お知らせ

災害時の緊急車両の通行ルート確保のため放置車両の移動訓練を実施しました!

平成27年11月19日

 平成26年11月に改正された災害対策基本法により、大規模災害時に緊急車両の通行ルートを迅速に確保するため、道路管理者による放置車両の移動が可能となりました。

 これに伴い、災害対策基本法に基づく移動作業手順の確認と、車両移動方法の習得を目的として、災害時における車両移動措置に関する協定を締結しているJAF広島支部((一社)日本自動車連盟)の協力のもと、登坂車線での雪害による車両の立ち往生を想定し、移動用機器(ゴージャッキ、ドーリー)と牽引の3通りの移動方法により放置された車両を移動する訓練を実施しました。


  • 移動前に災対法に基づく掲示と部分除雪を実施

  • ドーリーを装着中(前輪はゴージャッキを装着)

  • 人力により、車両を斜めに進め登坂車線に移動

  • JAF広島支部担当者から牽引方法等を講習

=訓練を終えて=
災害対策基本法に則った車両移動の手順が参加者全員で確認できた。実働訓練で移動用機器の装着方法が習得できた。
ゴージャッキは装着が容易で、迅速な近距離移動に有効である。
車両の移動(牽引)は登り方向に行う。
牽引は弾力のあるロープを使用する。

……などの成果が得られました。

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