
交通機能の改善による魅力ある公共空間・まちづくりの形成
街路事業は、都市における円滑な交通の確保や、安全で快適な都市機能の向上を図る事を目的としています。鉄道の高架化により踏切遮断による交通渋滞を解消し、分断された市街地を一体的に再編する連続立体交差事業をはじめ、交通機関の円滑な乗り換え、駅周辺のバリアフリー化を図る駅前広場等の整備も街路事業として行われています。
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交通渋滞の抜本的な解消を図る連続立体交差事業 |
JR宇野線を高架化し6箇所の踏切を除却することにより、交通渋滞の解消や線路で分断されていた市街地の一体化が促進されています。
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駅前広場等の整備により公共交通の利便性を向上 |
岡山駅の東西をつなぐ自由通路や西口広場の整備が進む岡山駅地区。複数の交通機関が輻輳する鉄道駅などの駅前広場の再編や自由通路の整備を行い、公共交通機関の利用促進や、バリアフリー化が図られます。

岡山駅西口広場の現状 |

岡山駅西口広場イメージパース |
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交通の円滑化・地域づくりを推進する一般改築街路事業 |
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地域高規格道路「山口宇部小野田連絡道路」の一部として整備が進む宇部湾岸線。
都市の骨格として、空港・港湾等の物流拠点と高速ネットワークを連結するとともに、都市内交通の円滑化が期待されます。 |
出雲市駅前のシンボルロードとして整備が進む出雲市駅前矢尾線。交通の円滑化だけではなく、ゆとりと潤いのある都市環境の形成や、地域の活性化を担う道路として、住民参加によるみちづくりが進められています。 |

栄川大橋イメージパース
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歩道空間を活用したイベント状況 |
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交通混雑の緩和を図る都市モノレール・新交通システムの整備 |
広島市内と西風新都をつなぐアストラムライン。都市内の自動車交通の転換を図り、交通混雑の緩和や沿線地域の活性化に大きく寄与するとともに、環境にも優しい公共輸送システムです。アストラムラインの支柱や走行路面などを「道路」の一部として街路事業で支援しています。 |
交通渋滞の緩和
(渋滞長さ)

都市部へ流入する主要道路3路線(国道54号、祇園新道、広島三次線)の朝ピーク時1車線換算渋滞長 |

アストラムライン運行状況 |
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