川へ行くときの注意点

川遊び

川遊《かわあそ》び・学《まな》びの5か条《じょう》

川遊び

1.川《かわ》は私《わたし》たち生《い》き物《もの》の源《みなもと》。魚《さかな》・虫《むし》・鳥《とり》などの動物《どうぶつ》や植《しょく》物《ぶつ》のことをたくさん感《かん》じましょう。

2.川《かわ》へは一《ひと》人《り》で行《い》かない事《こと》。仲《なか》間《ま》同《どう》士《し》お互《たが》いに注《ちゅう》意《い》しあって楽《たの》しく遊《あそ》びましょう。

3.川《かわ》は魅《み》力《りょく》もあるが恐《こわ》いところもあります。自《じ》分《ぶん》でよく考《かんが》え自《じ》分《ぶん》のことは自《じ》分《ぶん》で守《まも》りましょう。

4.川《かわ》は常《つね》に変《へん》化《か》しています。遊《あそ》ぶ前《まえ》に下《した》見《み》し、遊《あそ》んでいる時《とき》は天《てん》気《き》や流《なが》れを確認《かくにん》しましょう。

5.川《かわ》へ入《はい》る時《とき》はライフジャケットをきちんとつけましょう。

出典/河川財団「水辺の安全ハンドブック」

服装《ふくそう》・装《そう》備《び》

服装・装備

出典/河川財団「水辺の安全ハンドブック」

水難《すいなん》事《じ》故《こ》の多《おお》くは、息《いき》ができないことによる溺《でき》死《し》だよ。

安全《あんぜん》に遊《あそ》ぶためにもしっかり準《じゅん》備《び》をしてから遊《あそ》ぼうね!

気《き》象《しょう》情《じょう》報《ほう》を集《あつ》めよう

突然《とつぜん》の雷《らい》雨《う》など、予《よ》測《そく》していなかったことが起《お》きることもあるよ。行《い》く前《まえ》だけでなく、遊《あそ》んでいる途《と》中《ちゅう》でも気《き》象《しょう》情《じょう》報《ほう》を確認《かくにん》しようね。雨《あめ》のようすや、川《かわ》のようすは、キッズページの「今《いま》のようすをみてみよう」から確認《かくにん》できるよ!

注《ちゅう》意《い》事《じ》項《こう》・マナー

■危《き》険《けん》を避《さ》ける

ハチ等

川《かわ》原《ら》などでは、スズメバチと出《で》会《あ》うこともあるよ!他《ほか》にもアブなどにも刺《さ》されると痛《いた》みや強《きょう》烈《れつ》なかゆみを伴《ともな》うこともあるので、危《き》険《けん》な生《い》き物《もの》や、守《まも》り方《かた》を知《し》っておこう!

■急《きゅう》な増《ぞう》水《すい》に備《そな》える

ライフジャケット

川《かわ》では、雨《あめ》が降《ふ》っていなくても、上《じょう》流《りゅう》で雨《あめ》が降《ふ》っていたりダムの放《ほう》流《りゅう》によって水《すい》位《い》が高《たか》くなることもあるよ。上《じょう》流《りゅう》側《がわ》に雨《あま》雲《ぐも》が見《み》えたり雷《かみなり》の音《おと》が聞《き》こえたりしたときや、水《すい》位《い》が急《きゅう》に低《ひく》くなったとき、水《すい》が冷《つめ》たく感《かん》じたときは、迷《まよ》わず川《かわ》から離《はな》れようね。河《か》口《こう》付《ふ》近《きん》では、津《つ》波《なみ》の発《はっ》生《せい》も考《かんが》えられるので、津《つ》波《なみ》警《けい》報《ほう》や注《ちゅう》意《い》報《ほう》にも注《ちゅう》意《い》してね!

■いざというとき

滑っている人

水《みず》辺《べ》では、「すべる」「流《なが》される」「落《お》ちる・崩《くず》れる」が起《お》きることが多《おお》いんだよ!安心《あんしん》して遊《あそべ》べるように、川《かわ》に入《はい》るつもりがなくても必《かなら》ずライフジャケットをつけて遊《あそ》んでね!

■マナー

魚

川《かわ》や水《みず》辺《べ》にゴミがあることによって水《みず》が汚《きたな》くなり、魚《さかな》などの生《い》き物《もの》が川《かわ》にいられなくなってしまうよ。川《かわ》だけでなく海《うみ》にも影《えい》響《きょう》するから、川《かわ》で遊《あそ》んだ後《あと》は、ゴミを必《かなら》ず持《も》って帰《かえ》ってね!

出典 / 河川財団「水辺の安全ハンドブック」  Illustration / 山下 航