【13】浸水対策、地震対策の緊急事業に着手■■■
〜災害に苦しんだ都市が、緊急事業の認定第1号に〜

下水道は、「安全」「環境」「暮らし」に係る多様な役割を有する、基盤的な社会資本であり、中でも浸水対策や地震対策をはじめとする「安全」の観点は極めて重要です。
集中豪雨による浸水時には、経済的な打撃のみならず、人命にも関わる重大な被害に繋がる恐れがあります。
また、大規模地震時に下水道施設が被災した場合、処理場の機能停止による未処理下水の流出や、トイレの使用不能、道路陥没による道路交通障害など、重大な被害が発生する恐れがあります。

国土交通省都市・地域整備局下水道部では、緊急かつ効率的に被害の軽減、最小化を図るため、平成18年度に、「下水道総合浸水対策緊急事業」と「下水道地震対 策緊急整備事業」を創設しました。
この度、上記の事業制度に基づく第1号計画として、平成16年の福井豪雨により被害を受けた福井市において、下水道総合浸水対策緊急計画を、平成7年の阪神・淡路大 震災により被害を受けた神戸市において、下水道地震対策緊急整備計画を全国初として策定しました。

http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha06/04/040810_.html

【都市・住宅整備課 森山(内線6163)】
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