国土交通省中国地方整備局 広島国道事務所 [to TOP]

平成16年1月5日

一般国道2号西広島バイパス都心部延伸事業
 平成15年度工事発注の見送りについて


 一般国道2号西広島バイパス都心部延伸事業(西区庚午北〜中区平野町:延長4.2km)については、昨年10月31日に西区庚午北〜中区舟入中町までの2.1km区間の4車線化・延伸工事を完了し、開通しました。

 残る中区舟入中町〜中区平野町までの2.1km区間の延伸工事についても、早期に着手するべく準備をしておりましたが、平成16年1月5日付けで、以下のとおり、広島市長より広島国道事務所長宛に、平成15年度予算の平成15年度内の執行見送りの依頼がありました。

 広島国道事務所としては、西部方面からの自動車交通による渋滞の緩和や沿道環境の改善を図るため、事業の早期の完成を目指しているところですが、現時点での広島市の現状を考慮したうえで、広島市長からの依頼を踏まえ、平成15年度予算による工事発注を見送ることとしました。

 なお、平成16年度以降の延伸事業の取扱いについては、広島市をはじめとする関係機関と調整しながら早急に検討していきたいと考えております。


■広島市長よりの平成15年度予算の平成15年度内の執行見送りの依頼

参考

一般国道2号 西広島バイパス都心部(高架)延伸

■『都心部(高架)延伸事業』は、広島市中区平野町〜広島市西区庚午北間(延長4.2km)の事業です。
 『都心部(高架)延伸事業』は、西部方面からの広島市中心部に向かう交通を円滑に流入、分散させることによる渋滞の緩和と、大型車等の高架道路への転換及び遮音壁等の道路構造対策によって沿道環境の改善を図ることを主な目的としています。
■事業区間のうち広島市中区舟入中町〜広島市西区庚午北間(延長2.1km)は、平成15年10月31日に開通したところです。

10月31日の開通により、国道2号交通量の約6割が高架道路を通行し、渋滞緩和,沿道環境の改善が図られていることが確認されました。 (既報/ H15.11.17 H15.12.19)

  1. 朝ピーク時の上り方向の渋滞は約1,400m短縮、通過時間は約19分の短縮
    高架部は、観音本町交差点から新観音橋東詰交差点に渋滞の先頭が移動

  2. 夕ピーク時の下り方向の渋滞は解消、通過時間は約25分の短縮

  3. 大型車をはじめとする多くの交通(約2割 1.8万台)が高架道路に転換
    高架道路整備区間において沿道環境は改善
    特に、南観音地区において、昼間約8dB、夜間約11dB低減

【事業概要】
  ●事業区間 :広島市中区平野町〜広島市西区庚午北2丁目
  ●延長 :L=4.2km(2〜4車線)
  ●事業着手 :昭和46年度
  ●H15末供用済延長 :L=2.1km
  ●都市計画決定 :平成6年8月18日

 

観音本町付近

観音オフランプ付近


    [当資料に関するお問い合わせは]

国土交通省 中国地方整備局 広島国道事務所
【担 当】 共同溝課長  松村 守
       調査設計第1課長     吉岡 大藏

TEL (082)281-4131 FAX(082)286-7897
E-mail Address:hirokoku@cgr.mlit.go.jp

道の相談室 0120-106-497(ドウロヨクナレ)