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中国地方まち・すまいづくりメールマガジン
【第46号:平成21年8月28日】

◇◇中国地方整備局建政部◇◇

このメールマガジンは、中国地方における都市・住宅行政に関わる情報を、
お世話になっております地方公共団体等の皆様にお送りしております。
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■■目次■■



《わがまち紹介コーナー》

【1】山陰の小京都・津和野町で秋の夜を満喫しよう!



《全国の様々なまちづくり・すまいづくり》

【2】りんご並木とまちづくり



《景観づくり紹介コーナー》

【3】みんなが憩う水と緑の景観づくり



《特集》

【4】「『新たな公』によるコミュニティ創生支援モデル事業」について

  〜中国地方選定団体の活動内容のご紹介〜


《整備局からのお知らせ》

【5】「中国圏広域地方計画」、「中国ブロックの社会資本の重点整備方針」、
   「みらいビジョン中国21」の策定について 



《募集について》

【6】「住宅・建築物省エネ改修推進事業(第2回)」の提案の募集の開始について
 

【7】維持管理・再生に取組むマンションのモデル支援を始めます


【8】高齢者居住安定化モデル事業の提案の募集(平成21年度第2回)について
 

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【1】山陰の小京都・津和野町で秋の夜を満喫しよう!■■■

【津和野町 商工観光課 沖田祥子】

山陰の小京都・津和野町。白壁の掘割で有名な殿町通りをはじめ、街並み
は赤瓦の屋根がつづき、古きよき風景が今も残っています。平成21年9月
12日(土)には景観シンポジウムを開催し、まさに行政と町民が一体とな
って「ふるさと」を守ろうと取り組んでいます。
そんな津和野町で現在、「和魂in津和野」というイベントが行われていま
す。街並みに似合う浴衣など和装を着て、協賛店・施設に行くと、様々な
特典やサービスを受けることができます。また、女性宿泊客には各旅館・
ホテルにて色浴衣の無料貸出しを行っています。そのほか、9月中は毎日、
人気の石見神楽が開催される「石見の夜神楽毎日公演」が開催されます。
浴衣に袖を通し夕涼みを楽しみながら、幻想的な石見神楽の舞に触れる…
…。そんな津和野の魅力的な秋の夜を満喫してみてください。

上記シンポジウム・イベントの詳細は、
次の 津和野町観光協会のホームページをご覧ください。
 http://www.tsuwano.ne.jp/kanko/
「石見の夜神楽毎日公演」など、神楽キャンペーンの詳細は、
次の 石見観光振興協議会のホームページをご覧ください。
 http://www.all-iwami.com/camp/
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【2】りんご並木とまちづくり■■■

【飯田市産業経済部 商業・市街地活性課 課長 木下巨一】

飯田市の中心市街地に「りんご並木」があります。昭和22年、飯田市は中心
市街地の7割を消失する大火に見舞われました。地元中学校の生徒たちの
手により守り育てられてきたこの並木は、市民主体の飯田市のまちづくり
のシンボルでもあります。
片側2車線の道路に囲まれていたりんご並木は、平成11年、市民有志が呼
びかけ、中学生も参加したワークショップによって、歩行者優先の道路に
生まれ変わりました。
平成20年4月にはりんご並木まちづくりネットワークが誕生、現在30の団
体が参加するこの組織では、月1回、りんご並木歩行者天国の運営や清掃
活動に取り組んでいます。
ネットワークの活動の中で、中心市街地の若手商業者と有機農業に取り組
むグループ「南信州有機人(ゆうきびと)」が出会いました。出会いを通して、
りんご並木沿いにオープンした飲食店で提供する野菜を、南信州有機人の
メンバーが仕入れる関係が生まれました。有機野菜のサラダバイキングは、
この店の看板メニューとなり、予約なしには入れないくらいの盛況が続い
ています。
「文化は人が生きるための肥やし」。中心市街地から文化を発信する市民グ
ループ「イイダウェーブ」。南信州有機人のメンバーの農家で野菜を収穫し、
中心市街地の飲食店で、プロの料理として味わう「やさいウェーブ」はイイ
ダウェーブの新しい取り組みです。
文字通り、多様な主体によるまちづくりがりんご並木や中心市街地の賑わ
いを少しずつ取り戻しつつあります。そういう動きのつなぎ役、支え役と
して私たち行政の仕事もつきぬことはありません。

飯田市中心市街地活性化協会が運営する「飯田まちなか情報」
 http://www.iida-machinaka.com/
飯田観光協会が運営する「南信州ナビ」
 http://www.ii-s.org/index.html
をご紹介します。
南信州飯田までぜひ遊びにおいでください。
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【3】みんなが憩う水と緑の景観づくり■■■

【三次市建設部都市整備課 主任 中村徳子】

三次市では,平成19年3月に「三次市景観条例」および「三次市景観計画」
を策定、景観計画区域を本市全域と定め、三次らしさがあふれる美しい景
観づくりを進めています。
本市には、高谷山などから眺望できる、川霧が立ち込めた幻想的な「霧の
海」、江の川をはじめとする大小の美しい川、3本の川が巴状に合流する
場、中国山地の変化に富む山並み、豊かに広がる田園などの自然景観、ま
た、ふるさとを感じる里山や農村集落景観、そして江戸時代から栄えた街
並みの面影を残す歴史的地区などの貴重な景観があります。
江戸期から変わることのない道筋として商いを中心に栄えた三次町本通り
・上市太才通りでは、歴史を感じさせる街並みを活かし、街の再生を図る
ため、地域住民で組織する三次町歴みち協議会が設立されました。「卯
(う)建(だつ)のにあう町」をスローガンに、行政と住民が一体となって、
沿道地区の修景及び電線類の地中化や街並みにあった街路灯の設置、石畳
舗装など歴史的な街並みの保全・再生に取り組んでいます。
三次にお越しの際は、ぜひ歴史の薫り漂う三次の街並みをご堪能ください。

<三次市のホームページ>
 http://www.city.miyoshi.hiroshima.jp/
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【4】「『新たな公』によるコミュニティ創生支援モデル事業」について■■■

  〜中国地方選定団体の活動内容のご紹介〜
【計画・建設産業課 計画調整第一係長 西山(内線6131)】

平成21年度の「『新たな公』によるコミュニティ創生支援モデル事業」は、
中国地方からは12件(新規採択5件、継続7件)が選定されました。
現在、各団体による取組みが実施されています。
今号では中国地方で選定された12件のうち、5件について各団体の活動内
容を紹介します。

「新たな公」の詳細については、次のホームページをご参照ください。
 http://www.mlit.go.jp/kokudokeikaku/aratana-kou/index.html
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■「まちなか」と「中山間地域」の老人世代交流事業(鳥取県鳥取市)■■
【NPO法人ラーバンマネジメント 理事長 加嶋 襄】

鳥取県鳥取市の中心に位置する遷喬地区(人口2,500人)は「まちなか」
にあり、その周辺には、「中山間地域」集落が多く存在します。
遷喬地区は住民の高齢化により60歳以上の人口割合は4割です。一方、中
山間地域ではその割合は確実に5割を超えています。
双方の地域で身近な問題である住民の高齢化を真正面から捉え、今回は、
その60歳以上の老人達が持つ人的資源を主力として「コミュニティの強
化」に向けた具体的な試みを進めます。
試みの一つ目は、遷喬地区に老人が気軽に出入り出来る活動拠点の確保
です。
二つ目は、遷喬地区で毎月1回続いている「朝市」を、毎週1回開催出来る
ように「まちなか」における賑わいを再生することに取り組みます。この
ことにより「朝市」に出荷される品々の生産や加工作業の支援要請を「中
山間地域」集落とで行う事により地域間交流が促進されます。
三つ目は、「まちなか」と「中山間地域」の交流過程を大切にし、双方が
抱える問題点を整理し、それを煮詰める為に住民同士で、また、NPOと
地域まちづくり協議会と早稲田大学等で連携しながら「まちなか交流大学」
を開催し、「地域力」の持続可能な方向と方法を探る計画です。
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■集落支援センター創設プロジェクト(島根県邑智郡邑南町)■■
〜集落支援センター創設をめざして〜
【NPO法人ひろしまね 事務局長 小田博之】

集落支援センターの創設に向けた活動は2年目を迎えます。
今年度の目標は、@支援センターを設立すること及びセンター運営資金を
確保するためのビジネス開拓、活動拠点の確保、A農地1筆マップ作成と
地域農地保全組織や集落共同菜園など活動支援、そして高齢者のお出かけ
支援、B都市住民と協働して里山活用し、食料協定の拡大を目指すなど3
つの柱で進めていきたいと思っています。
7月は創設協議会や専門委員会の開催、農地1筆マップ現況調査などを行い
ました。活動拠点整備に向けて農協支所の活用を目指し、関係者との協議
を続けています。また、高齢者のお出かけ支援として7月28日に日帰りツ
アーをモデル的に実践してみたところ16名が参加し評判は上々でした。
8月には都市住民との交流拡大をめざして、尾道市を中心とした親子連れ
を対象に1泊2日の田舎体験ツアーを受け入れました。秋には羽須美出身者
の会と協働で宿泊体験ツアーを受け入れる予定です。

活動団体のホームページはこちらです。
 http://www.hsnt.jp/satoyama/
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■1社1村交流による持続可能な地域づくりモデルの構築
〜企業と農村の戦略的互恵関係による地域維持のあり方検証〜(島根県江津市)■■
【松平村塾 副理事長 佐々木英夫】

島根県江津市松平地区(松川町、川平町)は面積では市域の4分の1を占め
る一方で、昭和30年には3,600人であった人口は現在970人(江津市人口比
3.6%)で、高齢化率は45.3%に及び、また空き家も5軒に1軒の割合となり
消滅集落が発生するなどコミュニテイの存続が困難となりつつある地域で
す。
そこで、過疎・高齢化によりコミュニテイの存続が極めて厳しい状況にあ
る2町の有志が「松平村塾」を結成(H19)し、自らの力で地域を維持する
方策の検討をはじめました。この活動に呼応して「松平ラボ(島根大学教
育学部人文地理学研究室サテライトラボトリー)」が地域マネージメントの共同体
として参画。
これまで松平ラボオープニングイベント(ワークショップ)まちむら探検
をはじめ、地域づくり戦略会議、明日へ繋がる地域づくりセミナー、古民
家を活用した島根大学(大学生)と地元住民、松平村塾との交流&セミナ
ー開催などの実施をすすめてきました。
今後、9月には講師を招いて2回目の地域づくり講演会、10月は古民家、農
場を活用したそば刈り、そば打ち体験など1社1村交流、12月は交流イベン
ト、明日へ繋がる地域づくりセミナー、シンポジウムを計画しています。
今後は松平ラボをシンクタンクとして、多様な視点から地域課題を抽出・
分析し、その具体的な対応策を「地域マネジメント・ビジョン」としてま
とめ、中長期にわたる地域づくり・地域維持のあり方を明確にする作業を
すすめていく予定です。
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■新住民支援ネットワーク事業(三次市・庄原市・安芸高田市・廿日市市・
北広島町・安芸太田町・神石高原町)■■
〜新住民と地域をつなぎ、新住民の力を地域の力に〜
【NPOやまなみ大学地域自立支援センター 理事 山本正克】

過疎高齢化し、コミュニティーの維持さえも難しくなってきている中山間
地域の活性化に新たに参入する新住民の力を生かす方法。また、新たな人
材の必要な地域と田舎暮らしを希望する方々をつなぐ最適な仕組みづくり
を目指しています。往々にして、田舎の実情と田舎暮らしをしようとする
方の間には、価値観の違いや都市と田舎の習慣や風習の違いなどで、さま
ざまなトラブルが発生したり、うまく溶け込めない不幸が多々起きていま
す。そんな状況を少しでも改善し、新住民の力が地域づくりの力となるよ
う、新住民と地域をつなぐ仕組み、また、田舎暮らしを始めようとする方
々の相談に乗ったり支援する体制作り、さらに田舎暮らし交流会や田舎暮
らしの学校の開催を通した、地域コーディネーターの育成を行ないます。
目標は、自治体と地域、そして新住民支援センターが役割り分担による協
働で、新住民と地域が力をあわせて地域づくりできる態勢づくりです。
〔事業の目標〕
 1、新住民と地域の交流を通して新住民の定住を促進し、官民協働によ
る新住民が定住するための仕組みのモデルづくり。
 2、官民の定住促進のための情報の共有化と発信力の強化。

なお、詳細については、次のホームページをご参照ください。 
NPOやまなみ大学地域自立支援センター
 http://yamanami-net.jp
新住民支援ネットワーク
 http://www.yamanami-net.jp/shinjyumin
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■人と地域が輝く88の「新たな公」〜庄原市の未来(あす)
をつなぐ、あらたな「公」ミュニティづくり事業〜(広島県庄原市)■■
【庄原市自治振興区連合協議会 後藤ひろこ】

庄原市自治振興区連合協議会では「新たな公機能を持った自治振興区づく
り」と「自治振興区の支援体制づくり」を目指し、平成20年度の事業で展
開した自治振興区総合相談窓口において、自治振興区のお困り事の聞き取
りや相談への対応、地域ヒアリング等の窓口業務を継続し、昨年度実施し
たヒアリングおよび検討会等で見えてきた地域課題を解消するための取り
組みを行います。
また、今年度は自治振興区間、あるいは自治振興区とNPO、市民活動団
体とのネットワークづくりを重点事業とし、現在個々に活動している諸団
体の連携を深めるためデータバンクの構築やホームページを制作し、地域
がつながる情報交換、情報共有の場を提供する仕組みづくりに取り組みま
す。
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【5】「中国圏広域地方計画」、「中国ブロックの社会資本の重点整備方針」、
   「みらいビジョン中国21」の策定について ■■■

【企画部 企画課    企画第一係長 伊藤(内線3166)】
【企画部 広域計画課  計画調整係長 正木(内線3221)】

中国圏における国土づくりの将来像や地域戦略等を示す「中国圏広域地方
計画」やそれを実現するための社会資本整備の具体的な方針を示す「中国
ブロックの社会資本の重点整備方針」が平成21年8月4日に国土交通大臣決
定されましたのでお知らせいたします。
また、従来 地整独自の取組として策定・見直しを進めている「みらいビ
ジョン中国21”2009”」についても、あわせて公表しましたことをお知ら
せいたします。

各計画の詳細については、下記のホームページをご参照ください。
中国圏広域地方計画
 http://www.cgr.mlit.go.jp/chiki/kokudo_keisei/index.htm
中国ブロックの社会資本の重点整備方針
 http://www.cgr.mlit.go.jp/juten2009/index.htm
みらいビジョン中国21”2009”
 http://www.cgr.mlit.go.jp/vision2009/index.htm
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【6】「住宅・建築物省エネ改修推進事業(第2回)」の提案の募集の開始に
  ついて■■■

【都市・住宅整備課 課長補佐 三戸(内線6182)】

省エネ改修の推進及び関連投資の活性化を緊急に図ることを目的とし、住
宅・建築物の省エネルギー改修を支援する「住宅・建築物省エネ改修推進
事業」の募集を開始しましたのでお知らせいたします。
本事業は、広く民間事業者等から提案を公募し、優れた提案について、予
算の範囲内において、国が整備費等の一部を補助し支援するものです。
応募提案については、学識経験者からなる委員会の評価を踏まえ、採択決
定する予定です。

  対象事業  概ね10%以上の省エネ効果があり、躯体の断熱改修を伴う
        等の要件を満たす既存の住宅、事務所ビル等の省エネ改修
  補助の内容 補助率1/3以内、限度額5千万円(うち設備は2千5百万円)
  募集期間  平成21年8月11日(火)〜平成21年9月25日(金)(消印有効)

募集要領・応募書類は、次のホームページから入手できます。
 http://www.kenken.go.jp/shouenekaishu/index.html
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【7】維持管理・再生に取組むマンションのモデル支援を始めます■■■

【都市・住宅整備課 課長補佐 三戸(内線6182)】

分譲マンションの維持管理・再生について、マンション管理組合等を対象
にモデル的に支援を行うことにより、必要なノウハウ蓄積等を図るマンシ
ョン等安心居住推進事業(モデル支援に係る事業)を、平成21年5月26日
から平成21年7月14日まで、国が公募し、学識経験者からなる評価委員会
での議論を踏まえ、採択事業を決定致しましたので、お知らせします。

応募状況 今回の募集に対して、76件の募集がありました。
    ・事業主体がマンション管理組合のもの64件
    ・事業主体がマンション管理組合の活動を支援する法人のもの12件
     (59管理組合)
採択の結果 国土交通省においては、評価委員会での評価を踏まえ、36件
      の提案を、モデル事業の対象として適切と判断し、採択する
      ことを決定致しました。
    ・事業主体がマンション管理組合のもの27件
    ・事業主体がマンション管理組合の活動を支援する法人のもの 9件
     (31管理組合)

事業の詳細は、次のホームページをご覧下さい。
 http://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/torikumi/manseimodel.htm
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【8】高齢者居住安定化モデル事業の提案の募集(平成21年度第2回)につ
  いて■■■

【都市・住宅整備課 課長補佐 三戸(内線6182)】

高齢者の居住安定確保を推進するため、先導的な技術・システム等の導入
や効率的・効果的な生活支援・介護サービス等提供について支援する「高
齢者居住安定化モデル事業」の本年度第2回目の公募を開始しましたので
お知らせいたします。
本事業は、先導的な高齢者向けの生活支援・介護サービス等が効率的・効
果的に提供される住まいづくり・まちづくりや、先導的な高齢者向けの住
宅に関する技術・システム等の導入などに対し幅広く、最大5年間にわた
り補助するものです。
福祉部局、関係する民間事業者、NPO、地域の団体等にも周知をしてい
ただき、各地域での工夫された取組みや、検討中の事業について、積極的
なご提案をお待ちしております。

先回の募集では民間事業者単独の取組みの応募が多かったこともあり、今
回は地方公共団体が主体的に、あるいは支援、連携する取組みの提案を期
待しております。

募集の記者発表資料、事業概要
 http://www.mlit.go.jp/report/press/house03_hh_000021.html
高齢者居住安定化モデル事業のHP
(説明会開催案内、Q&A、第1回募集評価結果等)
 http://www.koujuuzai-model.jp/
募集要領(第2回版)
 http://www.koujuuzai-model.jp/pdf/bosyuyouryou_2.pdf

●提案のご検討にあたって
参考に、地方公共団体が主体となって活用することが考えられる事例を紹
介します。また、各地域では、次のような取組みがみられるところですの
で、これらに該当する取組み等を計画されている地域においては、ぜひ積
極的な活用をご検討下さい。

○既存の公的賃貸住宅の空き地、空き施設の活用等により、見守りなど福
祉施設との効果的な連携による高齢者生活支援サービス拠点の整備を検討
○市営住宅団地において、孤独死防止のため一人暮らし等高齢者の見守り
等を行うネットワークを立ち上げ、さらに活動の充実、拡大を検討
○UR団地において孤独死予防等のための自治会、区等による組織を立ち
上げ、URとも連携しながらアンケート、相談事業を実施、今後団地内の
多目的活動拠点の設置を予定
○小規模多機能型居宅介護等地域密着型サービスの提供を展開するにあた
り、民家、空き店舗の活用を含め多様な整備手法を検討
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「中国地方まち・すまいづくりメールマガジン」では地方公共団体等の
皆様から、他の参考となるような独自の取り組み事例、随想等の記事を
募集しています。

記事の掲載希望及び送信先の追加、変更、ご意見・ご要望等について、
下記のメールアドレスへお寄せください。

<編集担当>
計画・建設産業課
計画・景観係長 佐々木(内線6134)
mailto:kenseibu@cgr.mlit.go.jp
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