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中国地方まち・すまいづくりメールマガジン
【第56号:平成22年6月30日】

◇◇中国地方整備局建政部◇◇

このメールマガジンは、中国地方における都市・住宅行政に関わる情報を、
お世話になっております地方公共団体等の皆様にお送りしております。
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■■目次■■


《ごあいさつ》

【1】編集長退任にあたって


《わがまち紹介コーナー》

【2】忠海祇園祭にきてみませんか


《募集について》

【3】平成22年度「まちづくり計画策定担い手支援事業」の助成対象事業主体の第2次募集開始について

【4】木のまち整備促進事業の提案の募集開始について(平成22年度第1回)


《整備局からのお知らせ》

【5】下水道施設の機械・電気設備工事請負契約における設計変更ガイドライン(案)について

【6】都市計画運用指針を改正しました。

【7】住宅エコポイントの実施状況について(平成22年5月末時点)

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【1】編集長退任にあたって

【中国地方整備局 建政部 都市調整官 筒井 祐治】

編集長を務めさせていただいておりました都市調整官の筒井です。
このたび、7月1日付けで岡山市役所に出向することとなりました。中国地
方整備局勤務は1年3ヶ月と大変短いものでしたが、中国地方各地のまちづ
くりについて皆様方からお話をお伺いし、また意見交換をさせて頂き、大
変有意義に過ごさせていただきました。これもひとえに皆様方のおかげで
あり、心より感謝申し上げます。
高齢化が進展し、今後日本の総人口も減少に向かう状況の中、ある意味の
都市間競争は今後ますます厳しくなると思われます。そうした中で、まち
づくり行政は、商業、福祉、教育なども含め、都市の魅力や活力全般を司
る総合行政的色彩を強めていくことが必要と言われております。そのよう
な意味で、福島市等で実施し、中心市街地の活性化にも大きく貢献してい
た空店舗を活用した教育版”キッザニア”とでも言うべき「スチューデン
トシティ」など、まだまたご紹介したい取組事例もあり、いささか心残り
ではありますが、編集長退任の運びとなりました。
建政部は、今後とも少しでも皆様方のお役に立てるよう取り組んで参る所
存ですので、引き続き建政部をよろしくお願いいたします。
また、私も7月1日から同じ中国地方の岡山市において、引き続きまちづく
りを担当させていただきますので、よろしくお願いいたします。
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【2】忠海祇園祭にきてみませんか■■■

【竹原市 建設産業部 都市整備課 課長 有本圭司】

竹原市の東に位置する忠海町で毎年行われている祇園祭りについて紹介
します。歴史は古く859(貞観元)年建立と伝えられる忠海開発八幡神社の
境内に祀られている祇園社の祭りに行われるもので県無形民俗文化財にも
指定されている祭です。その年の20才になった若者が、「輿守(こしゅ)さん」
と呼ばれ、先輩の祭領(さいりょう)や相談役の指導のもとに祭りを取り
仕切り、行われます。当日は鉢巻・法被・白足袋のいでたちで、法被の背中
には大小さまざまな猿の縁起ものをつけ、それをとった人は一年間無病息災
といわれています。
また、神輿の担ぎ方にも特徴があり、「竪廻し」「立てり」「座り」
「とっちゃげ」等が輿守長(こしゅちょう)の指示により古来の規則に従
って廻されます。
終日忠海町内を練り歩き、夜も更けるとほら貝や20才になる女性の歌声に
迎えられて祇園社に還御します。
本年は、7月18日(日)に行われ、午後3時頃に駅前大通りにて模範演技が
行われ、その廻し方は巧妙・勇壮なので是非ともお越し下さい。

なお、詳細については次のホームページをご参照ください。
 http://www.takeharakankou.jp/event/summer/gion.php
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【3】平成22年度「まちづくり計画策定担い手支援事業」の助成対象事業
  主体の第2次募集開始について■■■

【都市・住宅整備課 企画調査係長 今田(内線6165)】

国土交通省では、市街地の整備改善につながる都市計画の提案の促進を図
ることを目的として、地権者組織をはじめ、地域におけるまちづくりの担
い手に対して必要な経費を補助する「まちづくり計画策定担い手支援事業」
を実施しています。
このたび本事業について、7月1日(木)から7月30日(金)までの期間、
平成22年度の助成対象事業主体の第2次募集を実施することとしました。
本事業を活用し、地域の方々が自ら主体となって、地域の現状把握や課題
の分析、目指すべき防災性や住環境の検討などの専門的な検討を行い、市
街地の整備改善に有効な地区計画素案を取りまとめることにより、建築物
の自律的な建替え等が促進され、密集市街地、中心市街地、都市再生緊急
整備地域等の整備改善が進むことが期待されます。
なお、平成22年度の第1次募集では15件を採択しました。

詳しくは、次のまちづくり計画策定担い手支援事業HPをご覧ください。
 http://www.mlit.go.jp/crd/city/plan/ninaite/index.html
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【4】木のまち整備促進事業の提案の募集開始について(平成22年度第1回)■■■

【都市・住宅整備課 課長補佐 三戸(内線6182)】

この度、平成22年度「木のまち・木のいえ整備促進事業」のうち「木のまち
整備促進事業」について、平成22年度第1回目の募集を開始されています
のでお知らせします。 
本事業は、再生産可能な循環資源である木材を大量に使用する建築物の
整備によって低炭素社会の実現に貢献するため、先導的な設計・施工技術
を導入する大規模木造建築物の建設に対し、その費用の一部を補助する
ものです。 

1.対象事業の種類 
 次の[1]若しくは[2]のいずれかであって、建築物における木造化・木質化
の推進に向けたモデル性、先導性が高い木造建築物等の建設又は改修に係る
事業計画として選定されたものが補助の対象です。 
 [1]建築物の木造化 
 [2]建築物の内装・外装の木質化 
2.応募期間 
 平成22年6月4日(金)から7月23日(金)まで(消印有効) 
3.選定方法 
 応募提案については、平成22年度木のまち整備促進事業評価・実施支援室
が、学識経験者からなる木のまち整備促進事業評価委員会による評価を
もとに評価結果を国土交通省に報告し、これを踏まえ、国土交通省が採択
プロジェクトを決定します。
4.今後の予定 
 9月上旬頃に事業の採択を決定される予定です。 

なお、手続きや提出書類の詳細は、次の平成22年度木のまち整備促進事業
評価・実施支援室のホームページをご参照ください。 

応募に関する問合せ先・応募書類の入手先・提出先
(問合せについては、原則として電話でお願いします。) 
 平成22年度木のまち整備促進事業評価・実施支援室 
  TEL:03-3588-1808 
  受付:月〜金曜日(祝日、年末年始を除く)9:30〜17:00 
  支援室ホームページ:http://www.kinomachishien.jp 
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【5】下水道施設の機械・電気設備工事請負契約における設計変更
  ガイドライン(案)について■■■

【都市・住宅整備課 課長補佐 赤星(内線6163)】

下水道施設の機械・電気設備工事は、土木工事のように
工事目的物(構造物)の形状・寸法・材料等が詳細に示されるものでなく、
各製造業者が目的に応じて独自に機器・装置等を開発・製造・調達し、シ
ステム構築を行う「性能発注」的要素が高くなっています。
このことは、請負契約図書等における適切な契約条件の明示方法等が難し
く、設計変更時の公正な契約の締結にあたり、課題を生じる要因となって
います。
国土交通省では、発注者と請負者がともに設計変更の考え方を理解し、設
計変更を円滑に実施することが出来るよう「下水道施設の機械・電気設備
工事請負契約における設計変更ガイドライン(案)」を策定しましたので
お知らせします。

なお、詳細については、次のホームページをご参照ください。
 http://www.mlit.go.jp/crd/crd_sewerage_tk_000011.html
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【6】都市計画運用指針を改正しました。■■■

【計画・建設産業課 計画調整第一係長 津森(内線6131)】

都市計画運用指針について、次の2点が改正されましたので情報提供させて
いただきます。
(平成22年5月25日発出、6月1日施行 第6版一部改正)

・市街化区域に原則として含まないものとする優良な集団農地の規模の改正
・遊休農地対策に関する農業委員会等との連携

各地方公共団体におかれましては、引き続き、今後の都市計画制度の運用
に当たっての参考としてください。

なお、詳細については、次のホームページをご参照ください。
 http://www.mlit.go.jp/crd/city_plan/crd_city_plan_fr_000008.html
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【7】住宅エコポイントの実施状況について(平成22年5月末時点)■■■

【都市・住宅整備課 課長補佐 三戸(内線6182)】

平成22年5月末時点での同事業の実施状況が、公表されています。 

 1.住宅エコポイントの申請状況 申請受付開始からの累計
     1)新築        6,911戸
     2)リフォーム    35,220戸
     3)合計       42,131戸
 2.住宅エコポイントの発行状況 申請受付開始からの累計   
     1)新築        2,301戸( 690,300,000ポイント)
     2)リフォーム    19,978戸( 858,419,000ポイント) 
     3)合計       22,279戸(1,548,719,000ポイント) 

なお、詳細については、下記ホームページをご参照ください。
・実施状況(平成22年5月末時点)
  http://www.mlit.go.jp/report/press/house04_hh_000166.html
・手続き、概要等(住宅エコポイント事務局ホームページ)
  http://jutaku.eco-points.jp/
・住宅エコポイントの交換商品や交換商品提供事業者の情報(〃)
  http://jutaku.eco-points.jp/user/item/ 

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下記のメールアドレスへお寄せください。

<編集担当>
計画・建設産業課
計画・景観係長 佐々木(内線6134)
mailto:kenseibu@cgr.mlit.go.jp
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