中国地方まち・すまいづくりメールマガジン

【第136号:平成29331日】

 

◇◇中国地方整備局建政部◇◇

 

このメールマガジンは、中国地方における都市・住宅行政に関わる情報を、

お世話になっております地方公共団体等の皆様にお送りしております。

 

 

■■目次■■

 

《整備局からのお知らせ》

 

【1】中国地方都市美協議会「景観研究会」を開催しました

 

【2】平成29年度PPP/PFI推進のための案件募集開始(第1次)について

 

【3】地域づくりに携わる人たちの想いと軌跡をとりまとめました!

〜昨日、ふるさとのために何ができただろうか〜!

 

【4】国営備北丘陵公園−『備北花ピクニック2017』開催!!

 

 

【1】中国地方都市美協議会「景観研究会」を開催しました

【計画・建設産業課 計画・景観係長 蔦(内線6134)】

 

 

 中国地方都市美協議会は、平成29年2月28日に景観研究会を開催しました。景観研究会は、有識者を招いての特別講演、景観にかかる国からの情報提供、各自治体の事例紹介等を通じて、中国地方都市美協議会会員の景観に関する知識や意識の向上、情報共有を図ることを目的として、毎年1回実施しています。本研究会には、中国地方都市美協議会会員以外の5市町9名の方も含め30団体、48名の方にご参加いただきました。

 

 まず、国土交通省都市局公園緑地・景観課職員から、国土交通省の景観に関連する支援事業や全国の事例紹介など、最近の景観行政について情報提供をしていただきました。

 

 続いて、神戸芸術工科大学 大学院 小浦教授より、『景観からの地域づくり−地域の変化をつなぐマネジメントに向けて−』と題して、ご講演いただきました。

 小浦教授は、アーバンデザインや都市計画を専門分野としており、国土交通省の日本らしく美しい景観作りに関する懇談会委員や芦屋市景観審議会委員を務める等、景観行政に深くそして多岐に渡り、携わっていらっしゃいます。

 講演の中では、景観から土地利用管理を考えるにあたり、景観計画が基本特性として備えている環境管理の総合性と可能性などについて、ご講演いただきました。特に景観計画の中に定める「方針」や「どのような地域でありたいか」という地元の思いが重要であるとお話しいただきました。

 

 最後に、松山市 都市整備部 都市デザイン課 眞鍋技師より、『「松山市の景観まちづくり」について』と題して、情報提供をしていただきました。

 松山市は、平成26年度に「道後温泉周辺地区」が都市景観大賞の優秀賞を、平成28年度に「ロープウェー街・大街道周辺地区」が四国地方初の都市景観大賞の国土交通大臣賞を受賞しており、地域と行政が一体となって行った環境整備の取組みを、具体的な事例と共にご紹介いただきました。

 講演の中では、整備を進めていくためには、官民の立場を超えて、意識の共有化を図ることができる整備方針(コンセプト)が必要だとお話しいただきました。

 

 景観研究会は来年度も開催を予定しておりますので、是非ご参加下さい。

 

 

【2】平成29年度PPP/PFI推進のための案件募集開始(第1次)について

【計画・建設産業課 課長補佐 櫻井(内線6126)】

 

 

 国土交通省では、官民連携事業の導入や実施に向けた検討に要する地方公共団体等の調査委託費への助成、及び、地域における官民連携事業の関係者間の連携強化・人材育成・官民対話等を行う産官学金で構成された地域プラットフォーム形成の支援を実施するため、4月12日(水)までの間、以下のとおり案件募集(第1次)を行っています。

 

@   先導的官民連携支援事業

  先導的な官民連携事業を実施しようとする地方公共団体等に対し、下記(イ)又は(ロ)に係る業務に要する調査委託費を助成することにより、官民連携事業の案件形成を促進するものです。

 

(イ)事業手法検討支援型 : 施設の種類、事業規模、事業類型、事業方式等の面で先導的な官民連携事業の導入や実施に向けた検討のための調査

 

(ロ)情報整備支援型 : 先導的な官民連携事業の導入判断等に必要な情報の整備等の

ための調査(地方公共団体等による調査実施への補助)

 

A   地域プラットフォーム形成支援

  地域におけるPPP/PFI事業の関係者間の連携強化、人材育成、官民対話等を行う産官学金で構成された地域プラットフォームの形成を推進するものです。

 

(イ) 個別案件型 : 具体的な個別事業の案件形成を推進しながら、地域プラット

フォームを形成。

 

(ロ)普及啓発型 : 1年目はセミナー等を実施することにより、エリアにおけるPPP/PFIの普及啓発を推進。2年目以降、具体的な個別事業の案件形成を推進しながら、地域プラットフォームを形成。

 

(ハ) 地域連携型 : 特定テーマを設定の上、そのテーマに関心のある複数の地方公共団体等が地域で連携し、そのテーマにかかる事業の案件形成を推進しながら、地域プラットフォームを形成。(国土交通省委託のコンサルタントの派遣)

 

 ※募集要領や応募様式、お問い合わせについては、以下のURLをご参考ください。

 (http://www.mlit.go.jp/report/press/sogo21_hh_000056.html

     【募集期間 平成2931日 〜 412日】

 

 

【3】地域づくりに携わる人たちの想いと軌跡をとりまとめました!

〜昨日、ふるさとのために何ができただろうか〜

【計画・建設産業課 計画・景観係長 蔦(内線6134)

 

 

 国土交通省は、この度、地域づくりに携わる人たちの想いと軌跡をとりまとめ、公表しました。

 

 今回とりまとめたのは、地域づくり活動の成果ではなく、地域づくりに携わる人たちの想い、活動を始めたきっかけ、苦労や歩んできた軌跡にスポットライトを当てたもので、今も継続している活動です。

 

 様々な地域づくりに関わる方々に共感いただくことで、“次の行動”のきっかけやヒントにしていただくことを目的としてとりまとめました。

 

 下記リンク先に32団体の想いと軌跡を掲載していますので、地域づくりに関わる方々は是非ご覧ください。

→ http://www.mlit.go.jp/report/press/sogo03_hh_000159.html

 

 なお、この中では、平成28年度手づくり郷土賞の一般部門において、「手づくり郷土賞」を受賞された「京橋川かいわいあしがるクラブ」(広島県広島市)を中心とした取り組みが紹介されていますので、ご覧ください。

 

※「手づくり郷土賞」は、地域の個性・魅力を創出し、良質な社会資本及びそれと関わりをもつ優れた地域活動を広く募集・発掘し、これらを全国に広く紹介することにより、個性あふれ活力ある郷土づくりに資することを目的として、昭和61年度に創設された国土交通大臣表彰制度。 

平成28年度で31回目。

 

 手づくり郷土賞の詳細につきましては、下記リンク先をご参照ください。

→ http://www.mlit.go.jp/report/press/sogo03_hh_000147.html

 

 

【4】国営備北丘陵公園−『備北花ピクニック2017』開催!!

【都市・住宅整備課 公園係長 尾長(内線6171)

 

 

 国営備北丘陵公園では平成2948()〜平成29514()まで春の花やレクリエーションを楽しむ「備北花ピクニック2017」を開催致します。

 期間中は、チューリップ、パンジー、ポピー、ネモフィラ、クリサンセマムなど約350万本の花をご覧頂けます。

 また、ステージイベントなど、ご家族で楽しめるイベントを多数開催し、皆様のご来園をお待ちしております。

 

【期間中の主なイベント】

 

 ☆416()423日(日)『FLOWERコンサート』

  地元の高校吹奏楽部によるステージイベント(花の広場・観覧無料)

 

 ☆430()55日(金・祝)『ツリークライミング体験』

   @11:00〜 A13:00〜 B15:00

  備北の自然を感じながら、ツリークライミングをお楽しみいただけます。

  (いこいの森・大人2,500円、小人1,500円、親子ペア(大人1人、小人1人)3,500)

                      

 ☆429(土・祝)30()53(水・祝)4(木・祝)5(金・祝)7日(日)、

  『備北和太鼓フェスティバル』

  広島県内外で活躍する太鼓団体の公演です。

  迫力ある太鼓の鼓動を体感出来ます。(神楽殿・観覧無料)

 

【期間中の無料入園日】

 ☆430() ☆54(木・祝) ☆55(金・祝)

  ※55日(金・祝)は小中学生のみ無料

  ※430日(日)及び54(木・祝)は駐車料金も無料となります。

   大変な混雑が予想されますので、お早めにお出かけ下さい。

  ※年間パスポート加入者は無料入園日以外でも駐車料金は無料です。

 

 詳細につきましては、次のホームページをご参照下さい。

  http://www.bihoku-park.go.jp/

 

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「中国地方まち・すまいづくりメールマガジン」では地方公共団体等の皆様から、独自の取り組み事例等の記事を募集しています。

 

また、「建政部ホームページ」のトップページに掲載する画像データやタイムリーな情報等も募集しておりますので、どしどしお寄せください。

 

記事の掲載希望及び送信先の追加、変更、ご意見・ご要望等について、下記のメールアドレスへお願いします。

 

<編集担当>

計画・建設産業課

計画・景観係長 蔦(内線6134)

E-mailkenseibu@cgr.mlit.go.jp

 

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