******************************************************************
中国地方まち・すまいづくりメールマガジン
【第66号:平成23年6月3日】

◇◇中国地方整備局建政部◇◇

このメールマガジンは、中国地方における都市・住宅行政に関わる情報を、
お世話になっております地方公共団体等の皆様にお送りしております。
******************************************************************


■■目次■■


《まちづくり月間特集》

【1】6月1日は「景観の日」、6月は「まちづくり月間」


【2】平成23年度「都市景観大賞」について
 ◇江津市域地区の「赤瓦景観」と萩市浜崎地区の「町家の街並み」が
「都市空間部門」の優秀賞に決定
■■中国地方の受賞地区からのコメント■■
 ◇6月1日より景観行政団体へ
【江津市 建設部 都市計画課長 二上拓也】
 ◇平成23年度 都市景観大賞「都市空間部門」優秀賞の受賞について
【萩市 歴史まちづくり部 都市計画課 課長補佐 吉屋 満】

【3】平成23年度「まちづくり功労者表彰」について

■■中国地方の受賞地域からのコメント■■
 ◇平成23年度まちづくり功労者表彰によせて
【東出雲町出雲郷(あだかえ)西土地区画整理組合 理事長 錦織邦雄】
 ◇平成23年度まちづくり功労者表彰によせて
【福山駅前開発株式会社 代表取締役 寺田政則】
 ◇平成23年度まちづくり功労者表彰によせて
【水辺環境みなおし隊 代表 福田照登】
 ◇平成23年度まちづくり功労者表彰によせて
【NPO法人雁木組 理事長 氏原睦子】
 ◇広島の財産「水辺にひろがる豊かな緑地空間」で、心地よい汗
   〜ポップラ・ペアレンツ・クラブ
【ポップラ・ペアレンツ・クラブ 代表幹事 CAQ 降杉純子】


《整備局からのお知らせ》

【4】建政部の人事異動について

 ◇舟引前建政部長 退任挨拶
 ◇井上建政部長  着任挨拶

【5】「下水道施設の復旧にあたっての技術的緊急提言」について


【6】「大街区化ガイドライン」の策定について


【7】第22回「みどり愛護」功労者国土交通大臣表彰受賞者の決定について


【8】(お知らせ)エコポイントの活用による環境対応住宅普及促進事業
   (住宅エコポイント事業)のポイントが発行される工事の対象期間
   の短縮について 


 
《募集について》

【9】平成23年度木のいえ整備促進事業の募集開始について


【10】平成23年度(第1回)住宅・建築物省CO2先導事業提案の募集について


【11】平成23年度長期優良住宅等促進環境整備事業の公募について
   (空き家等活用推進事業)


【12】住まい・まちづくり担い手事業の提案の募集の開始について


【13】長期優良住宅先導事業の提案の募集(平成23年度)の開始について


【14】サービス付き高齢者向け住宅整備事業の募集開始について



《地方公共団体等からのお知らせ》

【15】「みんなで自転車に乗ろう のりんさいくるHIROSHIMA」の施策紹介について

******************************************************************


【1】6月1日は「景観の日」、6月は「まちづくり月間」■■■

【計画・建設産業課 計画・景観係長 田邉(内線6134)】

 「景観の日」は、景観法の全面施行日である平成17年6月1日に開催された
「日本の景観を良くする国民大会」において、「毎年6月1日を景観の日とす
ることを提唱するとともに、今後、引き続き美しく風格のある景観づくり
を国民運動として推進する。」などの大会決議がなされたことなどを受け、
景観法を所管する国土交通省、農林水産省及び環境省において、同法の基
本理念の普及、良好な景観形成に関する国民の意識啓発などを目的として、
平成18年4月に制定されたものです。

 「まちづくり月間」は、住民の積極的な参画のもとに創意と工夫を活かし
たまちづくりを推進することを目的として、昭和58年度から毎年6月を「ま
ちづくり月間」と定め、まちづくりについて住民の理解と協力を得るため、
都道府県、市町村、関連団体の協力を得て、様々な広報活動や行事の開催
等、まちづくりに関する啓発活動を幅広く実施することとしています。

※昭和43年6月15日に現在のまちづくりの根幹となる「新都市計画法」及び
「改正建築基準法」が公布されたことから6月としています。

「景観の日」及び「まちづくり月間」の関連行事において、受賞される中国地
方の方々を、《まちづくり月間特集》としてご紹介いたします。 
******************************************************************


【2】平成23年度「都市景観大賞」について■■■

 ◇江津市域地区の「赤瓦景観」と萩市浜崎地区の「町家の街並み」が「都市
 空間部門」の優秀賞に決定
【計画・建設産業課 計画・景観係長 田邉(内線6134)】

 平成23年度の都市景観大賞「都市空間部門」の優秀賞に島根県江津市の
「江津市域地区」(応募者:江津市)と山口県萩市の「浜崎地区」(応募者:浜
崎しっちょる会、萩市)が選ばれました。

 都市景観大賞「都市空間部門」は、従来の「美しいまちなみ賞」を見直し、
「景観教育・普及啓発部門」とともに今年度より創設された表彰であり、
「都市空間部門」は、公共的空間とその周りの宅地・建物等が一体となって
形成された良質で優れた都市景観を対象に、「景観教育・普及啓発部門」は、
景観に関する教育、意識啓発、知識の普及等の取り組みが地域の人々の景
観への意識・関心の高揚につながっている優れた活動を対象に賞を授与し、
広く紹介することにより、より良い都市景観の形成を目指すものです。

<審査講評:江津市域地区>
 江津市は、日本三大瓦産地の一つであり、石州赤瓦で名高い。この街の
各地には、今でも随所に赤瓦集落が点在し良好な景観が保たれている。こ
うした、景観資産を保全再生してきた、江津市の取り組みは、高く評価す
るに値する。元来、歴史的に良好な都市景観は、建材を地産地消すること
によって、統一感ある調和が保たれてきた。しかし、現代の建材の多様化
と流通の進化によって、全国の町並みは、均一的カオス状態へと陥ってい
る。このことは景観法に基づく、景観条例や景観ガイドラインなどにおい
ても打破し切れていない。それは、「既存不適格」への過度な配慮から、現
状追認的な枠組みが多くなっているからだろう。それに対し、江津市の姿
勢は「赤瓦」にあえて限定し、大きな成果をあげている。また、学校教育に
おいても、「赤瓦」を通じた、郷土への愛着を醸成するなど、幅ひろい取り
組みを行っている点が特筆される。また、シビックセンター地区など、新
たに開発された地域においても、「赤瓦」の導入を積極的におこなっており、
遠景としての統一感が形成されている。今後は、こうした新たな施設にお
ける、「赤瓦」の適切なデザインが課題となるだろう。

<審査講評:浜崎地区>
 萩市浜崎地区は、萩市街を形成する三角州の北東端に位置し、藩政期に
は港を背景とする藩都の商業・経済の中心として、また萩沖の島々を統治
する代官所在地として萩城下において重要な位置を占めていた。往時の様
相は現在も色濃く残り、江戸から明治期の伝統的建物は100棟を超えている。
 平成10年には、地区の住民80名による「浜崎しっちょる会」が発足し、歴
史的な町並みを保存活用したまちづくりがスタートした。また萩市は地区
住民の建築協定をふまえて「町なみ環境整備事業」として、新築や修景の建
物に助成金を出すと共に、電線類の地中化や道路整備、公園や集会所等の
整備を行った。平成13年には国の「重要伝統的建造物保存地区」に指定され、
また平成17年には地域住宅交付金を利用した「古民家再生モデル住宅」やま
ちづくり交付金を利用した「町並み交流館」を萩市が整備し、その管理運営
を「浜崎しっちょる会」が担っている。
萩市と「浜崎しっちょる会」のこの10年以上にわたる地道な協働の取り組み
によって、現在地区が現在活性化していることを高く評価し、都市景観大
賞「優秀賞」にふさわしいと考えられる。

なお、詳細については、次のホームページをご参照ください。
 http://www.mlit.go.jp/report/press/city10_hh_000069.html


■■中国地方の受賞地区からのコメント■■
 ◇6月1日より景観行政団体へ■■
【江津市 建設部 都市計画課長 二上拓也】

 江津市は、市域の中央を中国地方随一の大河である「江の川」が南北に悠
々と流れ、緩やかな流れが落ち着きのある水面を形成し、また東西に長く
続く白砂の海岸や万葉に歌われた島の星の山並みなど、優れた自然景観を
有しております。
 また、「赤瓦」を代名詞とする「石州瓦」は、本市を主生産地としており、
市内各地の集落において、今なお石州赤瓦の伝統的な街並み景観がまとま
りとして存在しており、景観上の大きな特徴となっています。一方、近年
の市街地整備においては赤瓦を活かした統一感のある景観形成に努めてお
り、市内全域において赤瓦景観の「創造」、「再生」、「継承」に関わる各種の
施策を進めております。
 本市は「誇りの持てるふるさと」、「好きといえるまち」をコンセプトとし
たまちづくりを進めておりますが、市民一人ひとりが景観づくりの担い手
であることの自覚をもち、誇るべき赤瓦景観と海、川、山の自然景観、さ
らに景観重要建築物や樹木等の資源を活かした特色あるまちづくりを進め
るため、6月1日をもって永年の懸案事項でありました景観行政団体へ移行
しました。今後は、景観法に基づく必要な施策の検討と実施に臨み、「赤
瓦の映える美しいまち ごうつ」を実現したいと考えております。

なお、詳細については、次のホームページをご参照ください。
 http://www.city.gotsu.lg.jp/5706.html


 ◇平成23年度 都市景観大賞「都市空間部門」優秀賞の受賞について■■
【萩市 歴史まちづくり部 都市計画課 課長補佐 吉屋 満】

 このたび、本市の「浜崎地区」を地元のまちづくり団体である「浜崎しっ
ちょる会」と「萩市」が連名で平成23年度都市景観大賞「都市空間部門」に応
募したところ、優秀賞に選定されました。
 当地区は、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されており、江戸や
明治期の町家の町並みが多く残っております。昨年の中国地方都市美協議
会研修会において、参加していただいた会員自治体の方に現地研修してい
ただいた地区でもあります。
 当地区では、「浜崎しっちょる会」が主体となって、伝統的建造物の維持
管理・活用、観光ボランティアガイド、各種イベント等を開催しており、
この10年以上にわたる継続した活動が評価されたものと思っております。
 今後も、このような市民と行政が一体となったまちづくりを推進したい
と考えております。このたびは、誠にありがとうございました。
******************************************************************


【3】平成23年度「まちづくり功労者表彰」について■■■

【計画・建設産業課 計画調整第3係長 土井(内線6137)】

 第29回「まちづくり月間」まちづくり功労者として、全国で45団体、うち
中国地方からは、下記の5団体が受賞されました。
 まちづくり功労者表彰は、魅力あるまちづくりの推進につとめ、特に著
しい功績のあった個人又は団体(地方公共団体を含む)に贈られるもので、
まちづくり月間において、国土交通大臣より表彰状が贈呈されます。

◇東出雲町出雲郷(あだかえ)西土地区画整理組合(島根県東出雲町)は、J
R山陰本線により市街地と分断され、開発が遅れていた地区において、土
地区画整理事業の実施により、道路・公園等の公共施設を整備するととも
に、高速道路のインターチェンジ完成により発展中である市街地に隣接し
た区域に、住宅地と商業地を併せ持つ利便性の高い新市街地を創出し、地
域のさらなる活性化に貢献されました。

◇福山駅前開発株式会社(広島県福山市)は、備後都市圏の中核都市である
福山市の玄関口に位置しながら、老朽化・雑居化した低層建築物が存して
いた東桜町地区において、市街地再開発事業を施行し、備後地域の玄関口
にふさわしい新たな交流拠点となる多機能複合型施設を完成させ、中心市
街地活性化の促進に貢献されました。

◇水辺環境みなおし隊(広島県三原市)は、沼田西のエヒメアヤメ自生南限
地帯の保護に取り組むとともに、ふるさと再発見と題して伝統的な建築物
や芸能を紹介し、「かんきょうマップ」の作成や観察会を通して、地域の豊
かな自然環境や大切な生き物を守り、さらに、貴重な資源を次世代へ残し
て伝えることの重要性を発信し、自然と共生するまちづくりに貢献されま
した。

◇NPO法人雁木組は、広島市内を流れる河川の雁木を船着場として活用す
る、水上交通ネットワーク「雁木タクシー」を運行するとともに、河岸空間
を活かしたイベントの開催や雁木・河川の清掃活動などにより、水辺空間
に活性化と賑わいをもたらし、広島の魅力向上に貢献されました。

◇ポップラ・ペアレンツ・クラブは、市民が親しみやすい水辺の創出を目
指す有志が集まり、美しい玉石護岸の景観が目を引く基町環境護岸におい
て河岸管理の一端を担い、また、広い河岸を活かして、ピクニック&カフェ
やコンサートなどのイベントを開催することにより、賑わいと魅力があふ
れた、愛される水辺づくりに貢献されました。


■■中国地方の受賞地域からのコメント■■
 ◇平成23年度まちづくり功労者表彰によせて■■
【東出雲町出雲郷(あだかえ)西土地区画整理組合 理事長 錦織邦雄】

 東出雲町出雲郷西土地区画整理組合は、平成20年1月に組合の設立認可
を受け、施行区域面積約10.8ha、総事業費約10.1億円で実施し、平成23年
7月に解散予定です。本地区は、松江市の通勤圏でありながら農業的土地
利用を主とした地区でしたが、平成12年度に本地区東側で住居系土地区画
整理事業が完成し、近年区域内県道整備が実施され、また、山陰道東出雲
I.C.周辺にて流通業務系土地区画整理事業が平成18年に整備され、この東
出雲I.C.から約1kmの至近距離であり、地区周辺の宅地化が顕著になり、
開発に伴うスプロール化が懸念され、土地区画整理による整備を求められ
ていました。そこで、自治体との協働により公共施設の整備改善と、宅地
の利用増進と秩序ある良好な市街地の形成を図るべく組合員協力の下、事
業の推進を図りました。本年8月には松江市に合併し、10月には、「県民住
宅祭」が地区内で開催予定です。「松江開府400年祭」の最後の年と相まって、
益々「ものづくりのまち」の発展を図っていきたいと思っています。


 ◇平成23年度まちづくり功労者表彰によせて■■
【福山駅前開発株式会社 代表取締役 寺田政則】

 当社は、東桜町地区第一種市街地再開発事業によって大規模複合ビルを
建設し、平成23年4月1日にグランドオープンを迎えることができました。
事業の推進にあたりましては、関係各位の絶大なるご支援ご協力をいただ
き深く御礼申し上げます。新しく誕生したビルは、かつて繊維産業で栄え
た街の記憶を遺し、末永く福山市民に親しまれ愛されることを願い、繊維
(seni)を逆読みして、ines FUKUYAMA(アイネスフクヤマ)と名付けられま
した。この事業は、数々の難局を乗り越えて完成しましたが、ビルの完成
は一つの通過点であって、アイネスフクヤマが福山駅前エリアの賑わいの
拠点として機能することが、本当の意味で当社の使命となります。そのた
め、ビル内部には、イベント広場や屋上庭園など、まちづくりの仕掛けが
用意されています。
 今後は、今回の受賞を機に、まちづくりの原点に立ち返り、近隣の商店
街や大規模商業施設と一体となって、魅力的な街並みを整備し、楽しく元
気になるイベントを開催して、福山市中心市街地を盛り上げていきたいと
思います。


 ◇平成23年度まちづくり功労者表彰によせて■■
【水辺環境みなおし隊 代表 福田照登】

 今回の賞をいただくにあたり、関係者の皆様に水辺環境みなおし隊を代
表して心より感謝いたします。ありがとうございます。
 私達の団体は,地域の里山・里地・川・里海が日常の生活に最も必要な
水辺環境につながっていることを視点におき,「沼田川汽水域の環境」や「海
辺の環境」をマップにしました。「ふるさと」の昔からの歴史や文化と環境
の豊かさや変化を伝えております。ふるさと再発見を目的とした自然観察
会等を官民協働で実施し,三原の魅力を再確認,再認識しました。今後は、
本市にある天然記念物エヒメアヤメ自生地はもとより、地域の里山・里地
・里海を学習拠点にすることや、地域のゲンジボタル生息地の保護を通し
て、地域活性化をめざしながら、自然と環境の保全活動を続けたいと思い
ます。
 次の世代により良い環境を伝える必要と未来のある子ども達が、生まれ
育って良かったと実感できるようなふるさとづくりを隊員一同で取り組み
たいと思います。


 ◇平成23年度まちづくり功労者表彰によせて■■
【NPO法人雁木組 理事長 氏原睦子】

 広島市内を流れる6本の川には、かつて船着場として利用されていた雁
木(がんぎ)が数多く残っています。干満差の大きな瀬戸内海のまちならで
はの構造物で、その数、約400。私たちは「雁木」に人と川の新しい関係を
見出しまちづくりにつなげようと、ふたたび雁木を船着場として活用する
水上タクシー「雁木タクシー」を運航しています。まちのいたるところにあ
る雁木を結ぶことにより、まちとまち、まちと人が結ばれていきます。地
域と協働で開催している「水辺ジャズ」も、こうして生まれました。「雁木」
というテーマに特化したコミュニティと、地域のコミュニティが手を携え
ることが、まちづくりをより新鮮な形にするものだと実感しています。一
方で雁木は広島の風土に築かれた文化そのものです。私たちはこれらを遺
産として残すのではなく、「使いながら伝承」していきたいと考えています。
年間150日を超える活動を可能にしているのは、水辺からまちを変えると
いう、メンバーの気概と誇りです。これからも雁木タクシーを通じて広島
の水辺自慢、広島のまち自慢を続けていきます。


 ◇広島の財産「水辺にひろがる豊かな緑地空間」で、心地よい汗
  〜ポップラ・ペアレンツ・クラブ■■
【ポップラ・ペアレンツ・クラブ 代表幹事 CAQ 隆杉純子】
 きっかけは、河岸緑地にすっくと立ち、広島の戦後を樹高26mの空から
見てきた1本のポプラの木でした。1979年から1983年の基町環境護岸工事
で、設計者の中村良夫先生(東工大名誉教授)が残しました。
 ポプラは2004年9月、最大瞬間風速60mの台風で倒れましたが、再生を望
む市民の声に応えて、太田川河川事務所が元の場所に植え直しました。
 その後、ポプラを応援する企業と市民グループが集まり、2006年7月に
ポップラ・ペアレンツ・クラブを結成しました。以来、緑地(愛称:基町
POP'La通り)の除草や清掃など管理のお手伝いと、野外上映会など水辺の
にぎわいをPRするイベントを行っています。老木は2011年に土にかえり、
ひこばえのポップラ2世の成長を見守っています。
 2011年4月、基町POP'La通りの管理者が国から市へ移りましたが、私た
ちは引き続き“愛される水辺づくり”を目指して、草刈りに汗を流したい
と思います。このたびの「まちづくり功労者表彰」は結成5周年の節目によ
き励みとなり、クラブを代表してお礼申します。

 http://www009.upp.so-net.ne.jp/caq/ppc.html
(参考)『夕凪の街 桜の国』(こうの史代、双葉社、2004)
******************************************************************


【4】建政部の人事異動について■■■

【計画・建設産業課 課長補佐 廣田(内線6122)】

H21.5.16 人事異動
《建政部長》
(前任)舟引 敏明 → 都市・地域整備局 公園緑地・景観課長
(後任)井上 伸夫 ← 土地・水資源局 総務課 公共用地室長


◇舟引前建政部長挨拶

 前建政部長の舟引敏明です。
 このたび5月16日付で、国土交通本省都市・地域整備局公園緑地・景観
課長に異動いたしました。在任中、中国五県のかたがたには大変お世話に
なりました。改めて御礼を申し上げます。
 個人的な感想になりますが、水と緑豊かな広島市に住むということは、
日本で最も激烈な戦災を受け、都市計画の先人たちが厳しいご苦労をされ
て、今日の美しい広島を築き上げた足跡を実感することでした。広い道路
や川沿いの緑地を歩くたびに、その空間がどのようにして獲得されたのか
を考えさせられました。正しいビジョンとそれを実現するための意思と実
行力のどちらが欠けても、現在の美しい広島はなかったことでしょう。ま
ちづくりの一つのあり方を実感した次第です。広島以外の瀬戸内海側の戦
災復興都市も同様です。当時のすばらしいビジョンが、現在の緑豊かな都
心の空間の形成に寄与しています。先人たちの活動に敬意を表したいと思
います。
 また、中国地方全体を見渡すと、古くからの歴史的資産を今日まで受け
継いだ美しい都市が散在しています。広島に来る前に「歴史まちづくり法」
の立法に関係していたこともあり、倉吉、松江、大田、江津、益田、高梁、
倉敷、福山、竹原、呉、岩国、柳井、防府、下関、そして萩など、多くの
都市を訪ねる機会をいただきました。地元のまちづくりに携わる方々とも
意見交換をすることができ、歴史的資産をまちづくりの核としていく考え
方が各地で根付いていることを知り、意を強くした次第です。
 まちづくりは、多くの人々の利害関係を調整する、困難で息の長い仕事
です。しかし、その困難さを乗り越えることの素晴らしさが、これだけの
美しい都市、誇りある都市から読み取ることができます。
 新たなポストでは、その名のとおり公園緑地、景観法、歴史まちづくり
法、屋外広告物法の担当となります。皆様方のまちづくりのバックアップ
に携わることは、これまでと同様です。東日本大震災の震災復興など、ま
だまだ課題はつきませんが、日本が世界に誇れる美しい国となるよう、皆
様とともに取り組んでいきたいと考えています。
 今後ともよろしくお願い申し上げます。


◇井上建政部長挨拶

 メルマガ読者の皆様、去る5月16日付けで中国地方整備局建政部長とな
りました井上伸夫と申します。宜しくお願いいたします。
 高尾山のふもと、東京都八王子市の出身です。歴史的には絹織物で栄え、
近年では多摩ニュータウンを擁する東京のベッドタウン、そして多くの大
学が立地する学術都市の顔も持つ東京西部の中心都市ですが、最近では百
貨店の撤退をはじめとして活力の低下が課題となっているようです。それ
でも、生まれ育ったまちですので、帰るたび、新しい建物が建っても、古
い建物が残っていても、他のまちとは違う特別なものを感じてしまいます。
 ふるさとであれ、今住んでいる所であれ、地域づくりはそこで生活を営
む地域の方々の思いの結晶だと思います。そして、国土交通省の役割はそ
の地域の方々の思いの実現に微力ながらお手伝いをすることだと考えてい
ます。国の交付金も驚くほど使い勝手が良いものとなっています。情報の
発信・提供も重要な仕事だと考えています。このメルマガ等を通じて、タ
イムリーに情報をお伝えしていきたいと考えています。また、優秀なスタ
ッフも揃えてありますし、内緒の情報もお教えしますので、個別の話でも
お気軽に地方整備局にご相談を頂ければと考えています。
 まちづくりの仕事に携わるのは、平成17年に三重県に出向していた時以
来久しぶりとなりますが、中国地方で魅力あふれる地域づくりに取り組ま
れている皆様のお役に少しでも立てるよう全力を尽くして参りますので、
宜しくお願い申し上げます。
******************************************************************


【5】「下水道施設の復旧にあたっての技術的緊急提言」について■■■

【都市・住宅整備課 下水道係長 光井(内線6176)】

 国土交通省下水道部では、東日本大震災において被災した下水道施設に
ついて、適切な応急復旧を行い、再度災害を防止する本復旧を行うために、
本震災の特徴をとらえ、施設の各復旧のあり方を提示することを目的とし
て、(社)日本下水道協会と共同で学識者等からなる「下水道地震・津波対
策技術検討委員会」(委員長 濱田政則早稲田大学教授)を設置し、第1回委
員会を4月12日に開催しました。
 第1回委員会では、「下水道施設の復旧にあたっての技術的緊急提言」が
とりまとめられました。国土交通省では、委員会のとりまとめを受けて、
下水道部下水道事業課企画専門官通知として、被災を受けた都県・政令市
に提言を発出しました(4月15日付)。

なお、詳細については、次のホームページをご参照ください。
 http://www.mlit.go.jp/report/press/city13_hh_000123.html
******************************************************************


【6】「大街区化ガイドライン」の策定について■■■

【都市・住宅整備課 市街地係長 金川(内線6167)】

 大都市の国際競争力の強化や地方都市の再生に向け、都心部の低未利用
地等において、地域ポテンシャルを活かして都市機能の更新を図ることが
求められています。
 その際、敷地の一体的利用のために、複数の街区に細分化された土地を
集約する「大街区化」を推進することにより、今日の土地利用ニーズを踏ま
えた土地の有効高度利用を進めることが期待されています。
 大街区化の実施にあたっては、公共施設を変更することによる公益性の
実現や、創出される大街区に対応した適切な公共施設計画など、詳細な検
討が必要な課題が多いにも関わらず、参考となるこれまでの実施事例も少
なかったことから、今般、「大街区化ガイドライン」をとりまとめたもので
す。
 また、大街区化を推進する取り組みへの支援として、「大街区化相談窓
口」も設置されておりますので、ご活用下さい。

なお、詳細については、次のホームページをご参照ください。
 http://www.mlit.go.jp/report/press/city08_hh_000006.html
******************************************************************


【7】第22回「みどりの愛護」功労者国土交通大臣表彰受賞者の決定について■■■

【都市・住宅整備課 公園係長 梅谷(内線6171)】

 花と緑の愛護に顕著な功績のあった民間の団体に対し、その功績をたた
え、国民的運動としての緑化推進活動の模範として表彰する「みどりの愛
護」功労者国土交通大臣表彰の受賞者が決定しました。

 受賞団体数 101団体
     うち中国地方 7団体  
      ・大栄生涯学習まちづくり研究会(鳥取県東伯郡北栄町)
      ・辰巳西公園愛護委員会(岡山市)
      ・広島市立矢賀幼稚園保護者会(広島市)
      ・広島トヨタ自動車株式会社(広島市)
       ・東雲二丁目長寿会(広島市)
      ・東霞シニアクラブ(広島市)
      ・城ヶ丘有志の会(広島市市)

 表彰は、5月14日に富山県富岩運河環水公園及び富山市総合体育館にお
いて、皇太子殿下の御臨席のもと開催された第22回全国「みどりの愛護」
のつどいで行われました。

なお、詳細については、次のホームページをご参照ください。
 http://www.mlit.go.jp/report/press/city10_hh_000066.html
******************************************************************


【8】(お知らせ)エコポイントの活用による環境対応住宅普及促進事業
   (住宅エコポイント事業)のポイントが発行される工事の対象期間の
短縮について■■■

【都市・住宅整備課 課長補佐 三戸(内線6182)】

1.内容
 エコポイントの活用による環境対応住宅普及促進事業(住宅エコポイン
ト事業)は、対象となるエコ住宅の新築及びエコリフォームのポイントが
発行される工事の対象期間を本年12月末までに着工・着手したものとして
いましたが、想定を上回る多くのご利用をいただいたことから、工事の対
象期間を5ヶ月短縮し、平成23年7月末までとなりました。
 なお、ポイントの申請期限及び交換期限は変更ありません。

詳細は住宅エコポイント事務局のホームページ
 http://jutaku.eco-points.jp/

変更概要
新築工事・リフォーム工事
(変更前)平成23年12月31日までに着工した新築工事・着手したリフォーム工事
(変更後)平成23年 7月31日までに着工した新築工事・着手したリフォーム工事

2.お問い合わせ先(住宅エコポイント全般)
住宅エコポイント事務局
 H P:http://jutaku.eco-points.jp/
 TEL:0570-064-717(有料)(9:00〜17:00、土日祝含む) 
****************************************************************** 


【9】平成23年度木のいえ整備促進事業の募集開始について■■■

【都市・住宅整備課 課長補佐 三戸(内線6182)】

 この度、平成23年度「木のまち・木のいえ整備促進事業」のうち「木のい
え整備促進事業」について、下記のとおり募集が開始されていますのでお
知らせします。
 本事業は、地域の中小住宅生産者による長期優良住宅への取組を促進す
るため、一定の要件を満たす長期優良住宅について建設工事費の一部を助
成するものです。
 なお、手続きや提出書類の詳細は、平成23年度木のいえ整備促進事業実
施支援室(以下、「支援室」と言います。)のホームページに掲載いされてい
ます。

1.申請者の資格
 申請者は、以下の要件を全て満たす事業者です。
○ 年間の新築住宅供給戸数が50戸程度未満の住宅供給事業者 
○ 建築主と住宅の建設工事請負契約を締結(又は買主と売買契約を締結※)
   し、かつ当該住宅の建設工事を行う者
※建設業と宅地建物取引業を兼ねる者が、住宅の建設工事を行い、かつ
 その販売を自ら行う場合についても本事業の対象事業者となります。

2.補助の対象となる住宅
[1]一般型
 次の全ての要件を満たす木造住宅を対象とします。
 ・所管行政庁による長期優良住宅建築等計画の認定を受けたものであること
 ・補助事業の実績報告を行うまでに、一定の住宅履歴情報の適切な整備
  及び蓄積がなされていること
 ・建設過程の公開により、関連事業者や消費者等への啓発を行うこと
[2]地域資源活用型
 [1]一般型の要件に加えて、次の要件を満たす木造住宅を対象とします。
 ・柱・梁・桁・土台の過半において、都道府県の認証制度などにより
  産地証明等がなされている木材・木材製品を使用するものであること

3.補助金の額
 対象住宅の建設工事費の1割以内の額で、かつ一般型の場合は対象住宅
1戸当たり100万円、地域資源活用型の場合は対象住宅1戸当たり125万円
を上限とします。
 申請受付期間内で補助を受けることのできる住宅の戸数は、一般型と地
域資源活用型の対象住宅の合計戸数で、一の事業者あたり5戸を上限とし
ます。また、平成22年度木のいえ整備促進事業第2回募集分における事業
登録申請により、補助対象となる住宅の戸数を登録されている事業者は、
当該登録戸数との合計で5戸を上限とします

4.エントリー兼補助金交付申請受付期間
 平成23年5月10日(火)から平成23年8月31日(水)(必着)まで

応募方法等の詳細、応募に関する問合せ先・応募書類の入手先・提出先
平成23年度木のいえ整備促進事業実施支援室ホームページ
 H P:http://www.cyj-shien23.jp
 TEL:03-5229-7643 又は 03-5229-7644
 受 付:月〜金曜日(祝日、年末年始を除く)9:30〜17:00
 事業の詳細は、「手続きマニュアル」を参照して下さい。
******************************************************************


【10】平成23年度(第1回)住宅・建築物省CO2先導事業提案の募集について■■■

【都市・住宅整備課 建築安全係長 藤田(内線6756)】

 標記事業について提案の募集を開始されていますので、お知らせします。
 本事業は、家庭部門・業務部門のCO2排出量が増加傾向にある中、省
CO2の実現性に優れたリーディングプロジェクトとなる住宅・建築プロジェ
クトを、国が公募によって募り、予算の範囲内において、整備費等の一部
を補助するものです。

1.対象事業の種類
 [1]住宅及び住宅以外のオフィスビル等の建築物(以下「住宅・建築物」
    という)等の新築
 [2]既存の住宅・建築物の改修
 [3]省CO2のマネジメントシステムの整備
 [4]省CO2に関する技術の検証

2.応募期間
 平成23年5月12日(木)〜6月30日(木)(消印有効)

3.選定方法
 応募提案については、独立行政法人建築研究所が、学識経験者からなる
住宅・建築物省CO2先導事業評価委員会による評価をもとに評価結果を国
土交通省に報告します。これを踏まえ、国土交通省がモデル事業の採択を
決定します。

4.今後の予定
 8月下旬〜9月初旬頃に事業の採択を決定する予定です。

応募書類の入手・問い合わせ先
(独)建築研究所住宅・建築物省CO2先導事業評価室(連絡室)
 メール:shouco2@kenken.go.jp
 H P:http://www.kenken.go.jp/shouco2/
 TEL:03-3222-7881  FAX:03-3222-7882
****************************************************************** 


【11】平成23年度長期優良住宅等推進環境整備事業の公募について(空き
家等活用推進事業)■■■

【都市・住宅整備課 住宅事業係長 堂田(内線6191)】

 標記事業について、平成23年度の提案の募集が開始されていますので、
お知らせします。
 本事業は、NPO法人、任意団体等が実施する空き家等の再生、流通の促
進等に資する地域の体制を整備する事業を国が公募し、優れた事業を応
募した者に対して、予算の範囲内において、国が当該事業の実施に要する
費用の一部を補助することにより、長期優良住宅等を推進する環境整備の
ための担い手の育成等を図るものです。

1.公募対象
 (対象地域)
 空き家が発生しており、地域のコミュニティ維持やその活性化に支障を
きたしていると認められる以下の地域
 (1) 過疎、豪雪、山村、離島等の条件不利地域
 (2) 中心市街地及び郊外型ニュータウン
 (対象事業)
 (1) 空き家等の再生、流通の促進等に資する地域の体制を整備する事業
 (2) (1)の事業を支援するための関係情報の一元的な集約・提供を行う事業
 (3) (1)の事業を支援するための地方公共団体、民間事業者等からなる
    協議会が実施する相談等の事業
 (4) (1)から(3)に掲げる事業の実施のために必要な調査研究、これらの
    成果に関する情報提供に関する事業又はマニュアルの作成等事業の
    一般化・普及・啓発のための事業

2.応募期間
 平成23年5月12日(木)〜6月16日(木)(消印有効)

3.選定方法
 応募提案は、機構に設置する評価委員会が、支援希望団体から提出された
資料を厳正に審査し、当該評価結果を踏まえ、支援対象団体を決定します。

4.今後の予定
 選定結果は7月末までに全応募団体に通知する予定です。

5.応募書類の入手・問い合わせ先
一般社団法人 住まい・まちづくり担い手支援機構
 H P:http://www.s-m-ninaite-shien.jp/  
 TEL:03-3588-7799  FAX:03-3586-3823 
****************************************************************** 


【12】住まい・まちづくり担い手事業の提案の募集の開始について■■■

【都市・住宅整備課 市街地事業係長 木村(内線6196)】

 標記事業について、平成23年度の提案の募集が開始されていますので、
お知らせします。
 本事業は、持続可能なストック型の社会への転換、質の高い住宅を長期
にわたり使用していくための基盤となる市街地環境の整備が求められてい
る中、このような環境を創り出していくため、各地域において良好なまち
づくりを行うNPO法人、任意団体等の活動を促進することを目的としてい
ます。
 このような観点から、国が先導的な活動を公募によって募り、優れた提
案に対して、予算の範囲内において、活動の実施に要する費用の一部を補
助するものです。

1)募集対象
・建築デザイン、まちの景観の向上、建築資産の活用等に関する活動
・建築協定等が結ばれた地域等における住環境の整備・保全のための活動

2)応募期間
 平成23年5月12日(木)〜6月16日(木)(必着)

3)選定方法
 応募提案は、一般社団法人住まい・まちづくり担い手支援機構に設置す
る委員会が、支援希望団体から提出された資料を厳正に審査し、当該評価
結果を踏まえ、国土交通省が支援対象団体を決定します。

4)今後の予定
 選定結果は7月末までに全応募団体に通知する予定です。

応募書類の入手方法・問い合わせ先・提出先
一般社団法人 住まい・まちづくり担い手支援機構 
 H P:http://www.s-m-ninaite-shien.jp/  
 TEL:03-3588-7799  FAX:03-3586-3823
******************************************************************


【13】長期優良住宅先導事業の提案の募集(平成23年度)の開始について■■■

【都市・住宅整備課 建築業務係長 中田(内線6766)】

 標記事業について、平成23年度の提案の募集を開始されていますので、
お知らせします。
 本事業は、「いいものをつくってきちんと手入れして長く大切に使う」と
いうストック社会のあり方について、具体の内容を広く国民に提示し、技
術の進展に資するとともに普及啓発を図ることを目的としています。
 この観点から、住宅の長寿命化に向けた事業の提案を、国が公募によっ
て募り、優れた提案に対して、予算の範囲内において、事業の実施に要す
る費用の一部を補助するものです。

 1)募集する提案事業の部門
  [1]既存住宅等の改修部門
  [2]維持管理・流通に係る体制整備部門
  [3]技術の検証、情報提供及び普及部門
  ※今年度から「住宅の新築部門」の募集は行われていません。

 2)応募期間
  平成23年5月12日(木)〜6月30日(木)(消印有効)

 3)選定方法
  応募提案については、独立行政法人建築研究所が、学識経験者からな
 る長期優良住宅先導事業評価委員会による評価をもとに評価結果を国土
 交通省に報告し、これを踏まえ、国土交通省が事業の採択を決定します。

 4)今後の予定
  8月末から9月初旬頃に採択プロジェクトを決定する予定です。

応募書類の入手・問い合わせ先
(独)建築研究所 長期優良住宅先導事業評価室
 メール:chouki@kenken.go.jp
 H P:http://www.kenken.go.jp/chouki/index.html
 TEL:029-879-0691  FAX:029-879-0786 
******************************************************************


【14】サービス付き高齢者向け住宅整備事業の募集開始について■■■

【都市・住宅整備課 住宅・宅地係 小尻(内線6185)】

 高齢者の居住の安定確保に関する法律の改正により新たに創設されるサ
ービス付き高齢者向け住宅に係る整備事業について、募集が開始さりまし
たで、お知らせします。

1.募集する事業の種類
 サービス付き高齢者向け住宅として登録される住宅の整備

2.募集期間
 平成23年5月30日(月)から随時募集(平成24年1月末までの予定)

 応募申請書の受付・問い合わせ先
 応募申請書の受付及びお問い合わせは、サービス付き高齢者向け
住宅整備事業事務局にて対応されています。
 なお、本事業専用ホームページにおいて、本事業の募集要領や応募申請
書の様式等を掲載されていますので、ご参照ください。

■提案申請書の提出先
 〒113-0033 東京都文京区本郷2-40-17 本郷若井ビル6階6A
       サービス付き高齢者向け住宅整備事業事務局 宛
※封筒には「平成23年度サービス付き高齢者向け住宅整備事業応募申請書
在中」と記載してください。

■問い合わせ先
サービス付き高齢者向け住宅整備事業事務局
 メール:info@serkorei.jp
 H P:http://www.koreisha.jp/
 TEL:03-5805-2971  FAX:03- 5805-2978  
******************************************************************


【15】「みんなで自転車に乗ろう のりんさいくるHIROSHIMA」の施策紹介について■■■

【広島市 道路交通局 道路部 道路計画課 計画班 池野大輔】

 広島市では、「自転車都市ひろしまの推進」を掲げ、安全で快適な自転車
走行空間の整備、放置自転車対策の推進、自転車利用者のマナーアップな
どに取り組んでいます。こうした取組の一つとして、自転車共有システム
「コミュニティサイクル」の導入を検討していますので御紹介します。
 本市では平成21年度に国土交通省と連携し、市中心部において、有人管
理型のコミュニティサイクル社会実験を1ヶ月の期間で実施しました。そ
の結果、利用者からは概ね高い評価が得られた一方、持続可能なシステム
とするには、利用者拡大、またランニングコストの縮減等の採算性に課題
があることが判明しました。
 このため、これらの課題を解決するため、2年間の長期に渡ってICTを活
用した無人管理型の社会実験を実施することにしました。
 本社会実験は、本年3月13日から平成25年3月までの期間、広島市中心部
に9箇所のサイクルポート(貸出自転車150台)を設置し実施しています。
 今後、本格導入に向け、アンケート調査等により、みなさんの意見等も
お聞きしながら、実現方策を検証・検討していきたいと考えています。

なお、詳細については、次のホームページをご参照ください。
 http://www.city.hiroshima.lg.jp/www/contents/0000000000000/1305524295159/index.html
******************************************************************
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
「中国地方まち・すまいづくりメールマガジン」では地方公共団体等の
皆様から、他の参考となるような独自の取り組み事例、随想等の記事を
募集しています。

記事の掲載希望及び送信先の追加、変更、ご意見・ご要望等について、
下記のメールアドレスへお寄せください。

<編集担当>
計画・建設産業課
計画・景観係長 田邉(内線6134)
 mailto:kenseibu@cgr.mlit.go.jp
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++