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中国地方まち・すまいづくりメールマガジン
【第16号:平成19年2月6日】

◇◇中国地方整備局建政部◇◇

このメールマガジンは、中国地方における都市・住宅行政に関わる情報で
関係の方々にお知らせしたいものを提供することを目的として、お世話に
なっております地方公共団体の皆様にお送りしております。

地方公共団体の皆様からは、他の参考となるような独自の取組事例、随想
等の記事を募集しています。
mailto:kenseibu@cgr.mlit.go.jp

今月号は、国土交通省本省で言いますと、都市・地域整備局、住宅局、
国土計画局関係の情報を主に掲載しています。

送信の解除及び配信先の追加、変更をご希望の方は、編集事務局まで
お知らせください。
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■■目次■■


<寄稿>
【1】時代の大きな転換期にあって思うこと
   広島県政策企画部長 小中正治   

【2】「岡山県耐震改修促進計画」について
   岡山県土木部都市局建築指導課長 西周純子

【3】『県立古代出雲歴史博物館(歴博)』3月10日開館について
   島根県土木部建築住宅課長 片山耕治

【4】宇部市景観計画策定の取り組みについて
   宇部市都市開発部まちづくり推進課 M野雅臣

<地方公共団体からのお知らせ>
【5】あすの住みよいまちを考えるシンポジウムの開催について
   〜みんなが歩いて暮らせるコンパクトなまちづくり〜
   鳥取県生活環境部景観まちづくり課

<お知らせ>
【6】EST普及推進フォーラムの開催について
   ◇2月14日(水)13:00〜19:00 於六本木アカデミーヒルズ49◇

【7】「公園緑地功労賞」候補者の推薦について
   ◇公園緑地事業・都市緑化事業等に功労のある職員を表彰◇

<こんなことやります、やってます>
【8】速報!「まちづくりシンポジウム」開催について
   ◇3月15日(木)午後 於倉敷市立美術館(岡山県倉敷市)◇

【9】さとやま屋敷の「冬咲きぼたん展」開催中
   〜冬景色に華やかな彩りが広がります〜

<連載>
【10】景観行政団体の動向
   ◇平成19年1月1日現在◇

【11】住宅性能表示制度の実施状況について
   ◇平成18年11月末時点◇

<新しい制度など>
【12】地域住宅交付金の活用事例について
   ◇各地方公共団体の取組状況をホームページでお知らせします◇

【13】編集後記
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【1】時代の大きな転換期にあって思うこと■■■

平成の時代に入って、19年目になりますが、日本経済は、長い停滞の
トンネルからようやく抜け出し、新たな成長の経路に向けて歩み出そうと
しています。平成3年のバブル経済の崩壊後、企業は、過剰雇用・過剰
設備・過剰債務の処理に追われてきました。企業に融資している銀行は、
巨額の不良債権処理に追われ、中小企業は貸しはがしなどによる資金繰り
に追われてきました。その過程で多くの企業や銀行が倒産や統合し、再
編成が進みました。国民は、就職難や、雇用不安に直面するとともに、
日本の特徴であった生涯雇用や年功序列制度、正規雇用制度も大きく変容
しています。

バブルによる「負の遺産」の処理に10数年を費やしましたが、やっと主要
銀行の不良債権がほぼ正常化し、企業が抱える三つの過剰問題も解消
しつつあります。景気は、平成14年1月を底として、改善に向かい、昨年
12月で5年(60ヶ月)に達し、戦後最長を更新しています。

20世紀から21世紀への転換期であったこの10年間を振り返ってみても、
私たちの生活には様々な変化がありました。少子・高齢化がより一層進み、
戦後わが国の経済成長や大衆文化を主導してき団塊の世代がこの3月末
から定年を迎えようとしています。非正規職員が増加するなど雇用の形態
や働き方も大きく変化しています。

IT革命が人々や企業のコミュニケーションを一変させ、経済や人的交流
でも東アジアとの相互依存関係が益々深化しています。本県においても
平成の初めには、広島空港に国際線は就航していなかったが、現在では、
ソウル、上海、北京、大連、台北、バンコク、グアムと7路線(ハルピン、
西安、香港、シンガポール、ハワイが休止中)があり、昨年は35万人が
利用しています。

このように予想を超えるスピードで、社会経済情勢が変化していますが、
「少子・高齢・人口減少社会」と「成熟・グローバル経済社会」の二つの
側面からこれからの諸課題や方向性について考えてみました。

まず、少子・高齢・人口減少社会についてです。わが国の人口は、平成
17年に戦後初めて前年より減少しました。今後、継続的な減少局面に入る
とともに、高齢化がさらに進行し、今世紀の半ばには3人に1人が65歳以上
の「超高齢化社会」となります。本県では、既に平成10年をピークに減少
局面に転じています。また、団塊の世代がリタイアしますと、労働力人口
の急激な減少は避けられません。このような現象は、わが国にとって
初めての経験であり、社会の活力の低下を招かないように国と地方を
挙げて、これまでのシステムの改革を行うことが急がれています。

人口の維持確保に向けた地域間競争の一層の激化に備え、「人材の育成
・集積」「産業・地域の再生・発展」「暮らしの安全・安心の確保」
など県勢の活力の向上や住みやすい環境づくりに取り組んでいくことが
重要と考えています。

2点目は、長期停滞から民需中心の新たな成長への移行についてです。
本県においては、バブル崩壊後、基幹産業が長期低迷していましたが、
平成16年の製造品出荷額は中国・四国・九州で第1位となり、平成17年は、
平成3年以来14年ぶりに事業所数、従業者数、製造品出荷額、付加価値額
の主要4分野で全て前年を上回るなど、県内景気は回復基調が続いて
います。鉄鋼、造船、一般機械、自動車などの復活に加えて、成長が
著しい電気機械産業の県内製造品出荷額に占める割合がこの10年間で
飛躍的に拡大し、サービス業を中心とする第3次産業の県内総生産に
占める比重も高まるなど全体としてバランスの取れた産業構造に転換
しつつあります。

今後は、これらの活力の息吹をより確かで力強いものとするため、競争力
のある国際産業拠点の形成に向け、世界レベルの技術水準を持った企業や
オンリーワン・ナンバーワン企業並びに研究・技術開発機能の集積を
図っていく必要があります。

最後に、人口減少社会やグローバル社会において、何よりも重要なのは、
「人づくり」です。人は、社会の担い手であり、活力の源です。時代の
大きな転換期にあって、厳しい地域間競争に打ち勝ち、「元気な広島県」
を実現していくためには、本県に住む人々の元気をさらに引き出すととも
に本県の発展を担う人材を育て、活かしていくための総合的な取り組みが
求められています。こうした認識に立ち、本県では、全ての人々が個性や
能力を発揮することができる希望のある社会の実現に向け、長期的展望に
立って、人づくりの基本理念を明らかにするとともに、人づくりに向けた
重点的な取り組みを進めることとしています。

【広島県政策企画部長 小中正治】
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【2】「岡山県耐震改修促進計画」について■■■


岡山県では、住宅・建築物の耐震診断及び耐震改修の促進を図ることなど
によって、地震による人的被害及び経済的被害を軽減することを目的と
して、建築物の耐震改修の促進に関する法律に基づき、平成27年度までの
10年間の目標とその取組方針となる「岡山県耐震改修促進計画」を定め
ました(平成19年1月25日決定)。
以下、岡山県耐震改修促進計画の概要につきまして、情報提供いたします。

※本計画(全文)は、岡山県ホームページ等で公表しております。
岡山県耐震改修促進計画について
 http://www.pref.okayama.lg.jp/doboku/kensido/machi/pubcome/goiken.htm

岡山県 建築指導課 ホームページ
 http://www.pref.okayama.lg.jp/doboku/kensido/kensido.htm


[岡山県耐震改修促進計画の構成・ポイント]

1.建築物の耐震診断及び耐震改修の実施に関する目標
 (目標年次は平成27年度)
(1)住宅    現状の耐震化率67% → 目標の耐震化率90%
(2)特定建築物
区 分  現状の
耐震化
率(%)
 目標の
耐震化
率(%)












1 災害時の応急活動及び復  旧活動の拠点となる建築物 県・市町村の庁舎、警察本部、署等で地域防災計画等で定めるもの 48 100
2 災害時に救助活動の拠点となる建築物 公立の学校、病院、体育館、公民館、各種センター、消防署等で地域防災計画等で定めるもの 50 80
3 不特定多数の者が利用する建築物 病院、劇場、観覧場、集会場、展示場、百貨店等で法の指示対象建築物 61 80
4 その他の建築物 賃貸住宅(共同住宅に限る)、寄宿舎、下宿、事務所、工場等 69 80
危険物の貯蔵又は処理場の用途に供する建築物 70 85

2.建築物の耐震診断及び耐震改修の促進を図るための施策
o耐震診断及び耐震改修に係る基本的な取組方針
o耐震診断及び耐震改修の促進を図るための支援策の概要
 ・補助制度の概要(平成18年度の事業概要)

区分 事業名 対象 補助率
市町村
耐震診断
・補強計画等
木造住宅
木造住宅耐震診断事業・専門家による耐震診断等事業に助成

(簡易診断・一般診断・精密診断)  

S56年5月以前の一戸建て住宅 1/3 1/6 1/6
戸建て住宅 
戸建て住宅耐震診断事業

・知事指定事務所による耐震診断等事業に助成     
          

木造住宅耐震診断事業に掲げる以外の一戸建て住宅 1/3 1/6 1/6
建築物 
建築物耐震診断事業

・知事指定事務所による耐震診断等事業に助成         

上記以外の建築物 1/3 1/6 1/6
耐震改修 木造住宅
木造住宅耐震改修事業

・耐震改修等事業に助成         

S56年5月以前の一戸建て住宅 1/3 1/6 1/6
耐震診断
・耐震改修
建築物 
緊急輸送道路沿道建築物耐震化事業

・倒壊により道路閉塞を起こすおそれのある規模の大きい既存民間建築物に耐震診断・耐震改修に要する費用を助成する。  

S56年5月以前に建築確認を受けて建築されたもの (県管理道路の場合)
1/3 1/3 ×
移転 住宅 がけ地近接等危険住宅移転事業   1/2 1/4 1/4

  ※事業により、限度額の設定がある。

o耐震改修を実施を促すための環境整備
 (木造住宅耐震診断員の養成、登録状況の情報提供、講習会開催等)
o地震時の総合的な安全対策に関する事項
 (ブロック塀倒壊防止、非構造部材の安全確認、応急危険度判定等)
o地震発生時に通行を確保すべき道路に関する事項
 (該当道路の指定、沿道の特定建築物の耐震化等)
o特定優良賃貸住宅等の活用に関する事項
o地震に伴う崖崩れ等による建築物の被害の軽減対策に関する事項

3.建築物の地震に対する安全性の向上に関する啓発及び知識の普及
o地震防災マップの作成・公表
 (県管理優先確保ルート沿道揺れやすさマップの作成・公表等)
o相談体制の整備及び情報提供の充実
oパンフレットの作成・配布、セミナー・講習会の開催
oリフォームにあわせた耐震改修の誘導
o町内会等の取組の推進
 (協働による街区防災マップの作成の推進等)
o耐震性能の高い建築物の整備促進、地震保険の普及啓発
 (中間検査や完了検査の徹底、住宅性能表示制度の活用等)

4.耐震改修促進法及び建築基準法による指導、勧告等の実施
o耐震改修促進法による指導等の実施
o建築基準法による勧告又は命令等の実施

5.その他建築物の耐震診断及び耐震改修の促進に関し必要な事項
o市町村が定める耐震改修促進計画に関する事項
o岡山県建築物耐震対策連絡会議のもとでの本計画の着実な推進
o関係団体との連携
oその他
 (耐震改修等の目標数値等の検証、見直し等)

【岡山県土木部都市局建築指導課長 西周純子】
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【3】『県立古代出雲歴史博物館(歴博)』3月10日開館について■■■


島根県では、今年3月10日に開館する「県立古代出雲歴史博物館(歴博)」
のPR活動の一環として歴博PR御師というものに取り組んでおり、県
職員あげてPRに努めているところです。中国地方整備局管内の方々にも
是非、歴博に訪れていただきたく、建物と展示についてご紹介させて
いただきます。
読者の皆様方のご来訪を期待するとともに、幅広く多くの方々にご紹介
いただければ大変喜びます。

<歴博の建物について>
出雲大社の参道東側に隣接し、背後の北山山系を借景とした建物の外観は
コンパクトな表現でありエントランスとなる透明性の高いガラスのロビー
の上層階からは出雲大社の千木も望むことができます。
外壁のコールテン鋼は島根の歴史上重要な「たたら製鉄」(菅谷たたら
山内は宮崎駿のアニメ映画「もののけ姫」のたたら場のモデルとなって
います。)を踏まえたもので外観の特色の一つとなっています。

<常設展について>
館内の中央ロビーには出雲大社境内遺跡出土の三本束ねの巨大柱である
宇豆柱(うずばしら若しくは棟持柱)の展示が最初に来館者を迎えます。
テーマ別の展示として「出雲大社と神々の国のまつり」においては1/10
スケールの出雲大社の本殿復元模型を展示、「青銅器と金色の大刀」に
おいては荒神谷遺跡で大量に出土した大刀や輝く銅剣、銅矛などの青銅器
を展示、また、出雲風土記の展示、「出雲国風土記」に登場する神々の
物語を映像で紹介する神話シアターなどを通じて島根の神話、歴史を感じ
取って頂けると思います。

(参考)島根県立古代出雲歴史博物館・・・開館プレイベントなど日々
情報更新中です。
 http://www2.pref.shimane.jp/kodai/haku/index.html

島根の文化財については、教育庁文化財課のページをご覧下さい。
 http://www.pref.shimane.lg.jp/bunkazai/

(参考)菅谷たたら山内については、以下、(財)鉄の歴史村地域振興事業団
のページ参照
 http://www.tetsunorekishimura.jp/meguri.htm

(参考)しまねの旅が面白くなる「しまねカード」で各種お得な割引等が
受けられます。
 http://www.tss-tv.co.jp/shimane/shimanecard.html

【島根県土木部建築住宅課長 片山耕治(0852-22-5216)】
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【4】宇部市景観計画策定の取り組みについて■■■


本市では、「宇部市都市景観形成基本計画」を平成4年に策定して
おりますが、以降、景観に対する具体的な施策の推進には苦慮していたの
が現状でした。そこで、平成16年の景観法の施行を受け、本市において
景観に対する施策を積極的に展開するとともに、市民の景観に対する意識
啓発の足がかりとすべく、平成17年4月1日に景観行政団体となり、同時に
宇部市景観計画の策定をスタートさせました。

この計画では、「宇部市都市景観形成基本計画」において、重点地区に
位置づけている中心市街地周辺を基本としたエリアを景観計画区域として
おり、建築物等について形態・意匠の基準を定め、また、外壁や屋根の
色彩についてはマンセル値による具体的な基準で制限することにより、
市の顔とも言える「中心市街地」における良好な景観の形成を図ることを
目指しております。

特徴としては、景観計画区域内に多くの商業地域が含まれることから、
にぎわいの創出も景観形成の重要な要素となり、建築物の低層部の意匠や
駐車場の配置、オープンスペースの活用方法等に工夫を求めている点で
あると考えています。

策定作業にあたっては、ワークショップの開催や、公募による市民タウン
ウォッチングでアンケート調査を行う等、市民の皆様からの数多くの意見
を集めるとともに、大学や国及び県、建築士会、建築設計監理協会、商工
会議所から選出された委員の方々で組織する景観計画策定懇話会において
意見をいただきながら素案を策定し、また、その過程において庁内関係課
へ素案に対する意見を求め、その結果をもとに推敲を重ねて参りました。
その後、パブリックコメントの実施、都市計画審議会において意見を聴く
等の法的手続きも完了し、本年2月1日に景観計画を定めた旨を告示し、
4月1日より施行することとなりました。

今後は、市全域を景観計画区域へと拡大することを視野に入れながら、
住民との関わりが非常に重要となる景観形成という観点において、この
計画を市民への意識啓発と自発的な取り組みを誘導するような活用を
図り、景観地区の指定等による更に細かな規制を行うことのできるエリア
の形成へ向けたワークショップの開催等、住民の皆様の理解を得るための
様々な活動を行うとともに、国の景観に対する補助制度も整備されて
きていることから、これらを有効に活用しながら、国及び県、地元と連携
を図ることにより、良好な景観の形成へ向け積極的に事業を行って参り
たいと考えております。

【宇部市都市開発部まちづくり推進課 M野雅臣】
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【5】あすの住みよいまちを考えるシンポジウムの開催について■■■


近年、モータリゼーションの進展等に伴う都市機能の郊外拡散や中心
市街地の空洞化などが進む中、今後人口減少・超高齢社会の到来や社会
資本投資余力の限界などの社会問題の解決のため、「持続可能なまち
づくりの実現」が必要です。鳥取県では、その実現への可能性を探る
一歩として、まちづくりに対する県民の関心を高めることを目的に、
以下のとおりシンポジウムを開催します。 

1.タイトル 
 あすの住みよいまちを考えるシンポジウム 
 〜みんなが歩いて暮らせるコンパクトなまちづくり〜 

2.日 時
 2月10日(土)13:00〜16:00

3.場 所 
 鳥取市富安2丁目104-2(JR鳥取駅より徒歩3分)
 鳥取市総合福祉センターさざんか会館5階大会議室 

4.内 容 
 ◇基調講演「コンパクトシティとは」 
  コンパクトシティとは何か。基本的なコンセプト、求められてきた
  背景、課題などを説明します。 

 ◇パネルディスカッション「みんなが住みよい鳥取市にするために」 
  基調講演の内容を踏まえ、鳥取市における問題点や今後の在り方など
  について、有識者、商工団体、老人クラブ、消費者等の様々な立場
  から話し合います。 

【ホームページ】 
 http://www.pref.tottori.lg.jp/dd.aspx?menuid=38368 

【鳥取県生活環境部景観まちづくり課】
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【6】EST普及推進フォーラムの開催について■■■


EST(環境的に持続可能な交通)の普及促進を図るため、講演、パネル
ディスカッション、テーマ別ラウンドテーブル等によりESTの取組に
ついて検討する「EST普及推進フォーラム」が下記のとおり開催され
ますので、ご案内いたします。

○日時 2月14日(水) 13:00〜19:00
○会場 六本木アカデミーヒルズ49 
○主催 EST普及推進委員会 

参加申込み(定員になり次第〆切)、プログラムは、以下のサイトをご覧
下さい。

[環境的に持続可能な交通(EST)ポータルサイト]
 http://www.estfukyu.jp/forum.html

【都市・住宅整備課企画調査係 栗原(内線6165)】
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【7】「公園緑地功労賞」候補者の推薦について■■■


(社)日本公園緑地協会は平成5年度の第1回表彰以来毎年、「公園緑地
功労賞」の表彰を実施しています。

本賞は、我が国における公園緑地事業及び都市緑化事業等の実務に長年
従事して功労のある国・地方公共団体及びその監督下にある公益法人等の
職員を表彰するものです。

平成19年度は第15回表彰を迎え、富山県富山市において5月16日に開催
される第49回日本公園緑地全国大会の席上で行われる予定です。

(社)日本公園緑地協会よりの推薦依頼によりご存知のことと思いますが、
都市緑化事業等に長年にわたり顕著にご功労された方がおられましたら、
同協会宛ご推薦いただきますよう、参考までにお知らせします。

なお、推薦にあたっては、実務経験年数等の一定の要件がありますので
詳細につきましては、
 (社)日本公園緑地協会総務部総務課
 TEL:03-3265-8551
までお問い合わせ下さい。

また下記の(社)日本公園緑地協会ホームページの会員サイトにも掲載され
ています。
 http://www.posa.or.jp

【都市・住宅整備課公園係長 中本(内線6171)】
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【8】速報!「まちづくりシンポジウム」開催について■■■


建政部では、昨年7月に引き続き、まちづくりに関するシンポジウムを
計画しております。今回は、いち早く日時と場所をお知らせいたします
ので、奮ってご参加ください。

日時:3月15日(木)午後
場所:倉敷市立美術館(岡山県倉敷市)
※パネリスト、内容については次号のメルマガにて詳しくお知らせします。

シンポジウムに先立ち、「まち交大賞」中国地方大会の表彰もあわせて
行います。
まち交大賞とは、まちづくり交付金を活用したまちづくりを進めるため、
優良な都市再生整備計画を策定した地区を表彰し、受賞地区の事例を全国
に紹介するものです。今回は、全国大会に先立ち、中国地方代表に選出
された地区を表彰するものです。

まち交大賞について詳しくは以下のHPをご覧下さい。
 http://www.machikou-net.org/index.htm


【都市・住宅整備課 北村(内線6162)】
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【9】さとやま屋敷の「冬咲きぼたん展」開催中■■■

   〜冬景色に華やかな彩りが広がります〜

国営備北丘陵公園では、現在、ひばの里さとやま屋敷にて
「冬咲きぼたん展」を開催中です。

今回展示している「冬咲きぼたん」は、島根県松江市八束町大根島(だい
こんじま)にて、花を冬に咲かせるため元々4〜5月に咲く株(鉢)を低温庫に
一定期間入れ(低温処理技術は松江市八束町の技術特許)、一旦秋に取り
出し屋外等で肥培管理等を施し、12月から1月に開花させたものです。

品種も様々で、赤系色の花王(カオウ)・太陽(タイヨウ)、桃系色の天衣
(テンイ)八重桜(ヤエザクラ)・八千代椿(ヤチヨツバキ)、黄系色のハイ
ヌーンなど全25品種あり、常時50株をさとやま屋敷内のひな壇飾り
と庭園内に展示しています。

また、開催期間中は、「味噌づくり体験」、「ひな餅つき」、
「木工・竹工作体験」など盛りだくさんのイベントも行っています。

ぜひ国営備北丘陵公園にお越しいただき、冬景色に映える色鮮やかな
「冬咲きぼたん」をご観賞ください。
皆様のご来園を心よりお待ちしております。

《開催期間》
平成19年1月13日(土)〜平成19年3月4日(日)

期間中のイベント情報は、下記の国営備北丘陵公園ホームページを
ご覧下さい。
 http://www.bihoku-park.go.jp/

【都市・住宅整備課公園係長 中本(内線6171)】
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【10】景観行政団体の動向■■■


景観法では、法定の景観行政団体である都道府県・政令市・中核市に加え、
その他の市町村が都道府県との協議・同意により、景観行政団体になるこ
とが可能です。

この都道府県との協議・同意により、景観行政団体となる市町村の数は、
どんどん増加している状況であり、しばらくの間、景観行政団体の数に
ついて、月毎のとりまとめ結果を、本メールマガジンに掲載します。

◆◇景観行政団体数(H19.1.1.現在での確定分)◇◆

○都道府県:47
○政令市:15
○中核市:37
○その他市町村:148
 <その他市町村のブロック別内訳>
  北海道:5
  東北:10
  関東:47
  北陸: 3
  中部:15
  近畿:13
  中国:15
  四国:23
  九州:16
  沖縄: 1

◆◇中国地方の景観行政団体◇◆

○県:5
○政令市:1(広島市)
○中核市:4(岡山市、倉敷市、福山市、下関市)
○その他市町村:15
 <その他市町村の県別内訳>
  鳥取県内:倉吉市、鳥取市
  島根県内:松江市、出雲市、津和野町、大田市
  岡山県内:早島町、新庄村
  広島県内:三次市、尾道市、呉市
  山口県内:萩市、宇部市、光市、山口市

【計画・建設産業課 計画・景観係長 錦織(内線6134)】
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【11】住宅性能表示制度の実施状況について■■■


「住宅の品質確保の促進等に関する法律」に基づく「住宅性能表示制度」
については、新築住宅は平成12年10月より、既存住宅は平成14年12月より
制度運用を開始しています。

この度、全国の登録住宅性能評価機関等で構成される住宅性能評価機関等
連絡協議会事務局が、全評価機関を対象に住宅性能評価の平成18年11月の
実績(速報値)について調査した結果がまとまりましたので、お知らせ
します。

詳細については、下記のホームページをご覧ください。

[国土交通省のホームページ]
 http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha07/07/070123_.html

【都市・住宅整備課住宅事業係長 山本(内線6191)】
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【12】地域住宅交付金の活用事例について■■■


「地域住宅交付金制度」は、地方公共団体の自主性と創意工夫を生かした
地域の住宅政策を支援するための新たな仕組みとして、平成17年度に創設
され、地方公共団体が作成する地域住宅計画に基づき実施される事業に
交付金を交付するものです。現在までに、中国管内で42の地域住宅計画が
作成されており、管内全地方公共団体の6割以上で地域住宅交付金を活用
されています。

今般、地域住宅交付金を一層有効に活用していただくため、各地方公共
団体の取組状況を活用事例としてとりまとめ、近日中に下記のホーム
ページにてお知らせする予定です。

[国土交通省中国地方整備局のホームページ]
 http://www1.cgr.mlit.go.jp/chisei/chiki/kensei/jyutaku/jyutaku10.htm

【都市・住宅整備課住宅事業係長 山本(内線6191)】
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【13】編集後記■■■


テレビの健康情報番組のねつ造のニュースが巷を騒がせているようです。
関連記事もいろいろとありましたが、そもそも単一の食品を取るだけで
簡単にダイエットができたり健康になるという考え方が間違いなのだ
そうです。昔から言われてきているとおり、色々な食品をバランス良く
食べ、適度に体を動かすことが一番のようです。
もっとも、それが一番難しいことではありますが・・・。

食事に限らず、偏らずバランス良くということは大事なことだと思います。
ひとつひとつを大切にしつつも、決して大局を見据えることを忘れない、
何事においてもそうありたいなと、年頭の話題で考えさせられました。

<編集担当>
計画・建設産業課
計画調整第一係長 藤井(内線6131)
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このメールマガジンは、各県及び広島市の『組織アドレス』並びに『送信
希望の連絡をいただいた方』を中心に送らせていただいておりますので、
各位におかれては、関係者に広く転送等していただければ幸いです。

また、各県におかれましては、管下の市町村関係部署へ是非とも転送して
いただきたくお願い申し上げます。
その際、市町村に対し『直接送付を望む場合は、建政部宛に直接送付要望
メールを送るように』と添え書きしていただいてかまいません。
(むしろ、その様にしていただければと考えております。)

当方から直接送信を希望される方は、メールアドレスをご連絡いただけれ
ば、次回からは可能な限りそのように対応します。

また、送信の解除や送信先の追加、変更、ご意見・ご要望についても、
ご遠慮なしに次のメールアドレスへお願いします。

mailto:kenseibu@cgr.mlit.go.jp
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