【14】広域地方計画の策定作業が動き出します(7/7) ■■■

7月4日付けで閣議決定された国土形成計画に係る広域地方計画の圏域を定める政令が7月7日から施行されます。

ご存じのように、国土形成計画はこれまでの全国総合開発計画、地方開発計画に代わる新たな国土利用の基本計画になるもので、現在、国土審議会において全国計画の策定が進められており、この全国計画と対になるものとして、今回決定された圏域ごとに広域地方計画を策定することになります。

今回の政令では、中国地方5県を一つの中国圏とすることとされましたが、瀬戸内海の取り扱い等、四国圏との連携を必要とする重要案件が考えられることから、中国四国合同協議会を開くことも併せて求められています。

いずれにしろ、今回圏域が決定したことにより、いよいよ広域地方計画の策定に向けて各地方において具体的に動きはじめます。

広域地方計画の策定には、国、都道府県、市町村をはじめとする全ての圏域関係者が共同して計画を策定することとなりますので、みなさまのお考えを十分に反映した計画とするためにも、これからの計画策定作業には、協議会メンバーに規定されている各県、政令市はもとより、中国圏内の各市町村のみなさまの積極的なご参加が不可欠となりますので、よろしくお願いいたします。

【計画・建設産業課長 野原(内線6121)】 
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