画調整第一係長 三家本（内線6131）】
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と書いていたら、発行直前に当部のボスである永井建政部長が「チョット待った!!」と乱入してきました。

＜乱入!!!＞
以下、永井建政部長の談です。
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“３”という数字は、完成とか調和された状態といわれています。
キリスト教を始め“３”は聖なる数字といわれています。

三位一体が表すように『３つで一つ』、『３は完全無欠』という考えがあります。

他をみましても、インド・ヒンドゥーでは、ブラフマー、ヴィシュヌ、シヴァの三神は
トリムールティ(聖なる)と呼ばれ、創造、破壊、維持、すなわち宇宙の始まりから
終わり、再生という全てを表しています。

エジプトでは、ホルス(朝)、ラー(昼)、アトゥム(日没)という太陽３相の神がいますし、ギリシャ・ローマは「３」つの世界、「三」叉の稲妻を持つゼウスの司る天界、「三」叉の鉾を持つポセイドンの司る海、「３」つの頭を持つ犬を率いるハデスの
司る冥界などなど...

我が国にも「“３”人寄れば文殊の知恵」といいますし、中国地方には毛利元就の
「“３”矢の訓」があります。

「国民・住民」、「民間セクター」、「公的セクター・行政」が連携して、行政にあっては、「市町村」、「県」、「国」が手に手をとりあって、まちづくり、住まいづくりを進め、中国地方がワクワク、楽しく、笑顔が似合うところになればと念じております。

【建政部長　永井（内線6111）】

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