福山道路開通による整備効果
福山道路の整備により交通が分散し、現道(国道2号)の交通量が大幅に減少します。これにより走行性が向上し、関連路線等の整備と合わせ、渋滞・交通安全・環境面など、福山都市圏にいろいろな効果をもたらします。
所要時間を短縮
周辺市から福山中心部への所要時間が短縮され、ゆとりある移動が可能になります。
渋滞損失時間が減少
渋滞損失時間が減少し、朝夕の通勤・帰宅時間などにゆとりが生まれます。
- ※渋滞損失時間:渋滞がない場合の所要時間と実際の所要時間の差
交通事故率を削減
交通事故率が削減され、安全な道路空間が創造されます。
- ※交通事故率/自動車走行1億台キロあたりの交通事故件数
- ※資料:国土交通省 事故件数:H11~13事故統合データベース、交通量:H11道路交通センサス
夜間騒音を改善
国道2号の夜間騒音要請限度を超えた区間の、騒音が改善されます。
- ※夜間騒音要請限度を超えた区間:沿道に住居が連担している直轄国道のうち、夜間騒音が要請限度(70dB)を超過している区間
SPM排出量を抑制
SPM排出量を抑制し、大気中の粉じんが削減されます。
- ※500mlのペットボトル1本=SPM約100g
- ※SPM(浮遊粒子状物質)排出量:自動車(主にディーゼル自動車)の排気ガスに含まれている燃え残りや、タイヤや路面の磨耗でできた、大気中を浮遊する粉じんのうち、粒径が10ミクロン(100分の1ミリ)以下のもの
CO2排出量を抑制
CO2排出量を抑制し、大気質が改善されます。
- ※クスノキの総CO2吸収量=1.08t-CO2/年(一本当たり)
資料:公害健康被害補償予防協会「大気浄化植樹マニュアル」平成15年 - ※CO2(二酸化炭素)排出量:自動車の排気ガスに含まれる
走行速度の向上は、自動車排気ガスの抑制に有効です。
走行速度の向上によるSPM、CO2の削減効果