鳥  類 
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アマツバメ
アマツバメ目 アマツバメ科
海岸、高山の崖に生息する。岩の裂け目に枯草や羽毛で巣を作る。体長は約20cm。鳴き声はジュリリリ、チリリリなど。繁殖期は6〜7月で繁殖期でも、群れていることが多く、数十羽がひとかたまりになって、ジュリジュリと鳴きながら、えさの昆虫を求めて飛びまわることがある。土師ダム近傍には繁殖に適した岩崖はないが、夏季に渡ってきたものが上空を飛んでいる。
カンムリカイツブリ
カイツブリ目 カイツブリ科 
青森県の湖沼で繁殖し、そのほかの地域では、冬に海岸や湖沼、流れの緩やかな川などで見られる。土師ダムも越冬のために利用される。鳴き声はラ−ラ−ラ−。カモ類より首が細く、くちばしがとがっている。頭が三角形で、冬羽でも冠羽(かんむりばね)が目立つ。カイツブリよりずっと大きいので、まちがえることはない。水の中に潜って魚を捕る。
ホトトギス
カッコウ目 カッコウ科
九州から北海道の南部にかけて分布する渡り鳥。主に山地の森林に生息するが、渡りの時期には市街地なども通過する。体長は約27cmで、キョキョキョという鋭い声で、夜間も鳴く。頭、背、胸は青灰色。腹は白く、太い横帯がある。単独で行動し、主食は昆虫。木の上で鱗翅類の幼虫を好んで食べる。日本ではウグイスに托卵する。国外でも小型のムシクイ類に托卵している。
オシドリ
カモ目 カモ科
北海道から九州にかけて繁殖する留鳥。周りに木が多い湖沼や河川、農耕地に生息し、木の幹にあいた穴などに巣を作る。広島県では県北部などで繁殖記録がある。土師ダムには越冬のために渡来してくる。シイやカシ、ナラなどのどんぐりを好む。体長は約45cm。あまり鳴かないが、ときにはクェッ、クェッと鳴く。オス、メスとも、ほかのカモ類には似てない。オスは、オレンジ色の飾り羽があり、くちばしははピンク色で目立つ。メスは地味。
コジュケイ
キジ目 キジ科
本州、四国、九州にすむ留鳥。中国原産の帰化鳥。積雪の多い地方には分布していない。雑木林や農耕地、草地に生息する。長距離を飛ぶのは苦手で、地上に巣を作り生活する。虫や種子などを食べる。体長は約27cmでウズラより一回り小さい。ずんぐりとした丸みのある体型。姿はなかなか見えないが、鳴き声は大きく、チョットコイピョー、コッコッコッハトなどと鳴く。
オオアカゲラ
キツツキ目 キツツキ科
奄美大島以北の山地の森林に生息する留鳥。北海道から奄美大島まで分布しているが。体長は約28cm。キョッ、キョッと切れ切れに鳴く。アカゲラに似ているが、背や腹の模様が異なる。胸部のわきには、黒い線がある。枯れ木に穴をあけて巣を作る。おもに昆虫類を食べるが、ときにはカタツムリ、ムカデなども食べる。冬から春にかけて、土師ダムの山林内でみられる。
チュウサギ
コウノトリ目 サギ科
本州、四国、九州の草原、湖沼、河川、湿地などで、他のサギ類と集団で繁殖する。冬には東南アジアに渡る。沖縄では、越冬するものもいる。水田などの浅い淡水の泥湿地ほか、草原などで、おもに魚やカエルを捕る。また、トンボなどの昆虫も食べる。ゴイサギやダイサギ、コサギとともに集団で、土師ダムを繁殖場所として利用している。
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国土交通省 中国地方整備局 土師ダム管理所
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