昭和62年度
広島県竹原市
  竹原市は、風光明媚な瀬戸内海に面し、賀茂川の流域に広がる町で、早くから農耕が進み、加えて江戸時代には瀬戸内気候を利用して塩田が開発され、塩回船により経済的基盤が確立された。
 また市内には、由緒ある神社、仏閣、史跡なども多く、「安芸の小京都」とも呼ばれ、戦災にあわなかったため、江戸時代の面影をしのばせる街並みがほぼ完全な形で残っている。
 この町は、その名のとおり、優れた竹藪が多く、昔から人の心と生活の中に深く溶けこんでおり、市木にも定められている。
 市では、「自然と産業が調和した瀬戸内の公園都市」を目指した町づくりを推進しており、その一つとして市の表玄関である駅前商店街の道路316メートルを「愛が降る道路」という意味で「あいふる316」と名付け、街路樹を豊富に使って親しみと潤いのある買物公園道路として改良整備し、市民から親しまれている。
所在地 広島県竹原市
諸元 延長:316m、
幅員:11〜15m
関係する施設など 竹並木、美化電柱
イベント 春の商工まつり、土曜市、戎講大売出し、竹原戎祭行事