哺乳類
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ノウサギ
ウサギ目 ウサギ科 ノウサギ属
頭胴長約43〜54cm。低地から亜高山帯までの森林や草原に生息し、低地から山地帯に多い。草や若い木の葉、樹皮などを食べ、通常単独で生活する。早春から秋まで数回出産し、1回に1〜4頭の子どもを産む。
キツネ(ホンドギツネ)
食肉目(ネコ目) イヌ科 キツネ属
本州、四国、九州の平地から高山地帯の森林、草原、農耕地などに棲息し、地面や斜面に巣穴を作る。巣穴には何代も棲み、構造は複雑で、総延長30mにもなることもある。子育ては主にメスが行うが、オスも巣穴に餌を運んだりする。また、若いメスも子育てを手伝う。どちらかというと動物食で、ネズミやウサギ、小鳥、ヘビ、昆虫を食べる。果実や穀物類なども食べる。
タヌキ(ホンドタヌキ)
食肉目(ネコ目) イヌ科 タヌキ属
市街地郊外から山地に生息する。夜行性で、普通は昼間は穴の中や木の上で寝ているが、暖かい日は日中に歩き回ることもある。ネズミやカエル、昆虫、魚、カニなど様々なものを食べ、人家近くのゴミをあさることもある。春にに3〜5頭の子どもを産み、子どもが大きくなるまで家族単位で行動する。
チョウセンイタチ
 食肉目(ネコ目)  イタチ科
日本では本州の中部地方以南と四国、九州の農耕地や山麓部を中心に生息する。頭胴長はオスが28〜39cm、メスが25〜31cm。毛は全身が赤褐色から暗褐色で、鼻の周りは濃い褐色。オスはなわばり持つといわれ、危険を感じた場合やマーキングの時などに、肛門の両側に臭腺から、強烈な臭いの分泌物を出す。ネズミ、鳥、昆虫、両生類など動物だけでなくイチゴ・カキなど植物も食べる。
ホンドテン
食肉目(ネコ目)  イタチ科
山地の森林に生息する。よく木に登る。人家のそばに住むこともある。雑食性で、小動物や鳥、昆虫、落ち葉や果実を食べる。イタチに似ているが、イタチより大型で頭胴長45cm。毛色は黄色〜褐色と、個体によって異なり、また季節によっても変わる。一般に冬は夏毛より薄い色になる。4月〜5月に樹洞などで2〜4頭の子供を産む。
ニホンザル
霊長目 オナガザル科 マカク属
日本に自然分布する唯一のサルで、南は屋久島から、北は下北半島まで分布している。食物は果物、花、木の葉や昆虫で、冬の積雪地では木の皮や冬芽が主食となる。餌付けされていることも多い。春〜初秋の間に1頭のこどもを産む。広葉樹林にすみ、群れで行動する。
ニホンイノシシ
偶蹄目(ウシ目) イノシシ科 イノシシ属
本州、四国、九州、南西諸島等の山地の森林や草原で生活し、特に湿地を好む。体長は110〜 160cm。。雑食で、植物、昆虫、死肉など様々なものを食べる。各地の農村で作物を荒らすこともある。春〜秋に1回、平均4.5頭の子どもを産む。
ニホンジカ
偶蹄目(ウシ目) シカ科 シカ属
森林や草地が入り組んだ場所に多く生息する。寒い地方では、冬季に標高の低い場所や常緑針葉樹林帯などに移動する。ニホンジカは、シカ科の他の動物と比べ反芻能力が優れており、イネ科の雑草やササ、樹木の種子、葉、樹皮、果実など、食性は幅広い。5〜7月に2頭の子どもを産む。
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