一般国道2号 福山道路

交通課題

慢性的に朝夕中心に交通渋滞

 一般国道2号は、瀬戸内海沿岸の諸都市を東西に結ぶ広域的な幹線道路で、地域社会・経済・市民生活の発展に重要な役割を果たしています。

 しかしながら、近年の交通需要の増大に伴い、福山市の市街地を中心に多くの交通課題を抱えています。

渋滞を引き起こす「3つの集中」

市民の交通手段が「車」に集中!
 福山市は年々自動車交通に割合が増加しており、平成13年では通勤に利用する交通の約65%が「自動車」という答えになっています。
 福山市では、人口・自動車保有台数が年々増加しており、このままでは、渋滞はさらに悪化する恐れがあります。
都市の主要な施設が1点に集中!
 JR福山駅を中心とした地区に、市役所・庁舎・会社やデパートなど、主要な施設が集中しており、このため交通も集中しています。
 現在の福山市街地を走る交通量に対して既存の道路では交通容量が不足しており、そのため渋滞が発生しています。
通勤・通学時間帯が集中!
 福山市内の会社や学校の、始業時間のほとんどが午前8時~9時に集中しており、そのために毎日通勤ラッシュが発生しています。

福山市内中心部で交通事故が多発

 特に自動車交通が集中する福山市内中心部では、国道2号周辺に事故危険箇所などが集中しています。


「渋滞・事故・環境」などの改善の声

 備後地域の利用者・地域ニーズのアンケートによると、「道路整備に求められる最も必要と感じられる機能」として、「渋滞」・「安全」・「環境」に関わる機能の改善・回復が求められています。


アンケート調査では各指標の必要性を4段階評価(必要・やや必要・あまり必要でない・不必要)を行っており、各選択肢を1~4点で配点。

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