【3】国営備北丘陵公園の各種イベント近況報告及びお知らせ■■■
 
今回は、改めて国営公園について少しお話しします。
国営公園は一の都府県の区域をこえるような広域的な見地から設置されるもの(イ号公園)、または、我が国固有の文化的資産の保存や活用を図るために設置される公園(ロ号公園)のことです。現在、国営公園は全国の17箇所で整備が進められ、そのうち16箇所が開園しています。

その中で、国営備北丘陵公園はイ号公園として全国で11番目に開園しており、中国地方では唯一の国営公園として中国地方の“おへそ”(中心)に位置しています。
計画面積は340haで現在は178.8haが開園しており、平成20年春の追加開園区域(約60ha)について鋭意整備しています。利用状況については5年連続、年間約40万人のお客様が来園されており、今年の7月23日(日)には平成7年4月14日(金)開園以来の入園者が400万人に達成し記念セレモニーを行いました。

話は変わりますが、今年は国営公園制度が制定されてから30年を迎えています。
これを記念して記念行事やイベントを実施しました。特に国営公園制度30周年にちなみ、結婚30周年をお祝いする『真珠婚式』には15組30名の参加者とご家族をお迎えし盛大に実施しました。

そのほか、先月ご紹介した「キャッチボールのできる公園づくりモデル事業」として公園にキャッチボールエリアが11月12日(日)に新登場しました。記念イベントとして広島カープの現役選手で永川勝浩、嶋重宣、森笠繁、高橋健、山本翔選手の5選手による野球教室を開催し、観客を含めた約800人が参加しました。

また、庄原から健康を発地するため、「けんこうウォーキングin国営備北丘陵公園‘06」のさわやかに健康ウォーキングをはじめて開催しました。ゲストに往年のマラソンランナー寺沢徹氏をお迎えし、約500人の参加で行いました。来年も開催します。是非、多数の参加をお待ちして
おります。

国営備北丘陵公園は今年で開園11年目を迎えております。
昨年から取り組んでいる“地域を活性化・地域経済が元気になることを目指した「エリア観光」”を始め、地域と連携したイベントや冬咲きぼたんの展示・体験教室など様々なことにチャレンジしていきたいと思っております。 

これからも、より多くの方々に当公園を利用して頂けるよう愛される公園づくりに取り組んでまいります。是非、国営備北丘陵公園におでかけ下さい、お待ちしております。


◇◆◇ お知らせ ◇◆◇

先月号でご案内した「ウインターイルミネーション2006」を開催中です。
期間中は園内の「中の広場」・「ひばの里」を中心に、昨年より2万球多い22万球のイルミネーションで装飾し、冬の済んだ空気の中、光につつまれる美しい森でのひとときを演出します。
さらに今年は「ウインターイルミネーション2006」の開催にあわせて、備北オートビレッジも営業しております。イルミネーションを見てコテージに泊まって、ステキな備北の夜をお過ごし下さい。

《ウインターイルミネーション開催期間》
 12月25日(月)まで
 (但し、12月4日(月)、11日(月)、18日(月)の休園日は除く)

《ウインターイルミネーション2006開催期間の備北オートビレッジ営業日》
 18年12月2日(土)、9日(土)、16日(土)、23日(土)
 (チェックアウトは翌日の12時まで)

「ウインターイルミネーション2006」期間中のイベント情報は、下記の国営備北丘陵公園ホームページをご覧下さい。

 http://www.bihoku-park.go.jp

【国営備北丘陵公園事務所長 若槻幹穂】
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