国道2号西広島バイパスは、道路供用後30年が経過し、
- 交通事故の頻発による交通安全対策の必要性
- 橋梁、トンネル等の道路構造物の劣化による補修・補強の必要性
- 交通量の増加による沿道環境改善の必要性
が望まれている。
こうした中、各対策を個別に実施するのではなく連携調整を図りつつ、重点的に事業を実施することにより、道路利用者・沿道住民に対する影響を最小限に止め、事業の費用対効果を最大限とすることを主眼とした「西広島BPリフレッシュ対策」の事業を今後展開していきます。
西広島バイパスリフレッシュ対策の事業メニューの第1弾として、この度、2つの対策を行います。
一.中央分離帯を改修し交通環境の改善をはかります
現在の中央分離帯では、(1)対向車線へのはみ出し防止、(2)対向車の眩光防止、(3)緑の確保といった目的で設置しています。
中央分離帯の改修は、これまで以上に道路交通の安全性の向上・道路管理のための交通規制減少・交通渋滞の解消などを目的として、このたび試験的に実施します。
二.五日市高架橋の路面を改修し、沿道環境の改善をはかります
五日市高架橋は橋桁の継ぎ目を舗装の下に設置(ノージョイント化)し走行時の振動音を低減します。また、走行時の騒音が低減される低層音舗装を実施し、沿道環境の改善をはかります。
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