太田川水系に送る都市用水を利用し、最大出力38,000kw、年間発生電力量約149,000kwhの発電を行います。一世帯あたり1kwとすると38,000世帯分となります。

 土師ダムの水を太田川に送る途中の発電所で電気を作っています。電灯にして一年間で10万人分になります。

 水力発電によりみなさまのご家庭に クリーンな電気を供給しています。

分水取水口から水を太田川水系に供給します

     電気を作っています。

     発  電

発電所 最大出力 年間発生電力量 摘  要
可部 38,000kw 149,000MWH 新設、流域変更

 土師ダム建設開始当時(昭和40年代)の広島市都市圏の上水・工業用水需要の増加は著しく、太田川からの取水も限界に達していました。そこで、江の川水系に建設された土師ダムより、流域変更の方式で取水することを計画し、土師ダム上流約1qの右岸に取水口を設けました。 この取水口から、最大22m3/sを取水し、延長18.804qの圧力トンネルにより太田川高瀬堰上流の可部発電所におくり、38,000kwhの発電を行うものとしました。

項  目 可部発電所
最大出力(KW) 38,000
最大使用水量(m3/sec) 22.0
有効落差(m) 203.5
常時出力(KW) 5,500
常時使用水量(m3/sec) 4.39
常時有効落差(m) 228.82