芦田川重要水防箇所

重要水防箇所とそのランク

「重要水防箇所」とは、洪水時に危険が予想され、重点的に巡視点検が必要な箇所を示すもので、その重要度によって以下のように3ランクに分類されます。

←重要度 高

Aランク
水防上最も重要な区間
Bランク
水防上重要な区間
要注意

堤防の高さや洪水流下のための断面、堤防からの漏水等の観点から、以下の表のように「重要水防箇所」の「ランク」を指定しています。詳しくは重要水防箇所評定基準 [PDF:7KB]をご覧ください。

種別 ランク
A:水防上最も重要な区間 B:水防上重要な区間 要注意区間
堤防高
堤防断面
法崩れ・滑り
漏水
水衝・洗掘
工作物
工事施工
新堤防・破提跡・旧川跡
陸閘

各種別ごとに一定の基準に従い、ランク分けをしています。

(例)種別「漏水」に該当する区間としては、

  • 漏水の履歴があるが、その対策が終了していない箇所→Aランク
  • 漏水の履歴があり、その対策が暫定的に終了している箇所→Bランク
  • 漏水の履歴はないが、破堤跡又は旧川跡の堤防で、漏水の発生するおそれがあり、かつ対策が終了していない箇所→Bランク

※芦田川・高屋川においては、管内の堤防延長約69kmのうち、「重要水防箇所」は全部で284箇所。うちAランクは、87箇所。Bランクは、197箇所となっています。

※「重要水防箇所」は、河川改修事業など対策を講じることによって、ランクが下がったり、解消されたりします。

※この情報は、台風、梅雨などの出水時に地元の水防管理団体が行う河川の巡視・点検時や、水防団の水防活動時の参考にしていただければと考えています。

資料

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巡視点検項目と水防工法の例

巡視点検項目

出水時には、地元の水防機関によって堤防の巡視点検が行われます。 主な巡視点検項目は以下のとおりです。

  • 堤防からの越水
  • 堤防天端の亀裂、沈下
  • 水衝部の表裏法面の亀裂または崩壊
  • 水門、樋門周辺の漏水及び扉ゲートの閉まり具合
  • 裏法面の漏水。亀裂及び崩壊、または堤内地盤からの漏水・法崩れ・すべり
  • 橋梁とその他の構造物と堤防との取り付け部の異常、または流木などの堆積状況
越水(えっすい)
増水した河川の水が堤防の高さを越えて、外部にあふれ出す状態。このことによってあふれた水が住宅地や田畑に流れ込んだり、堤防の裏面が削られ、破堤の原因となる。
漏水(ろうすい)
堤防や堤防下の土質の弱いところから、増水による水圧で水が漏れ出してくる状態。このまま放置すると、堤防中の水の通り道が拡大し、堤防が決壊するおそれがある。
亀裂(きれつ)
増水時に、水圧や雨水などによって堤防にひびが入る状態。亀裂は水の浸透などによって拡大し、堤防が決壊するおそれがある。
洗掘(せんくつ)
河川の激しい流れや、その流れが運ぶ岩石によって、堤防の表面の土が削り取られる状態。強度を保つのに十分な堤防の幅がなくなり、最終的には決壊につながる。

水防工法の例

積み土のう工(つみどのうこう)
洪水により堤防が沈下した場合や、越水の危険性が生じた場合に、堤防天端に土のうを積み、越水を防ぐ。
月の輪工(つきのわこう)
出水時に堤防裏側に漏水がある場合に、土のうを積むことで、河川水位と漏水口と水位差を縮めて水圧を弱め、漏水口の拡大を防ぐ。

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