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平成11年10月22日

西広島バイパス(2号高架)都心部延伸事業
工事に伴う交通規制のお知らせ

〜新旭橋高架道路部床版と旭橋西詰の橋脚補強に伴う防護工の設置工事〜


1.西広島バイパス都心部延伸事業

 広島都市圏でも屈指の西広島バイパス入り口付近の渋滞を緩和し、広島西部地域からの交通を都心部に円滑に導入するため、西広島バイパス(2号高架)を都心部まで延伸する事業を進めています。
 その第1歩(1期区間)として、観音本町1丁目から庚午北2丁目までの約2.1kmについて、既設区間の4車線化と高架の延伸を行っています。


(クリックすると、拡大図が表示されます。)

2.今回の工事に伴う交通規制の概要

 既設区間の4車線化を行うにあたり、太田川放水路に架かる新旭橋について、その高架道路(自動車専用部)の床版に対し補強工事を行います。また、現在、補強工事中の庚午高架橋の橋脚について、旭橋西詰めの門型橋脚3基を対象に「梁」部分の補強工事を行います。(別添 規制チラシ:規制断面図参照)
 これらの補強工事に先立ち、作業用足場及び作業中の落下物防止用の防護工を設置しますが、それに伴い、交通規制を行います。

 
○工 事 の 内 容 :新旭橋の高架道路部の床版と庚午高架橋の門型橋脚の補強に伴う防護工の設置
○交通規制の期間 :平成11年11月1日〜平成11年11月30日(予定)
(土曜・日曜、祝祭日は除きます)
○交通規制の箇所 :一般国道2号 広島スタジアム入口交差点〜西広島バイパス入口交差点付近
○交通規制の内容 : 防護工の設置に際し、道路上にクレーン車などの作業用車両 を配置して行いますので、現道の諸交通の安全を確保するため、やむを得ず、夜間の交通規制を行います。
夜間22:00〜翌5:00、廿日市方面への平面道路は通行止めとし、高架道路は廿日市方面専用の一方通行(大型車も通行可)となります。
 ※その他詳細については別添のチラシを参照して下さい。

 

3.位置図
 

 

〔参考〕

1.これまでの経緯

 西広島バイパス(2号高架)都心部延伸は、広島南道路との役割分担を考慮した上で、広島西部地域からの交通を都心部に円滑に分散・導入させるものとして、平成6年8月に都市計画の変更を行いました。
 その後、平成7年1月に発生した阪神・淡路大震災を教訓とした、高架道路の1本柱橋脚の補強工事を最優先に進め、昨年12月に、この補強工事が完了しました。
 その後、全線完成に向けての第1歩(1期区間)として、平成10年度より、庚午から新観音橋東詰めまでの間約2.1kmについて、2号高架の4車線化及び延伸工事に着手することとしました。現在、己斐・庚午地区・南観音地区及び観音本町地区において、それぞれ、橋脚補強工事及び延伸部の準備工事を進めています。

●完成予想図(南観本町付近)

2.整備効果

  ○渋滞緩和

  ○沿道環境の改善(電線類地中化、歩道美装化、遮音壁・低騒音舗装の整備等)

3.観音高架橋の経緯

・平成6年 8月: 高架部の延伸を竹屋町交差点東とした計画として都市計画決定の変更(L=2.7q延伸)。
・平成8年11月: 阪神淡路大震災を教訓とした1本柱橋脚の耐震補強工事に着手。
・平成10年12月: 1本柱橋脚の補強工事が完了。
・平成11年 2月:

己斐・庚午地区の門型橋脚の補強に着手。

・平成11年 3月: 1本柱橋脚の補強工事が完了した街路区間において、低騒音舗装を実施。
・平成11年 5月: 延伸工事の準備工事(街路樹の仮移設)に着手。
・平成11年 7月: 観音本町交差点〜広島スタジアム入口交差点の街路区間において、低騒音舗装を実施。
・平成11年 8月: 南観音地区(旭橋東詰)の門型橋脚の補強に着手。
・平成11年 9月: 延伸区間の電柱等の移設に着手。

工事中の基本的な交通規制

 ○工事中の交通渋滞を極力低減させるため、昼間の車線数は現状確保します
   (但し、車線幅員は縮小、観音本町地区の片側4車線は片側3車線を確保)

 ○現道の諸交通の安全を確保するため、一部作業について、夜間交通規制します。

※詳細な交通規制の形態については、その都度、周知につとめます。

※今後の工事予定等のお知らせ
 西広島バイパス(2号高架)都心部延伸事業につきましては、節目となる工事の都度に、その工事の概要や交通規制の内容について、情報提供として、広く一般にお知らせするため、今後とも事前に広報していく予定です。


[当資料に関するお問い合わせは]
国土交通省 中国地方整備局 広島国道工事事務所
TEL (082)281-4131 FAX(082)286-7897
E-mail Address:hirokoku@cg.moc.go.jp