国土交通省中国地方整備局 広島国道事務所 [to TOP]

平成15年5月27日

(一般国道2号 西広島バイパス)
リフレッシュ工事のお知らせ

 ◎中央分離帯を改修し交通環境の改善をはかります

 ◎五日市高架橋の路面を改修し沿道環境の改善をはかります


■西広島バイパスリフレッシュ対策について

国道2号西広島バイパスは、道路供用後30年が経過し、

  1. 交通事故の頻発による交通安全対策の必要性
  2. 橋梁、トンネル等の道路構造物の劣化による補修・補強の必要性
  3. 交通量の増加による沿道環境改善の必要性

が望まれている。
 こうした中、各対策を個別に実施するのではなく連携調整を図りつつ、重点的に事業を実施することにより、道路利用者・沿道住民に対する影響を最小限に止め、事業の費用対効果を最大限とすることを主眼とした「西広島BPリフレッシュ対策」の事業を今後展開していきます。

 西広島バイパスリフレッシュ対策の事業メニューの第1弾として、この度、2つの対策を行います。

一.中央分離帯を改修し交通環境の改善をはかります
 現在の中央分離帯では、(1)対向車線へのはみ出し防止、(2)対向車の眩光防止、(3)緑の確保といった目的で設置しています。
 中央分離帯の改修は、これまで以上に道路交通の安全性の向上・道路管理のための交通規制減少・交通渋滞の解消などを目的として、このたび試験的に実施します。

二.五日市高架橋の路面を改修し、沿道環境の改善をはかります
 五日市高架橋は橋桁の継ぎ目を舗装の下に設置(ノージョイント化)し走行時の振動音を低減します。また、走行時の騒音が低減される低層音舗装を実施し、沿道環境の改善をはかります。

■工事の概要
  • 工事場所
     広島市佐伯区皆賀一丁目から佐伯区千同一丁目(L=2,600m)
     ☆中央分離帯の改修  L=1,500m
     ☆五日市高架橋の改修 L=1,100m
  • 工事時期(予定)
     平成15年5月19日から平成15年11月末日
  • 工事内容
     ☆中央分離帯の改修
       中央分離帯用ガードレールを設置、遮光板設置
       植樹を移植し地被類の植え付け
     ☆五日市高架橋の改修
       埋設型伸縮装置への更新、低騒音舗装への改修
■整備の効果
☆ 中央分離帯の改修
・眩光防止の連続性を確保し、安全性が向上
・事故車両の対向車線への逸脱防止
・中央分離帯(植樹等)管理による交通規制日数が減少
・これにより、交通規制による渋滞の解消
・道路維持管理費の削減

☆ 五日市高架橋の改修
・走行時の騒音・振動が低減される
・走行時の衝撃がなくなりスムースな走行ができる

■その他
○利用者の意見を聞き、整備の参考にしていきます
  西広島バイパスのより良い交通環境や自然環境などの視点から意見を集約し、今後の整備計画の参考にしていきます。
○工事期間中は現地の規制に従って走行していただきますようご協力をお願いします。
  また、工事期間中は車線規制を実施しますので、交通渋滞が予想されます。
  併せてご理解・ご協力をお願いいたします。
連絡先 国土交通省広島国道事務所 管理第二課
     TEL(082)281-4131 FAX(082)286-7901
 
▼クリックすると拡大図が表示されます。
西広島バイパス 中央分離帯整備イメージ図


   

[当資料に関するお問い合わせは]

国土交通省 中国地方整備局 広島国道事務所
【担 当】   副所長 村上 則男
         管理第二課長  川端 誠
【広報担当】 調査設計第一課長 吉岡 大藏

TEL (082)281-4131 FAX(082)286-7897
E-mail Address:hirokoku@cgr.mlit.go.jp