【2】「倉敷市交通バリアフリー基本構想」の策定■■■

はじめまして。倉敷市建設局都市計画部の佐藤と申します。よろしくお願いいたします。
さっそくですが、倉敷市では、交通バリアフリー法に基づき、今年3月、「倉敷市交通バリアフリー基本構想」を策定いたしました。

現在、本市では、「ひと、輝くまち 倉敷。」をコンセプトに、「国際文化都市」、「拠点都市」、「福祉文化都市」の3つの都市像を掲げて、市民が豊かさを実感でき、安全、安心で活力あふれるまちづくりの実現を目指しています。このため基本構想でも、『「ひと、輝くまち倉敷。」の理念に基づき、高齢者、身体障害者等だれもが安全、快適に移動し、活動できる美しいまちを目指す。』ことを基本理念として、基本方針や特定事業計画を定めました。

この基本構想は、平成16年度末から実質1年間、学識経験者、高齢者・身体障害者、市民団体、各事業者、行政等による委員会を4回開催し、身体障害者等をはじめ一般市民の方々など、多くご参加いただき、まち歩き点検、ワークショップも3地区で計6回実施しました。
策定に当たり、当初、事業者側の財政的な問題等もあり、市民等からのバリアフリー化要望と事業者等との認識の違いなど、調整の難しさを感じましたが、何度もワークショップを実施し、委員会を重ねることで要望者と事業者の理解が図られ、バリアフリー化要望箇所の集約や事業の広がり(ソフト面も含む。)を見ることができました。

その結果、本市の顔である倉敷駅ホームや新幹線停車駅の新倉敷駅自由通路エレベーターも国庫補助で設置することが可能となり、また、さらなるバリアフリー化推進とフォローアップのため、今年度、新たにバリアフリー推進協議会(仮称)を設置することになりました。

基本構想の詳しい内容は、倉敷市建設局都市計画部交通政策課ホームページに掲載していますので、是非、ご覧ください。

[交通政策課ホームページ]
http://www.city.kurashiki.okayama.jp/koutsu/bariafree1.html

また、概要パンフレットもございますので、その他、内容等のお問合せなどは、交通政策課にご連絡ください。

問合せ先:倉敷市都市計画部交通政策課 086-426-3545

【倉敷市都市計画部 参事 佐藤秀一】
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