大森町は、島根県のほぼ中央に位置する大田市の一画で、市街地から約10キロメートルの山間部にあるが、わが国有数の歴史的鉱山町として、銀を産出した仙の山に通ずる街道に沿って武家や商家などの旧宅からなる街並みがよく保存され、国の重要伝統的建造物群保存地区の指定も受けている地域である。 |
大森町は文化財保存に関する意識が非常に高く、昭和30年代に文化財保存会が発足し石見銀山遺跡の保存活動などを行っており、歴史的特色のある町並みを保存再生する事業を行い、さらにはまちづくりへと結びつけるよう活動を展開中である。 |
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