芦田川堤防詳細点検結果情報図
芦田川堤防詳細点検結果情報図とは?
福山河川国道事務所では、芦田川と高屋川の国が管理する区間において、河川整備の計画の基本となる大雨が降って川が増水した場合に、堤防が降雨や河川水等の浸透に対して必要な安全性を持っているかを確認するための「堤防詳細点検」(土質調査や数値解析)を行っています。
芦田川及び高屋川の「堤防詳細点検」は、平成16年度から実施していましたが、平成20年3月で全ての詳細点検対象区間の詳細点検を完了しましたのでご報告します。また、「堤防詳細点検」の結果は、地域防災上、大変重要な情報であることから、点検結果を「芦田川堤防詳細点検結果情報図」としてまとめ、ホームページ上に公開しています。
- 堤防詳細点検の実施予定区間 約56.1km の点検を完了しました。
- 点検区間のうち、約49%(約27.7km)の堤防が浸透に対して安全性が不足しています。
今後、安全度がとくに低くかつ過去に被災したことのある箇所について、優先的に対策を実施する予定です。また、その他の対策が必要な区間についても、引き続き増水時の巡視等を行い、その結果に応じて、堤防の強化を順次実施します。また、対策が必要な区間は水防上重要な箇所として、水防団等地元関係機関に周知するなど、洪水に対し十分な体制を確保します。
