【3】全国都市緑化おかやまフェアの開催にむけて■■■
 
岡山県では、平成21年春の第26回全国都市緑化おかやまフェアの開催に向け準備を進めています。

この緑化フェアは、都市計画中央審議会の答申を受け、建設省(当時)が提唱し、昭和58年度より毎年開催されており、昨年度は福岡市、今年度は大阪市で行われています。

平成17年度から基本構想の策定に取りかかり、年度末に基本構想(案)を取りまとめました。平成18年5月末には、有識者等による懇談会を開催し、様々な意見を頂きこの基本構想(案)を成案として、6月下旬、国土交通大臣に開催協議を行いました。    
7月上旬には、国土交通大臣の開催同意を頂き、現在、基本計画を策定中であります。

おかやまフェア基本構想の概要について、紹介させて頂きます。

(基本構想)

1 趣 旨
都市緑化の普及や啓発を通じて緑豊かな潤いのあるまちづくりの推進を目的とします。

2 主催者
岡山県、岡山市、(財)都市緑化基金
*後援、協賛事業者として政府関係機関、地方公共団体、民間団体、一般企業等の幅広い参加を求めます。

3 開催時期
平成21年春の60日間程度とします。(具体的な期間については、現在策定中の基本計画の中で明確にします)

4 会 場
メイン会場:岡山市西大寺地区・・・JR岡山駅より直線距離で東へ約10km(約8.0ha)(JR赤穂線、路線バス利用等)
サブ会場 :岡山城、後楽園等・・・JR岡山駅より直線距離で東へ約1.5km(約12.0ha)(路面電車、路線バス、徒歩等)

*その他として、市町村、団体等が主体的に取り組む協賛会場を設け、全県的な展開を図ります。

5 開催理念 
県民、市民による協働のもと暮らしの中の緑を再発見し、花と緑を通した交流を深めることにより、緑の大切さを知り、楽しみ、育てる気運を醸成し、「ひとと自然の共生」するフェアとしての展開を図ります。

また、おかやまの自然、ひと、ものの交流をはじめとする、おかやまらしさあふれる様々な取り組みを、「花・緑・ひと 咲いて魅せます 夢おかやま 〜晴れの国からの贈りもの〜」と題して全国に発信します。

6 開催方針
開催理念の実現を目指し、フェア展開の開催方針を次のとおりとします。
(1)潤いあふれるまちづくり
(2)環境にやさしい暮らし
(3)学びと遊びのにわづくり
(4)おかやまの魅力発信
(5)協働の舞台づくり

7 開催内容
(1)花や緑に関するテーマごとの自然とのふれあい体験
(2)緑化事例、花壇、庭園等の展示による緑化啓発
(3)緑と憩える広場の設置、各種花緑等に関する催事の開催
(4)県民との協働による各地での協賛事業の展開

8 目標入場者数
約80万人

なお、今までの例では、この開催期間中には秋篠宮殿下、同妃殿下のご臨席を頂き全国都市緑化祭が一日開催され、フェア会場で記念植樹が行われています。

平成18年度からは、県都市計画課公園緑地班の中に新たにフェア担当として、班長以下6名(うち2名は岡山市からの派遣)で開催準備を進めています。

平成19年度は、大幅に人員を増員して、実施計画の策定等、諸準備に取り組んでいく予定です。

この11月中旬からは、フェアを県内外にPRし、開催気運の醸成を図るために、誰もがおかやまフェアをイメージ出来るような親しみやすい「愛称」及び「シンボルマーク」の募集を行います。

来場者に夢と感動をあたえるフェアにしたいと考えています。
平成21年春には、是非、「第26回全国都市緑化おかやまフェア」にご家族でお越し下さい。お待ちしています。

【岡山県都市計画課長 向原健一】
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