昭和63年度
広島県呉市
 呉市内の中心部を南北に貫いている「蔵本通り」を整備し、うるおいの空間をつくり出した。
 6車線あった道路を4車線にしてできた空間を、周辺の公園と一体的に整備したものである。通り全体を「出会い」「集い」「憩い」の3つのテーマにゾーニングし、さらにその中に出会いの広場、水の広場、集いの広場、芸術の広場、こもれびの広場、花の広場を設けている。
 通りは赤レンガを基調として、モニュメント・アンティック風の照明灯や信号灯の設置、電線も地中化されており、植栽なども含めて歩車道や緑地が整備されており、若いカップルや家族連れなど、行き交う人々に落ち着きを与え、親しまれている。
 また集いの広場にある野外ステージでは、市民参加の演奏会などが行われ、休日には多くの人々でにぎわっている。
所在地 広島県呉市中央通り1丁目〜4丁目
関係する施設など 音頭の瀬戸、二級峡公園、二河峡、入船山記念館
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