国道2号廿日市市丸石〜大竹市玖波3丁目の国道沿岸部においては、平成16年〜18年の3カ年連続大型台風の高潮(越波)により通行止めとなっており、また平成16年度においては国道背後地域において「鳴川地区」「下灘地区」が一時孤立するという状況となりました。このため、防災・減災対策について具体的な施設整備(道路護岸の改良<越波対策>等)についての検討を行っていくこととしました。
具体的な防災対策としての施設整備にあたっては、宮島への景観へ配慮する必要があるとともに、事業効果を早期に発現するべく全体事業費のコスト縮減も必要です。当該地区は、日本三景、特別史跡、特別名勝に指定されている厳島(宮島)の眺望が美しく、また当該地区近隣の海岸において唯一自然海岸の残る地域であることから、対策工法の選定にあたっては、地域住民等の意見も踏まえつつ、眺望の阻害や砂浜への影響が少なく、且つ、消波効果の高い構造とする必要があります。
このため、具体的な対策工法の検討にあたっては、学識者、地元自治体、地域住民などからなる「国道2号大野地区沿岸部防災対策検討協議会」(以下「協議会」という。)を設置し、今後の越波等に対する防災・減災対策について広く住民意見も踏まえながら、景観面・構造面等について検討を行いました。
協議会の開催日程