【8】中国地方の広域地方計画策定キックオフシンポジウムの開催について■■■
「国土形成計画 〜中国地方のこれからを考える〜」

中国地方の広域地方計画の策定に向けたキックオフシンポジウム「国土形成計画〜中国地方のこれからを考える〜」(主催:中国地方整備局、中国運輸局、中国5県、広島市)を11月29日、広島市中区の広島国際会議場で開催しました。当日は、市民、行政関係者400人の参加のもと、「中国地方のこれからを考える」をテーマに、新しい時代における中国地方の将来像について、基調講演及びパネルディスカションが行われました。 

はじめに、国土交通省大臣官房辻原審議官から、地域の自立、東アジアとの連携・交流など、新たに国土形成の指針に定められた全国計画の中間とりまとめの概要について報告がありました。
 
引き続いて行われた山口県立大学大学院の小川全夫教授の講演では、「中国地方は、小さな集落が多数散在しているが、このような集落を束ねた地域社会を中国地方の生活圏域として組み立て、この圏域内の共生経済を発展させることが必要である」など広域地方計画策定に向け解決すべき課題が提起されました。
 
続くパネルデイスカションでは、人口減少や高齢化が特に進んでいる中山間地域の問題など、中国地方が取り組むべき重点課題について活発な意見交換が行われました。
 
今回のキックオフシンポジウムを契機として、皆様のご意見を踏まえた広域地方計画を策定したいと思っていますので、今後ともご協力のほどよろしくお願いします。

【計画・建設産業課計画・景観係長 錦織(内線6134)】
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