【12】編集後記(中心市街地活性化シンポジウム)■■■

11月29日、中国経済産業局主催の中心市街地活性化シンポジウムがありましたので、その概要を報告します。

中国経済産業局産業部長の挨拶の後、第1部として、名城大学都市情報学部  道教授による「コンパクトな都市と中心市街地活性化」をテーマとした基調講演があり、経済産業局からの法改正・支援策の解説を挟み、富山市と熊本市における取り組み事例の紹介がありました。
更に第2部として鳥取市と呉市のタウンマネージャー2名を加えてのパネルディスカッションで、まちづくりへの実際の苦労や課題などについて意見交換・紹介がありました。

富山市からは都市再生総室長による、コンパクトなまちづくりへの方針や中心市街地活性化基本計画認定第一号を目指しての現在の状況等について説明がありました。
熊本市からは商店街の通りを活用したアートパフォーマンス活動の実行委員長(地元商店街の中華料理店の専務取締役でもある)から、一過性のイベントではない「継続的な仕組み作り」に重点をおいた活動についての紹介がありました。

鳥取市と呉市については、お二人とも地元出身ではない、タウンマネージャー、特に鳥取市においては全国公募での採用であり、呉市においては女性リーダーであるという、それぞれ特徴のあるお二人からの地域の取り組みや苦労についてお話しがありました。

大学教授、行政、地元商店街、タウンマネージャーと異なった立場で、まちづくりに関わるメンバーからのお話しでしたが、共通していたこととしては、まちづくりは行政以外の組織が不可欠であり、地元の人の理解を深めて、積極的に活動に参加させる必要があること。そのための自分自身を含めてのモチベーションの維持や後進育成の重要性、であったと感じました。

翻って自分に置き換えてみると、業務を離れた時にどれだけ「まちづくり」に積極的に参加できるか、はなはだ不安です。既存の活動への協力要請には、ある程度応えられるかと思いますが、自分が一から中心となって活動するとなると・・・。恐らく多くの人がそうなのではないでしょうか。

鳥取のタウンマネージャーさんが発言中で、「そのまちを(地元住民以上に)愛すること」を述べておられました。自分のまちを大切に思うことが大切ですね。
もちろん行政として、何ができるかも大きな課題ですが。

<編集担当>
計画・建設産業課
計画調整第一係長 藤井(内線6131)
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