【2】「鳥取県の未来の姿」(素案)の作成について■■■

現在、新たな国土形成計画の策定に向けた検討が行われているところですが、こうした計画が絵に描いた餅にならないためには、国の将来に対する基本的な共通認識が広く浸透していくことが大切だと思います。

このような考えのもとに、鳥取県では初めての試みとして、県民の皆さんと将来の鳥取県についての共通認識を図るための資料として、身近なデータに基づく「鳥取県の未来の姿」を作成しようとしています。
 
まだ作成の途中ですが、皆さんの意見をお聞きしながら、取りまとめようと、現在、素案に対する意見を募集しているところです。 

この「鳥取県の未来の姿」(素案)は、県が担当する行政分野の全てを網羅的に扱うのではなく、多くの人の生活に関わりの深いと思われることを、気軽に見ていただけるように分量も考えて、テーマを絞りました。

10年後の鳥取県を、人口、情報・交通基盤の姿、暮らしの姿、取り組まなければならない課題、暮らしを楽しむための提案などの面から思い描いています。

以下にその一例をご紹介しますので、是非一度ご覧いただき、御意見をお寄せください。


○中学校の減少、学級数の減少は予定された事実
○高速道路網に直結した本格的な高速交通が現実のものに
○大学入学者の8割以上が県外の大学へ進学
○若者の3人に1人は非正規雇用
○晩婚化に伴い晩産化が進行
○中古住宅ストックを活用する時代へ
○時間のゆとりを活かしてもっと趣味を楽しみたい
○新たなNPO法人の設立が続き、地域の課題にコミュニティビジネスで取り組む事例が増加
○趣味や文化・芸術など、高齢者の生きがいが多様化

「鳥取県の未来の姿」(素案)は鳥取県のホームページでご覧いただけます。
 http://www.pref.tottori.jp/⇒ 注目情報
 ⇒「鳥取県の未来の姿」(素案)への意見募集

【鳥取県企画部次長兼政策企画課長 須藤 明夫】
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