広島都市圏みちづくり懇話会
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広島都市圏の現状と課題について(レジュメ)

1. 人口、雇用等の状況について

・広島都市圏の人口は、札・仙・広・福の中で唯一社会減

中国・九州からの流入がなくなり、流出に転じている

・広島都市圏の就業人口は、札・仙・広・福の中で唯一社会減

商業・製造業の減少が顕著(ただし、東広島・廿日市の就業人口は増加傾向)

・広島都市圏は、若者の定着に課題

29歳以下人口が減少傾向(ただし、東広島・廿日市は増加傾向)

課題1. 圏域全体で若者を集め(定着させ)、人口社会減に歯止めをかけるか

2. GDP等の状況について

・広島市のGDPは、札・仙・広・福の中で減少傾向が顕著

卸売・小売業及び製造業の落込みが著しく、サービス業の伸びが小さい

ただし、東広島等の周辺域はGDPが増加、特に製造業の伸びが経済を牽引

・広島市は卸売業だけでなく、金融等も含めた支店経済の低迷が顕著

広島市は卸売業・金融・通信業等の支店従業者数が減少傾向

・製造業の減少は、輸送用機械の低迷によるもの

ただし、東広島は電気機械、呉は鉄鋼がそれぞれ伸びている。

課題2. 広島市の支店経済(拠点性)を高めるとともに、周辺域の製造業を伸ばす等、いかに圏域全体で一体的に発展していくか 

3. 都市機能の集積状況

・広島都市圏は、広島市と周辺域が相互に依存する関係

教育サービスは東広島が傑出、逆に文化・厚生サービスは周辺域が広島市に依存

周辺域から多くの人が広島市に通勤

課題3. 広島市と周辺域をいかに有機的に結ぶか 

4. 国内外とのつながり

・広島都市圏は、札・仙・広・福の中で港湾取扱貨物量、国内線旅客人員等が少ない

・広島都市圏の2時間圏域人口は、この20年で大幅に増加(ただし、福岡の半分の  規模)

課題4. 広島都市圏にいかに人・モノが集まりやすい環境を整えるか

5. 広島都市圏の活力に資する道路整備とは?(第2回に向けた提案)

・周辺域も含め、いかに製造業を支えていくか

例)産業団地の高速IC20分アクセス率

・中心市からいかに早く周辺域の主な施設に到達するか

例)広島市役所からの30分等域と主な都市機能配置の推移

・空港や港湾からのアクセスを改善し、いかに人・モノが集まりやすい環境にするか

例)広島港と高速IC、広島空港と広島市内中心部とのアクセス時間

説明資料はこちらからダウンロードできます。(PDF形式、4MB)

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