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中国地方まち・すまいづくりメールマガジン
【第20号:平成19年6月8日】

◇◇中国地方整備局建政部◇◇

このメールマガジンは、中国地方における都市・住宅行政に関わる情報で
関係の方々にお知らせしたいものを提供することを目的として、お世話に
なっております地方公共団体の皆様にお送りしております。
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■■目次■■


<寄稿>
【1】広島市中区の「流川・薬研堀地区の健全で魅力的なまちづくり」を進めます
   広島市市民局市民安全推進課長 定木 秀早

【2】地震に備え建物の耐震化を進めています、岡山
   岡山県土木部都市局建築指導課総括参事(街づくり推進班長)山口陽

<整備局からのお知らせ>
【3】中国地方で初めて「中心市街地活性化基本計画」が認定されました
   
【4】廿日市市が「全国街路事業促進協議会会長賞」を受賞しました

【5】第2回まち交大賞で倉吉市が「プロセス賞」を受賞しました

【6】宇部市が都市景観大賞「美しいまちなみ賞」優秀賞を受賞しました

【7】コースター等に関する緊急点検の結果について

【8】公営住宅における暴力団排除について

【9】特定住宅瑕疵担保責任の履行の確保等に関する法律が成立しました

【10】住宅性能表示制度の実施状況について
   
<地方公共団体からのお知らせ>
【11】三次市は景観計画を策定しました!
   三次市建設部みらい都市室

【12】編集後記
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【1】広島市中区の「流川・薬研堀地区の健全で魅力的なまちづくり」を進めます■■■

【広島市市民局市民安全推進課長 定木 秀早】

広島市都心部の一角を構成する「流川・薬研堀地区」は、飲食店等が密集し、中四国地方最大の繁華街、歓楽街であり、市民、県民や観光客等で賑わっています。
その一方で、通りには放置自転車やバイク、違法看板などが散見され、多数の客引きもいるなど、猥雑な環境にあり、残念ながら犯罪密度は広島下でトップでもあります。しかし、現在では、大きな改善の歩みを踏み出しています。

これまでの主な取組を、簡単に紹介します。
まず、平成15年春、地元住民や商店等で構成する「広島市中央部安全・快適な街づくり協議会」が結成され、以後、毎月1回、違法駐車や放置自転車・バイク、はみ出し看板等に対する撤去するための啓発活動などを、流川という地名にちなむ「リバークリーン作戦」と題して展開され、さらに地元の町内会における防犯パトロールも毎月2回行われてきました。

平成17年6月、「全国都市再生モデル調査」の実施地区に選ばれ、同協議会と広島県警察、広島市の三者が協働して歩車道分離等の実証実験などを行い、防犯対策とまちづくりの基本となる3つの基本方針(1.歩きやすい歩行空間の確保、2.安全・安心な環境づくり、3.魅力的な商業地の形成)と取組方針、具体的な施策を取りまとめました。
 
また、同月は、都市再生プロジェクトにおいて、大都市における繁華街、歓楽街の安全・安心を再構築するため先駆的な取組を進める「モデル地域」にも指定されました。このプロジェクトは、犯罪対策閣僚会議と都市再生本部の合同会議により決定された、いわゆる「国家的プロジェクト」であり、全国11箇所の1つで中四国地方ではこの地区だけであり、この指定により、まちづくりの取組に弾みがついたところです。

そうした状況下、平成18年8月、地元をはじめ、国、広島県、広島県警察、広島市、関係機関・団体から多数の代表者の方々に参画していただきまして「流川・薬研堀地区の健全で魅力的なまちづくり協議会」が発足し、ワーキンググループを中心に、平成17年度のモデル調査で取りまとめた方針や具体的な施策などを検討し、実効性の高い実施内容を盛り込んだ推進計画を本年5月に策定しました。

今後は、この協議会が主体となり、構成員がそれぞれの役割に応じ地域団体等とも連携・協働しながら、常にスピード感を持って施策等を実施し、安全でだれもが、たとえば一人旅の女性でも、安心して楽しむことができる健全で魅力的なまちの実現を目指していくことにしています。

また、夜だけでなく、昼も賑わうまちにしていくべきとの意見もあり、昼間も視野に置いた新たなイベントの開催や賑わい空間の創出など、様々な魅力あふれるまちづくりに向けた取組を着実に進めてまいりたいと考えています。

最近では、特に週末、日中にも訪れるカップルや家族連れが確実に増えています。
皆さんも、生まれ変わりつつある流川・薬研堀地区を、酒を酌み交わす語らいの場、気軽な食事の場として、ご利用されてはいかがでしょうか。
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【2】地震に備え建物の耐震化を進めています、岡山■■■

【岡山県土木部都市局建築指導課総括参事(街づくり推進班長) 山口 陽】

3月まで、中国地方整備局建政部都市・住宅整備課におりました山口です。
4月より、岡山県土木部都市局建築指導課で勤務させて頂いております。
微力ながら新任務に努力したいと考えておりますので、今後とも、ご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い致します。

さて今回は、岡山県が進めています、建築物耐震化の取組みについて、紹介させて頂きます。

ご存知の通り、近年、能登半島地震、中越地震、福岡県西方沖地震など、地震が頻発しています。
また、4月に地震調査委員会が発表した地震動予測地図では、岡山県の地震発生確率が引き上げられました。

そのような中、岡山県は、今年1月に作成した岡山県耐震改修促進計画に基づき、建築物の耐震化を進めています。

具体的には、
・木造住宅、戸建て住宅、建築物の耐震診断
・木造戸建て住宅の耐震改修
の助成を行う市町村に対する県の補助制度を設け、耐震化を支援しています。

特に、緊急輸送道路については、緊急車両の通行や住民の避難上、重要であることから、次の@、Aの施策により、重点的に取り組んでいます。

@建築物所有者への県の直接補助
倒壊により緊急輸送道路を閉塞する恐れのある建築物を耐震診断、耐震改修する所有者に対し、県が費用の一部を直接補助します。
A想定地震による最大震度の「揺れやすさマップ」の公表
沿道建築物の所有者の防災意識の高揚等のため、「揺れやすさマップ」を公表しています。

「取組みをこうしたらもっと効果的では」、「こんな取組みをしたら効果があった」などの、アドバイスがございましたら、是非教えて下さい。
今後とも、どうぞ、よろしくお願い致します。

(参考)岡山県の建築物耐震化の取組みについて(岡山県のホームページ)
 http://www.pref.okayama.jp/doboku/kensido/machi/sind-hojyo.htm
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【3】中国地方で初めて「中心市街地活性化基本計画」が認定されました■■■


5月28日、内閣府により新たに全国11市町村の中心市街地活性化基本計画が認定されました。

中国地方では、広島県府中市と山口県山口市が初めて認定されました。
今後は、既に認定を受けている青森市、富山市と併せて全国13市町村で、国の補助制度を活用し、コンパクトでにぎわいのある街づくりを目指すこととなります。

認定市町村の情報については、次のホームページをご覧下さい。
 http://www.kantei.go.jp/jp/singi/chukatu/index.html
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【4】廿日市市が「全国街路事業促進協議会会長賞」を受賞しました■■■


第19回全国街路事業コンクールで、広島県廿日市市の「街路平良駅線整備事業」が「全国街路事業促進協議会会長賞」を受賞しました。

今回の第19回全国街路事業コンクールでは、全国の都道府県等から推薦された26件の事業について、審査委員会(審査委員長 新谷洋二東京大学名誉教授)による、第1次審査(平成19年4月4日)及び第2次審査(平成19年5月18日)の厳正なる審査を行った結果、11事業の入賞が内定されました。
内定した事業については、平成19年6月7日に開催された、全国街路事業促進協議会役員会において、表彰事業が決定されました。

国土交通省では、都市環境の整備及び国民生活の向上を図るために、都市部における街路の整備事業を通じて、全国的に潤いのあるまちづくり、個性的なまちづくりを推進しています。

「全国街路事業促進協議会」では、平成元年度から街路整備に優れた業績をあげている地方公共団体等を表彰し、望ましい街路事業の推進と整備基準及び技術水準の向上を図ることを目的として、「全国街路事業コンクール」を実施しています。
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【5】第2回まち交大賞で倉吉市が「プロセス賞」を受賞しました■■■

第25回「まちづくり月間」に関連して、まち交大賞が決定致しました。

中国地方では、倉吉市の「倉吉打吹地区」が、まち交大賞の「プロセス賞」を受賞しました。「まち交大賞」とは、まちづくり交付金を活用したまちづくりの前提となる、今後のまちづくりの計画(都市再生整備計画)について、テーマの設定、まちづくりのアイデア、計画策定のプロセスと
いった観点から、優良な計画が策定された地区を表彰し、関係者の栄誉をたたえるとともに、受賞地区の事例を全国に幅広く紹介することで、今後まちづくり交付金を活用したまちづくりが一層推進することを目的として実施をしております。

なお、まち交大賞の初回となる前回では、倉敷市の「倉敷駅周辺地区」が、「アイデア賞」を受賞しています。

詳細は次のホームページをご覧下さい。

■「まちづくり月間」の実施についてはこちら
 http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha07/04/040601_.html

■「まち交大賞」についてはこちら
 まちづくり交付金情報システム(通称「まち交ネット」)より
 http://www.machikou-net.org/

■まちづくり交付金についてはこちら
 http://www.cgr.mlit.go.jp/chiki/kensei/index_toshi.htm
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【6】宇部市が都市景観大賞「美しいまちなみ賞」優秀賞を受賞しました■■■


平成19年度の都市景観大賞「美しいまちなみ賞」の優秀賞に、山口県宇部市の「宇部市中央町三丁目地区」が選ばれました。

宇部市によると、当該地区は、面積約1.2haの古くからの商業系、飲食系を中心とした地域で、戦災を逃れた経緯等から狭い道路や建物の老朽化が課題となっていました。
そんな中、平成9年に地元まちづくり団体として「宇部中央地区再開発推進協議会」が発足し、市とともに地区の整備計画を検討、その結果、平成13年度から都市再生区画整理事業を実施し、電線類の地中化、レンガ・自然石を用いた舗装等、景観に配慮した道路・広場を整備しました。また、あわせて民間による建物更新についても、「街づくり協定」により、屋根の材料・勾配の統一、外壁の色の統一をするなど、統一感のある美しい街並みを実現したものです。
この事業によって、整備前は66人であった地区の人口が、整備後は約200人に増えたとのことです。

この都市景観大賞は、平成13年度から開始された表彰であり、NPO等のまちづくり組織と地方公共団体とが協働して、美しいまちなみの形成を行っている優れた地区を対象に表彰しており、今年度で7回目を迎えます。
審査では、応募図書等をもとに、街並みの整備や維持、保全に関する活動の新しさ、独創性、模範生などのほか、地域再生、都市再生や観光交流面でのアピール性等を審査し、賞を選定しています。

今回は、全国から16地区の応募があり、その中から「美しいまちなみ大賞」(国土交通大臣賞)2地区、「美しいまちなみ優秀賞」6地区、「美しいなみ特別賞」1地区が選ばれました。表彰式は、6月1日「景観の日」に開催される「『日本の景観を良くする国民運動推進会議』全国大会」において行われました。

大会の詳細については次のホームヘージをご覧下さい。

 http://www.keikankaigi.com/actvity/2007/index.html
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【7】コースター等に関する緊急点検の結果について■■■


5月6日付けで都道府県に通知したコースター等に関する緊急点検の実施状況等について、平成19年5月23日に公表されました。中国地方の結果を以下のとおりお知らせします。

1.緊急点検の対象
建築基準法施行令第138条第2項第2号に掲げるもののうち、コースターその他これに類する高架の遊戯施設(軌条を走行するもので勾配が5度以上のものに限る。)

2.緊急点検の実施状況
中国5県(鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県)における点検対象となる遊戯施設は16基あり、そのうち1基に車輪等に問題があり、4基は点検中です。

詳細は次のホームページをご覧ください。
 http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha07/07/070523_2_.html
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【8】公営住宅における暴力団排除について■■■


公営住宅における暴力団員の不法行為等については、これまでも家賃滞納、不法占用、傷害事件、殺人事件その他の問題が発生していたところですが、平成19年4月20日に東京都町田市の都営住宅において暴力団員による立てこもり発表事件が発生したことを受け、同月24日「公営住宅における不法行為等 の防止に関する調査」を実施した結果、公営住宅における暴力団員による不法 行為等がほぼ全国的に多数発生していることが明らかになったところです。

このような状況を踏まえ、公営住宅の入居者等の生活の安全と平穏の確保、公営住宅制度への信頼確保等のため、公営住宅における暴力団排除の基本方針等を示すとともに、その実効を期すため、国土交通省は警察庁と協議の上、暴力団員に関する情報提供依頼等に関して警察との全国的な連携を強化することとし、6月1日、事業主体に技術的助言としての通知「公営住宅における暴力団 排除について」を発出しました。

調査結果から、中国地方整備局管内では、「条例等で暴力団員の入居を制限している」、「暴力団員の入居が判明した際に明渡請求の対象としている」、「暴力団員の入居や不法行為等に対する関係機関との連携を図っている」事業主体が多く、全国的に見て、この問題に取り組む積極的な姿勢がうかがえます。

今回の技術的助言が、この問題に対応する事業主体の助けとなり、これまで以上に公営住宅の入居者等の生活の安全と平穏の確保、公営住宅制度への信頼確 保等が図られることを期待します。

詳細は次のホームページをご覧下さい。

■公営住宅における不法行為等の防止に関する調査結果について
(平成19年5月25日)
 http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha07/07/070525_.html

■公営住宅における暴力団排除に係る通知の発出について
(平成19年6月1日)
 http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha07/07/070601_.html
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【9】特定住宅瑕疵担保責任の履行の確保等に関する法律が成立しました■■■


住宅の売主等の瑕疵担保責任を履行の実効を確保するための保険や供託のしくみを活用した必要な資力の確保を義務付ける「特定住宅瑕疵担保責任の履行の確保等に関する法律」が、平成19年5月24日の衆議院本会議で可決、成立し、5月30日公布されました。

この法律は、@瑕疵担保責任の履行のための資力確保の義務付け、A保険の引受主体の整備、B紛争処理体制の整備から構成されています。
このうち、保険又は供託による資力確保の義務付けなど主要な部分は、平成21年11月30日までに施行されることとなっています。
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【10】住宅性能表示制度の実施状況について■■■


「住宅の品質確保の促進等に関する法律」に基づく「住宅性能表示制度」については、新築住宅は平成12年10月より、既存住宅は平成14年12月より制度運用を開始しています。

この度、全国の登録住宅性能評価機関等で構成される住宅性能評価機関等連絡協議会事務局が、全評価機関を対象に住宅性能評価の平成19年3月の実績(速報値)について調査した結果が公表されました。

中国地方の住宅別性能評価書交付状況(平成19年3月1日〜平成19年3月31日)は次のとおりです。

 鳥取県 設計住宅性能評価  32戸 建設住宅性能評価  13戸
 島根県 設計住宅性能評価  50戸 建設住宅性能評価  10戸
 岡山県 設計住宅性能評価 210戸 建設住宅性能評価 130戸
 広島県 設計住宅性能評価 366戸 建設住宅性能評価 636戸
 山口県 設計住宅性能評価 113戸 建設住宅性能評価 159戸

詳細は、次のホームページをご覧ください。

■[国土交通省記者発表ページ]
 http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha07/07/070524_.html

■[評価協のホームページ 都道府県別住宅別性能評価書交付状況]
 http://www.hyouka.gr.jp/teikyo_joho/jisseki_disp.php?T=2&Y=0600&A=99
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【11】三次市は景観計画を策定しました!■■■

【三次市建設部みらい都市室】

三次市は中国地方のほぼ中心部に位置し、江の川をはじめとする大小の美しい川、そして市の中心部で3本の河川が合流する「水の都」であり、幻想的な風景を醸し出す「霧の海」がみられます。

こうした自然の中にあって、景観はまちづくりのための大切な要素のひとつであり、市民の生活や事業者の活動などが密接に関係しています。
また、時間の経過とともに変化していくものです。そこで、三次市では、50年、100年後の魅力あるまちづくりのために、景観法に基づく景観計画を平成19年4月に策定し、10月1日から施行する予定です。これにより、三次市は、市内各地域の景観特性を活かした良好な景観形成をめざしてスタートします。

景観計画は、行為の制限などの景観形成の基準を盛り込むまちづくりの計画ですので、三次市では、住民の意見聴取の機会を多く設け、その方法についても、次のような色々な手法を用いました。

○計画(素案)の作成・・住民アンケート調査、景観まちづくりワークショップ(5回)
○計画(素案)への意見聴取・・景観まちづくり住民説明会(市内11会場)
○計画(案)への意見聴取・・パブリックコメントの募集
○三次市景観計画策定委員会へ市民公募により2名委嘱(委員会は3回開催)

しかしながら、説明会への参加者は多くなくり、景観行政推進の難しさを感じているところです。
これから、市民みんなで景観まちづくりを進めるために、施策を企画する場合に、市民から景観サポーターを募り、企画・計画段階から参画していただくなど、市民参加を促進していく工夫が大切と考えています。
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【12】編集後記【都市調整官 藤岡 啓太郎】


6月は「まちづくり月間」であり全国で様々な催しが開催され、様々な広報活動やまちづくりに貢献された団体等の表彰が行われます。今月号の当メルマガでも中国地方で表彰を受けられた様々な団体等を紹介しております。また今後「まち交大賞」受賞を記念して「倉吉市」のまちづくりに関する特集号を配信させていただく予定ですので、ご期待下さい。

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<編集担当>
計画・建設産業課
計画調整第一係長 藤井(内線6131)
mailto:kenseibu@cgr.mlit.go.jp
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