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中国地方まち・すまいづくりメールマガジン
【第57号:平成22年7月29日】

◇◇中国地方整備局建政部◇◇

このメールマガジンは、中国地方における都市・住宅行政に関わる情報を、
お世話になっております地方公共団体等の皆様にお送りしております。
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■■目次■■


《ごあいさつ》

【1】編集長就任にあたって


《わがまち紹介コーナー》

【2】「金魚ちょうちん祭り」にきてみませんか


《募集について》

【3】第2回高齢者等居住安定化推進事業の公募について


《整備局からのお知らせ》

【4】地方都市等における再開発ビル等の再生方策に係る検討調査の結果
  について



《地方公共団体等からのお知らせ》

【5】「二葉の里地区低炭素まちづくりプラン」の策定について
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【1】編集長就任にあたって■■■

【中国地方整備局 建政部 都市調整官 及川 理】

中国地方の皆様、この度、中国地方整備局建政部都市調整官として着任い
たしました及川と申します。建政部メールマガジンの編集長を仰せつかり
ましたので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
平成13年1月の省庁再編時に地方整備局に建政部が誕生して以来、早いもの
でもうすぐ10年になります。建政部は、建設業、不動産業、景観、都市計
画、街路、市街地整備、公園、下水道、住宅など幅広い業務を行っており
ます。特に、身近なまちづくりの支援も行っておりますので、皆様とも日
頃からお付き合いがあろうかと存じます。
中国地方は、山あり海あり、優れた景観、由緒ある歴史、独自の文化や産
業など豊富な地域資源に恵まれた地域です。私は東京生まれ、東京育ちで
すので、豊かな自然、暮らしやすい街が大変、新鮮に感じられます。こう
した魅力を活かしながら、ぜひ、中国地方がますます発展してまいります
よう、私も努力していきたいと存じます。
このメールマガジンを通じて、建政部より最新の話題を情報提供してまい
りますとともに、皆様からも取組の紹介や観光PRなどをご紹介いただく
ことにより、相互交流の活性化を図り、魅力あふれる地域の形成を促進し
てまいりたいと思いますので、引き続きご支援の程、どうぞよろしくお願
い申し上げます。
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【2】「金魚ちょうちん祭り」にきてみませんか■■■

【柳井市 建設部 都市計画課 課長 前田栄二】

「白壁の町並み」で知られる柳井市。江戸時代を中心とする商家が約200m
続く町並みは、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。
8月のお盆前後には、「白壁の町並み」と、柳井駅から白壁の町並みまでを
結ぶ「麗都路(レトロ)通り」に柳井の民芸品である金魚ちょうちんが約
2,000個飾られ、夕方になると灯りを灯します。ほのかな灯りが白壁の町並
みと調和し、幻想的な雰囲気を醸し出します。
8月13日には、この地区一帯で「金魚ちょうちん祭り」を開催します。
この祭りは「柳井で新しい夏祭りを始めよう」という市民の声が高まる中
で、地元商店街や青年会議所、商工会議所青年部、企業や官公庁等が、そ
れぞれ企画から運営までを自主的に行う市民の祭りとして平成4年から始ま
り、今回で19回目の開催となります。金魚ねぶたの引き回し等、迫力のあ
る内容となっておりますので、ぜひともお越しください。お待ちしており
ます。

「金魚ちょうちん祭り」については、次のホームページをご覧ください。
 http://www.city-yanai.jp
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【3】第2回高齢者等居住安定化推進事業の公募について■■■

【都市・住宅整備課 課長補佐 三戸(内線6182)】

単身高齢者・要介護高齢者の増加、障害者の地域生活への移行ニーズや待
機児童の増加等を背景として、高齢者、障害者及び子育て世帯(以下、高
齢者等という。)が安心して生活することができる住まい・住環境が求め
られています。
このため、国土交通省では、高齢者向けの生活支援サービス付きの賃貸住
宅を整備する事業や、高齢者等の居住の安定確保に資する先導的な事業の
提案を公募し、先導性や普及性等に優れた提案に対して補助をする「高齢
者等居住安定化推進事業」を実施しています。
平成22年度第1回目の公募については、260件の応募があり、このたび、学
識経験者からなる高齢者等居住安定化推進事業評価委員会の評価結果を踏
まえ、160件が選定されましたので、お知らせします。
なお、第2回の公募は8月2日(月)から8月31日(火)までを予定されています。

詳しくは、次の高齢者等居住安定化推進事業評価委員会事務局のホームペ
ージをご参照ください。
 http://iog-model.jp/

問合わせ先
■とりまとめた上でFAX又は電子メールにより行ってください。
・審査状況等に関する個別のお問い合わせについては、お答えできません。
※質問・相談をする際は、提案部門を明記してください
※質問する際にあたって、「よくある質問」、「Q&A(pdf)」、「お問い合わせ
への回答」、「記入要領」に同様のご質問が掲載されていないかご確認ください。
高齢者等居住安定化推進事業評価室
 FAX:03-6268-9029
 E-Mail:model@swrc.co.jp
 ※電話でのご質問・ご相談は、受け付けておりません。
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【4】地方都市等における再開発ビル等の再生方策に係る検討調査の結果
  について■■■

【都市・住宅整備課 市街地係長 高木(内線6167)】

昭和44年に制定された都市再開発法に基づく市街地再開発事業は、これま
で約700地区で完了しており、都市部における密集市街地の解消、拠点の
形成などに寄与してきました。しかし、同法律の施行から約40年が経過し、
これまでに竣工した再開発ビル等においては、その間の社会経済情勢の変
化、中心市街地の衰退、建築躯体や設備等の老朽化などにより、経営や管
理運営上の課題を有するビルが増えております。 
このため、国土交通省において、再開発ビル等の現状把握を行い、再生の
ために必要と考えられる枠組みや、その具体化にあたっての課題等を整理
し、再開発ビル等の再生方策についてとりまとめを行いました。 
標記調査報告書の概要版とともに、再開発ビル等の自己診断・自己再生の
ためのチェックリストを公表しましたのでお知らせします。
再開発ビル等の再生に向けて、ご活用いただければ幸いです。

なお、詳細については、次のホームページをご参照ください。
 http://www.mlit.go.jp/report/press/city08_hh_000005.html
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【5】「二葉の里地区低炭素まちづくりプラン」の策定について■■■

【広島市都市活性化局都心再開発部広島駅周辺地区整備担当 柴田 裕史】

広島市の陸の玄関であり、中四国地方最大の広域交通結節点であるJR広島
駅に隣接する二葉の里地区は、高い開発ポテンシャルを持ちながら、現在
は、大規模な国有地等を中心として低・未利用な状態にあり、市街地整備
と高次都市機能の集積が緊急の課題となっています。このため、中国財務
局、広島県、広島市、JR西日本及びUR都市機構で構成する「二葉の里地区
まちづくり推進協議会」では、地域の特性を生かしたまちづくりの基本的
方針となる「二葉の里地区まちづくり基本計画」を平成20年(2008年)2月
に策定し、この基本計画の中で、都市基盤整備の手法として、土地区画整
理事業が有効であること、二葉の里地区において新しいまちづくりのモデ
ルとなる良好な都市環境の創造を目指すこと、及び環境負荷低減への配慮
等について言及しています。
(平成22年(2010年)1月に二葉の里土地区画整理事業を都市計画決定)
このような背景を踏まえ、二葉の里地区において環境負荷低減に配慮した
まちづくりを推進するに当たり、先導的な都市環境対策にかかる計画を策
定するため、平成21年(2009年)12月に「二葉の里地区先導的都市環境形
成計画検討委員会」を設置して検討を行い、都市基盤整備事業者や民間開
発事業者が事業を実施する場合や、地区内の住民が生活し地域活動を行う
場面で、低炭素都市の実現に向けて様々な取組を検討する際の手引書とな
る「二葉の里地区低炭素まちづくりプラン」を策定しました。

なお、詳細については、次のホームページをご参照ください。
 http://www.city.hiroshima.lg.jp/www/contents/0000000000000/1278931822100/index.html
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皆様から、他の参考となるような独自の取り組み事例、随想等の記事を
募集しています。

記事の掲載希望及び送信先の追加、変更、ご意見・ご要望等について、
下記のメールアドレスへお寄せください。

<編集担当>
計画・建設産業課
計画・景観係長 佐々木(内線6134)
mailto:kenseibu@cgr.mlit.go.jp
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