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中国地方まち・すまいづくりメールマガジン
【第59号:平成22年9月28日】

◇◇中国地方整備局建政部◇◇

このメールマガジンは、中国地方における都市・住宅行政に関わる情報を、
お世話になっております地方公共団体等の皆様にお送りしております。
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■■目次■■


《わがまち紹介コーナー》

【1】連続テレビ小説「てっぱん」の町・尾道へようこそ


《整備局からのお知らせ》

【2】『秋まつり』開催中!国営備北丘陵公園

【3】低炭素都市づくりガイドラインが策定・公表されました

【4】平成22年度(第3回)国土交通大臣賞「循環のみち下水道賞」表彰式及び発 表会の開催について

【5】平成21年度末の下水道等整備状況について

【6】住宅エコポイントの実施状況について(平成22年8月末時点)

【7】平成22年度「住生活月間」等のイベント等について


《募集について》

【8】長期優良住宅先導事業の提案の募集(平成22年度第2回)の開始について


《土地・水資源局からのお知らせ》

【9】DID地区で測量を行っていませんか?
〜地籍整備推進調査費補助金(平成22年度募集中)〜



《地方公共団体等からのお知らせ》

【10】都心部循環バス(100円ループバス)運行社会実験の開始について

【11】「全国・鏝絵なまこ壁サミットinとっとり2010」の開催について
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【1】連続テレビ小説「てっぱん」の町・尾道へようこそ■■■

【尾道市 主幹(てっぱん担当) 島谷豊幸】

寺の町、坂の町、文学の町、映画の町としてよく知られ、また市町合併後
は里山から瀬戸の島嶼部まで豊かな自然に恵まれ、多くの人々を魅了して
やまない尾道が46年ぶりにNHK連続テレビ小説「てっぱん」の舞台に選ば
れました。9月27日から放送されるドラマでは、昭和の原風景と言われる
どこか懐かしい町並みや、渡船が行き交う情緒ある尾道水道の風景がふん
だんに紹介されます。
また、放送を記念して尾道ロケ風景の写真パネル展を本通り商店街を中心
に平成23年3月末まで開催しています。さらに、10月9日には尾道の対岸の
向島町兼吉地区で「てっぱんあかり祭り」が、10月17日には尾道駅前で
「おのみち大てっぱん博」が催され、美味しい鉄板料理が提供されます。
ドラマ「てっぱん」をご覧いただき、「てっぱん」で盛り上がる尾道へ
是非お越しください。心よりお待ちしています。

尾道の元気を発信するブログ「尾道てっぱん物語」
 http://teppan-onomichi.sblo.jp/
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【2】『秋まつり』開催中!国営備北丘陵公園■■■

【都市・住宅整備課 公園係長 梅谷(内線6171)】

国営備北丘陵公園では平成22年10月17日(日)まで、コスモスの開花にあ
わせて恒例の『秋まつり』を開催しています。
今年は色も形も様々な品種を集めた”コスモスコレクション”を一層充実
し、昨年度より20品種多い日本最大級となる約100種類のコスモスをご覧
いただくことができます。
さらに、秋まつり期間中は、神楽上演、ミニコンサート、食やクラフトの
手作り体験を中心に、本物志向かつ、リーズナブルな内容にて、皆様の
ご来園をお待ちしています。
なお、無料入園日は10月3日(日)、10日(日)です。
※駐車料金は別途必要です。

詳細につきましては、次のホームページをご参照下さい。
 http://www.bihoku-park.go.jp/bihoku_autumn/
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【3】低炭素都市づくりガイドラインが策定・公表されました■■■

【計画・建設産業課 計画調整第三係長 土井(内線6137)】

 国土交通省では、低炭素都市づくりの推進にあたり考えるべき事項や取
組の基本的考え方、対策方針の立案とその方策、低炭素都市づくりの施策
効果の把握方法等を示すこと等により、地方公共団体の取組を支援するこ
とを目的として、「低炭素都市づくりガイドライン」の策定を進めており
ましたが、この度、策定・公表に至りました。

 「低炭素都市づくりガイドライン」は、下記HPアドレスにてご覧いた
だけます。
  http://www.mlit.go.jp/crd/city_plan/teitanso.html

 なお、中国地方整備局としましても、中国地方の実態に即したエネルギ
ー利用効率の高い国土・都市づくりの観点からの方策調査「低炭素・循環
型圏域構造形成推進調査」を実施しており、調査成果をとりまとめました
ので、各県・各市町村の皆様へ近々お届けする予定です。
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【4】平成22年度(第3回)国土交通大臣賞「循環のみち下水道賞」表彰式
  及び発表会の開催について■■■

【都市・住宅整備課 下水道係長 光井(内線6176)】

下水道は、都市生活や経済活動を支える重要なライフラインであり、一時
たりとも機能停止の許されない社会基盤です。下水道の基本的な役割は公
衆衛生の向上や水循環の改善ですが、これらの基本的な役割と併せて、再
生水や再生可能エネルギー等の活用による都市の水とエネルギーのマネジ
メントにより循環型社会の形成に貢献しています。
国土交通省では、このような持続可能な循環型社会の構築に向けた全国の
優良事例を毎年、国土交通大臣賞「循環のみち下水賞」として表彰してお
り、この度広島県安芸郡海田町立海田東小学校が第3回(平成22年度)国
土交通大臣賞〈循環のみち下水道賞、水のみち部門〉を受賞されましたの
でお知らせします。
受賞内容は以下の通りです。
 「水と緑の海田東小ものがたり」を通じた下水道環境教育

なお、詳細については次のホームページをご参照ください。
 http://www.mlit.go.jp/report/press/city13_hh_000113.html
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【5】平成21年度末の下水道等整備状況について■■■

【都市・住宅整備課 下水道係長 光井(内線6176)】

平成21年度末の中国地方における下水道処理人口普及率は、60.8%で初め
て60%台となり、平成20年度末59.5%に比べ1.3%増加しました。これに
より約8万人の方が新たに下水道を利用できることとなります。
この下水道処理人口普及率は全国平均73.7%と比べると10年程度整備が遅
れている状況です。
また、農林水産省、国土交通省、環境省の三省では、平成21年度末の全国
の汚水処理人口普及状況の取りまとめを行っております。
中国地方の汚水処理人口普及率は79.6%(平成20年度末は78.5%)であり、
全国平均85.7%(平成20年度末は84.8%)を下回っており、こちらも全国
平均と比べると5年程度整備が遅れている状況です。

なお、詳細については次のホームページをご参照ください。
 http://www.cgr.mlit.go.jp/kisha/2010aug/100830top.pdf
 http://www.mlit.go.jp/report/press/city13_hh_000110.html
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【6】住宅エコポイントの実施状況について(平成22年8月末時点)■■■

【都市・住宅整備課 課長補佐 三戸(内線6182)】

平成22年8月末時点での同事業の実施状況についてのとりまとめが、公表
されています。
 1.住宅エコポイントの申請状況 申請受付開始からの累計
     1)新築       53,811戸
     2)リフォーム    116,764戸
 2.住宅エコポイントの発行状況 申請受付開始からの累計  
     1)新築       40,843戸(12,252,900,000ポイント)
     2)リフォーム    100,010戸( 5,391,711,000ポイント)

発行状況(百万)  中国5県新築  中国5県リフォーム
ポイント
     3月        0         2
     4月        10         12
          5月        59         69
     6月       197        140
          7月       266        122
          8月       329        112
     計       861        467

なお、詳細については、次のホームページをご参照ください。
 http://www.mlit.go.jp/report/press/house04_hh_000187.html
また、住宅エコポイント事務局のホームページの手続き等については
次のホームページをご参照ください。
 http://jutaku.eco-points.jp/

平成22年9月10日に閣議決定された「新成長戦略実現に向けた3段構えの経
済対策」において、住宅エコポイントの延長が位置づけられました。
<エコポイント制度の延長(平成23年12月末まで)>
エコ住宅の新築、介護にも役立つバリアフリーリフォームを含めたエコ住
宅へのリフォームに対してポイントを発行する制度を1年延長する(平成23
年12月31日まで延長)。
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【7】平成22年度「住生活月間」等のイベント等について■■■

【都市・住宅整備課 課長補佐 三戸(内線6182)】

毎年10月は、「住生活月間」です。各県が主催(後援を含む)するイベントの
うち一部を紹介します。

○2010「木の住まいフェア」(鳥取県東部地区)
 ■木工教室:杉本箱を作ろう!
 10:00〜11:00、13:00〜14:00 両日先着50 名様
 ■丸太ころがし■クイズ■木のプールで宝探し■柱けずり実演■鏝絵コーナー
   <東部会場> 平成22年10月16日(土)・17日(日) 10:00〜17:00
         鳥取産業体育館
詳細は次のホームページをご参照ください。
 http://www.tottoriken-mokuzo.com/

○遥かなまち倉吉ウォーク・木の住まいウォーク(鳥取県中部地区)
 町並みを歩きながら、鳥取県中部地域の優れた自然環境と歴史を楽しんで
いただくと共に、会員の建築した住宅や晩年改修工事が施された牧田家住宅
を見学できるイベントです。
   <中部会場> 平成22年10月16日(土) 13:00〜17:00
         メイン会場:打吹公園椿の平
   <参加対象> 一般(小学生以下は保護者同伴)
         約300人先着順 ※午後1時より現地で受付開始
         参加料 500円(高校生以下無料)
詳細は次のホームページをご参照ください。
 http://www.tottoriken-mokuzo.com/light_top.html

○ひろしまフードフェスティバル(住まいの情報プラザ)
住まいの情報プラザ「住宅相談,住宅に関する情報提供(リーフレット,
パネル展示),環境・耐震等の模型展示」等を行います
  日時:平成22年10月30日(土)〜31日(日) 10:00〜17:00
  会場:ひろしまフードフェスティバル会場内(広島城周辺・中央公園)
ひろしまフードフェスティバルの詳細は次のホームページをご参照ください。
 http://www.rcc.net/event/foodfestival/2010/
広島県の住生活月間のイベントの詳細は次のホームページをご参照ください。
 http://www.pref.hiroshima.lg.jp/page/1168838322230/index.html

○2010やまぐち住宅フェア
住まいに関する展示やイベントなどを通して、住宅・住環境に関する情報
を提供することにより、県民の住意識を啓発し、豊かさの実感できるゆと
りある住生活の実現を図る。
  日時:平成22年10月9日(土)〜10日(日)9時〜16時(18日は15時まで)予定
  会場:山口きらら博記念公園内「多目的ドーム」
きらら物産・交流フェア2010の詳細は次のホームページをご参照ください。
 http://www.kirara-bussan.com/index.html

「住生活月間」の詳細は次のホームページをご参照ください。
 http://www.mlit.go.jp/report/press/house02_hh_000043.html
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【8】長期優良住宅先導事業の提案の募集(平成22年度第2回)の開始
  について■■■

【都市・住宅整備課 課長補佐 三戸(内線6182)】

標記事業(旧長期優良住宅先導的モデル事業)について、平成22年度第2回目
の提案の募集が開始されていますので、お知らせします。
本事業は、「いいものをつくってきちんと手入れして長く大切に使う」とい
うストック社会のあり方について、具体の内容を広く国民に提示し、技術
の進展に資するとともに普及啓発を図ることを目的としています。
この観点から、住宅の長寿命化に向けた事業の提案を、国が公募によって
募り、優れた提案に対して、予算の範囲内において、事業の実施に要する
費用の一部を補助するものです。

1)募集する提案事業の部門
 [1]住宅の新築
 [2]既存住宅等の改修
 [3]維持管理・流通等のシステムの整備
 [4]技術の検証
 [5]情報提供及び普及
 ※住宅の新築(戸建て)については、木造等循環型社会形成部門、
 維持管理流通強化部門、まちなみ・住環境部門が設定されています。
2)応募期間
 平成22年8月27日(金)〜9月30日(木)(消印有効)
3)選定方法
 応募提案については、独立行政法人建築研究所が、学識経験者からなる
 長期優良住宅先導事業評価委員会による評価をもとに評価結果を国土交
 通省に報告します。これを踏まえ、国土交通省が事業の採択を決定します。
4)今後の予定
 12月初旬頃に採択プロジェクトを決定する予定です。

応募書類の入手・問い合わせ先
(独)建築研究所 長期優良住宅先導事業評価室
メール:chouki@kenken.go.jp
H P:http://www.kenken.go.jp/chouki/index.html
 FAX:029-879-0786
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【9】DID地区で測量を行っていませんか?■■■
〜地籍整備推進調査費補助金(平成22年度募集中)〜

【国土交通省 土地・水資源局 国土調査課 山口】

地籍調査未実施のDID地域(人口集中地区)で、地方単独費の測量を行
っていませんか?
測量成果を地籍調査を補完するものとして活用させて頂けるならば、測量
費について補助をする制度があります。

(補助制度の概要)
1 事業主体:地方公共団体等
2 地域要件:人口集中地区(地籍調査実施済地域は除く)
3 補助対象:国土調査法第19条第5項指定等を受けるために必要となる
   以下の費用
 @調査計画等作成費(既存資料等収集・整理費)
 A境界情報等整備費(現況調査費、境界確認費)
 B成果等作成費(予備調査費、成果作成費)
4 補助率:1/2等

国土調査法第19条第5項指定の詳細については、次のホームページをご参照
ください。
 http://tochi.mlit.go.jp/tockok/know/relatedlaw/serach_law.html

制度への申請方法等については、以下までご連絡ください。
国土交通省土地・水資源局国土調査課 山口、中川(TEL:03-5253-8384)
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【10】都心部循環バス(100円ループバス)運行社会実験の開始
  について■■■

【広島市道路交通局都市交通部公共交通計画担当 重坪崇宏】

マイカーから公共交通への利用転換の促進による環境負荷の低減や、観光
振興を目指し、分かりやすく使いやすいバスサービスのあり方を検討する
ため、9月18日から都心部循環バス(100円ループバス)運行の社会実験を
実施しています。
【実施主体】
 ノーマイカーデーひろしま実行委員会(国、県、市、交通事業者、
 経済界、 市民団体で構成)
【運行概要】
・運行ルート:1周約40分、20分間隔で左右両循環
      (右循環)広島駅〜段原一丁目〜段原中央〜田中町〜小町〜
           平和記念公園〜十日市〜紙屋町〜合同庁舎前〜
           女学院前〜幟町〜広島駅
      (左循環)広島駅〜女学院前〜市民病院前〜紙屋町〜十日市〜
           平和記念公園〜小町〜田中町〜段原中央〜
           段原一丁目〜広島駅
・運行期間:9月18日(土)〜12月5日(日)【土曜,日曜,祝日限定】
・運行時間:9時30分〜18時
・運 賃 :1乗車(大人100円、小人50円、幼児〔未就学児〕は無料)
        〔PASPY,ICOCA,バスカード利用可〕
      1日乗車券(大人300円、小人150円)
        〔1日乗車券を見せると、3つの美術館や広島城での観覧
         料等の割引や、こども文化科学館での記念グッズプレ
         ゼントなどの特典あり。〕
・バスロケーション情報の配信:バス停への接近や予定到着時刻を携帯電
 話に メール配信。
・ボランティアガイドによる観光案内の実施。(詳細は、下記ホームページ参照)
・運行事業者:広島電鉄株式会社

なお、詳細については、次のホームページをご参照ください。
 http://www.city.hiroshima.lg.jp/koutsuu/noruma-day/
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【11】「全国・鏝絵なまこ壁サミットinとっとり2010」の開催
  について■■■

【鳥取県生活環境部景観まちづくり課まちづくり担当 主事 永谷 麻理子】

鳥取の左官文化や見事な左官職人の技、地域資源である鏝絵なまこ壁を全
国へ情報発信するとともに、全国各地にある鏝絵なまこ壁について情報
交換を行い、交流を深めることによって、左官文化の振興及びまちづくり
へと繋げることを目的に「全国・鏝絵なまこ壁サミットinとっとり2010」
を開催します。
初日は 石山修武氏(建築家、早稲田大学理工学部教授)による基調講演
「左官職人のワザによるまちづくり」や、石山修武氏、藤田洋三氏(写真
家)及び挾土秀平氏(左官職人)らによる鼎談、全国各地からのまちづく
りの事例報告などを行い、二日目は「とっとり蔵リズムの実践」と題して
大山北麓や琴浦町光地区の鏝絵なまこ壁等を巡る見学ツアーを実施します。

この機会に、是非鳥取へお越しいただき、素晴らしい左官文化をご堪能く
ださい。多くの皆様の参加をお待ちしております。

1 開 催 日  平成22年11月6日(土)〜11月7日(日)の2日間
2 会  場  倉吉未来中心(倉吉市駄経寺町)他
3 問い合わせ 鳥取県生活環境部景観まちづくり課
        TEL:0857-26-7387  FAX:0857-26-8114
        E-mail: keikanmachizukuri@pref.tottori.jp

申込方法など詳細については、県のホームページをご覧ください。
 http://www.pref.tottori.lg.jp/keimachi

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皆様から、他の参考となるような独自の取り組み事例、随想等の記事を
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記事の掲載希望及び送信先の追加、変更、ご意見・ご要望等について、
下記のメールアドレスへお寄せください。

<編集担当>
計画・建設産業課
計画・景観係長 佐々木(内線6134)
mailto:kenseibu@cgr.mlit.go.jp
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