この路線は、古くは毛利藩藩邸への登丁路であったため当時の錠曲の形態が今も一部残っており、沿道にも練兵場や藩学館跡などの標石が設置されていることから、“歴史の息づいた街なみ”をテーマとして整備が行われた。 |
整備にあたっては、電線類を地中化し、コンクリート製品やペンキの使用を極力避けるよう配慮している。また、歩道の石畳や車道の一部、ベンチ等には徳山市特産の黒髪石が使用されている。さらに歩道にはサクラをデザインした鋳鉄製のアンティークな街路灯、正面の文化会館前庭にはガス灯などが設置されており、沿道のツツジや桜並木とも調和して、青空の広がる楽しい散策路となるよう十分配慮されている。 |
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