小野田市の有帆地区では、地域住民と学校が協力し、きれいな環境でしか生息できないホタルをよび戻し、自然と人がふれあえる里づくりに取り組んでいる。活動の拠点となっているのは、有帆ホタル川公園と有帆小学校の飼育棟である。 |
ホタル川は人工の河川で、用水は有帆川の伏流水を取水し、循環させている。公園は上流から水辺の憩いゾーン、自然保全ゾーン、水とのふれあいゾーンから構成され、園内には高中木や地被類・水生植物が植栽され、ホタルのシーズン以外の利用にも考慮している。 |
地域では、ホタルの放流式をはじめ、ホタルの夕べなどの催しも行い、ホタルを見て触れることにより、ホタル川を通して自然を身近に感じられる場として親しまれている。 |
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